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2017年5月14日日曜日

人の欲求を満たすことが仕事ということだけど、その先に依存を生まないために心掛けていること

人の欲求を満たすことが仕事、ということは言うまでもありません。

もちろん、僕もそういう意識を持ちながら仕事をしているわけですが、1つ心掛けていると言うか、気を付けていることがあります。

それは「○○して欲しい」とい欲求にはストレートに応えないようにする、ということ。

これに1度応えてしまうと、依存関係を生みかねないと思っています。
経験的に言って。

じゃあ、どこに応えるのか?

「○○したい」という欲求に対しては、「どうやったら満たして上げられるかな?」と考えます。

微妙な違いですけどね。

「○○して欲しい」というのは、端から他人に頼ろうという意識が全面に出ていますから。
自分で動かない、人任せにする人は、こういう欲求を表出してきます。

「○○したい」という欲求には、自分でもなんとかしたい、という意識が含まれます。

例えば「美味しいものを食べたい」と「美味しいものを作って欲しい」では、違いますよね?

そういうこと。

「美味しいものを食べたい」と思う人は自分で作るなり、食べに行くなり、自分で動くことが前提なんです。

「美味しいものを作って欲しい」と思う人は「誰かやって~」の姿勢なんです。

だから「○○したい」は満たして上げても良いけれど、「○○して欲しい」には、慎重になって、ストレートに応えることはせず、その中にある「○○したい」を掬い上げるような聞き方をしていく必要があるんです。

そうすると、誰かに誰かに振り回されて悩むことは大いに減ると思うんです。

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