大学生と一緒に展開している月曜日の学習サポート。
「勉強したくなーい」というのが口癖のような小学校6年生男子。
とにかく楽しそうにお喋りしたり、室内にあるホワイトボードにお絵描きを始めたり…(^^;
「勉強したくなーい」子にとっては、大変ですよね~。
僕は大学生に任せているので、やり取りを基本的には眺めています。
会場の備品が壊れるような使い方をしない限り、ただただ子どもと大学生サポーターの様子を見ています。
大学生を自分のペースに誘い込みたい子ども。
子どもになんとか学習の方へ向いてほしい大学生。
駆け引きが面白いです。
僕から大学生へは「学習塾とは違うから、学習をすること、成果を上げることにとらわれずに、『学習のサポート』になると思う関わりを」と注文を出しています。
まずは信頼関係を作って「この人となら過ごしても良いかな」と思ってもらえて、その先に「この人となら勉強しても良いなぁ」みたいなものが芽生えれば良いと思うので。
「サポート」「支援」…言い方は色々あるかもしれませんが…この類い、基本は“待つ”ところにあると思うのです。
何もせずに待つのではなく、機会を逃さないようにして“待つ”。
そういう仕事だと思っています。
「今!」って思ったときに踏み込んで、内で備えていたものを子どもたちへ手渡すイメージ。
そういう根気強さが必要だと思います。
今日は、ホワイトボードに落書きし始めた子どもを、しばらくは机上に戻すためにどうしたら良いかな?と考えていた大学生。
でも押しても引いても状況は変わらず。
そこで大学生サポーター考え始めました。
大学生からホワイトボードに向かっていきました。
学習内容としては、図形をしていたことが幸いしました。
ホワイトボードに対象な図形を描き始めて、ホワイトボード上でやり取りを始めました。
それに子どもが乗ってきて、気がつけば机上に戻っていました。
スゴいぞ、大学生!
こうやって手立てになる手札を増やしていくんですね。
子どもに寄り添いながら。
大学生サポーター皆さんが、息抜きと学習、お互いを知るためのコミュニケーション…
限られた時間をどのように使うか、子どもを見ながら組み立てられるようになってきました。
楽しみな、頼もしい大学生が集まってくれて嬉しく思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿