未就学児のA君。
今日で4回目のレッスンでした。
これまでずっと泣きながらプールに来ていたA君が、今日はニコニコとお母さんと手をつないで歩いて現れました。
よし!
お母さんとロビーでお別れをして、更衣室でも、プール室でも泣くこともなく、むしろ少し嬉しそうにルンルンと跳ねるようにして歩いて移動をしていました。
着替えも自分ですることを試みたり、これまで嫌がっていたロッカーキーを手に巻くことも嫌がらずにスッと手を差し出してくれました。
プールの中でも、周りの人に笑顔を振りまきながら過ごしていました。
ビート板にしがみついて、足を動かしてバタ足っぽいこともして、得意げな表情をしていました。
今日見せてくれた、ちょっとヤンチャそうな表情が彼の本来の姿なんでしょうね。
こういう可愛い表情をこれからたくさん見せてくれるのでしょう。
楽しみです。
前回までのレッスンで散々泣きながら過ごしていて(周りの人がプール嫌いなんだね、と心配するくらい^^;)、僕の方で泣く理由や、彼の主張、彼自身のことを周りの人にもお話をしながらのレッスンでした。
そうすると周りの方も「なるほどねぇ、おばあちゃんは応援しているからね」と声をかけてくださいます。
こういうことも間違いなく彼の勇気になるし、支えになるのだと思っています。
そんな声をかけてくれる応援団の方たちですから、当然今日の様子の違いに気づいてくれました。
「あらー、あんたそんな素敵な笑顔だったとね」
「上手ねー、がんばれー」
「かわいい」
もう、彼はプールで一人じゃないです。
たくさんの仲間の中でこれからレッスンが出来ます。
一緒に楽しんでいきます。
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