2019年9月23日月曜日

「誰でもどうぞ」ではなく、居場所こそカラーを濃くして

僕自身は、個人的には、学校が全てだとも思っていないし、学校“を”居場所に、だなんて思っていないです。

学校以外の、しかもインフォーマルな支援を提供してきているから、形式はどうあれ、その子にとって居場所があることが大切だと思っています。

僕の立場からしても、学校以外の形で子どもの居場所ということについて一生懸命に取り組む方たちと出会うことはとても多いです。

いずれの方も素敵で、エネルギッシュな方たちです。

そういう、仲間や先輩方の積み重ねの成果として、居場所というものが多様性を持ち始めているわけです。

でも、やっぱりまだまだ“点”だという印象も個人的には持っています。

居場所と居場所が繋がりをもっともっと太くかたい線で結んで、線と線が交わりネットワークになり、網の目が細かくなり面となり…

もっと、そうなってほしいと考えることが最近多いです。

「誰でもどうぞ」は、間口こそ広いけど、意外といわゆる“お行儀の良い子”が集まる気がしています。

「うちはこんな感じ」「あそこはこんな感じ」と、それぞれがカラーを濃くして、明確に選べる選択肢が増えることが必要なのかも。

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