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2020年5月16日土曜日

いつもと服装が違う、その理由は?

学習サポートで関わっている中学生。
いつもはかなり薄着の彼。
そんな彼が季節外れの厚手の洋服を着て現れました。

でも、こちらから聞くことはしませんでした。

まずは様子を見ていくことに。

動きが多い。
喋りも多い。
いつもよりもずっと。

ただ、決して悪い感ではなさそうなんです。
いつもと違うだけ。

でも、きっと何かあるはず。

休校の終わりも見えてきてドキドキし始めたとか、あるいは、それがちょっぴり憂鬱とか、雨も降っているし、なんとなく気分が違うとか…

いつもと違うということ=調子が悪い、ではないかもしれない。

だからただ静かにその様子を見て、その理由を考えて…彼と一緒にいるだけにしてみました。

2020年5月5日火曜日

子どもの日2020、AM

コロナのこともあり、今年は休みを作りやすい連休になっています。

今日、子どもの日も僕はお休みをいただきました。
昨夜、息子の晴哉が寝る前に「お父ちゃん、明日もいっぱい面白いことしようね」と声をかけてきました。
「うん、そうだね。一緒に考えて面白いこといっぱいしよう」と約束して就寝。

今朝、永田家の朝は早い。
休みであろうがほとんど変わらない生活リズム。
夜は息子は21時頃には完全就寝(本当はもっと早く寝かせてあげたいけれど^^;)、朝は6時には、だいたい家族全員が起床。

朝「お父ちゃん、昨日さ、面白いことしよう、って言ってなかったっけ?」と晴哉が起きぬけに声をかけてきました。

いつもなら「そうだね、朝ごはん食べたら一緒に考えようか」と少しこちらのエンジンがかかるのを待つところですが、今日は子どもの日。

この日は全力で息子に付き合うことを決めています。
朝イチから頭を巡らせて、面白いことを提案して付き合う事にました。
晴哉も4歳。
体力もグングンついてきて、タフになってきました。

そこで普段は近所で済ませる愛犬の散歩を、車で少し移動して、さつき松原の遊歩道を散歩することに。
晴哉大隊長率いる探検隊になりきり、木々に囲まれた遊歩道を“探検ごっこ”をしながら賑やかに散歩しました。
とても面白かったようで、ニッコニコの晴哉でした。
もう一人の息子、愛犬とわも普段歩くアスファルトとは違う落ち葉でフカフカの散歩道でご機嫌でした。
遊歩道を出て、田んぼの脇を歩いているときも“探検ごっこ”は続きます。
写真のような用水路を見て、大隊長は「この川には、黄色とオレンジの色の魚がいるとよ。見つけたらカッコいいとよ」となり切っていて、二人で釣りをする真似をしました。

帰って朝食を食べ、少し休憩した後、今度は部屋でバランスボールを使って体操をしたり、室内ジャングルジムや畳の縁を使ってプチサーキットを作って遊びました。

その後、トミカのミニカーで遊んで、庭で砂遊びをして。

さらにさらに…公園へ出かけてひとしきり遊び…

ようやく午前中が終わりました。

午後は、ズームを使って初節句を迎える甥っ子と顔を合わせる予定で、これも晴哉は楽しみにしています。

いろんなことを考えこみがちになりますが、今日だけは目いっぱい晴哉と遊んでやります!


2020年5月1日金曜日

レポート課題に取り組む新高1の子の話

今春、私立高校へ進学が決まったH君。
1年半ほど学習でお付き合いをしてきています。
この緊急事態宣言の影響で、入学も先延ばしにされています。
けれど、高校から課題プリントが送付されてきて、取り組んでいます。

教科のプリントと、レポート形式のプリントと、彼一人で取り組むにはなかなか難儀するであろう課題…(^^;

昨日はレポート形式の課題を持参して「行き詰まったら助けて」と。

レポートは「最近の気になるニュースを1つ取り上げて、そのニュースの概要と感想をまとめなさい」というもので、B5サイズのプリントに枠線があり、その中にまとめるものでした。
字数制限も無いし、途中に図を描いても良いとのことでしたから、分量としては負担になるようなものでは無いのですが、ニュースの選定と、それをまとめる作業、彼なりの感想を書くこと、これらは大変そうでした。
特性と経験の不足により分からないことが多いのです。
自信が持てないのです。
彼との付き合いでは、この自信を持てるように経験を作る手伝いをする、が僕の役割だと決めています。

さて、彼がスマホを使ってニュース記事を探し、選んだのはコロナウイルスが日光で死滅する可能性について書かれた記事でした。

書かれている内容は、理解したようです。
でも、それがどういうことか?ということは、変換が難しいようです。

「日光でコロナウイルスは死滅する」は分かる。
でも、例えば「どういうところは死滅しやすくて、どういうところは死滅しにくくて残るのか」という想像が難しいようです。

記事の要点はまとめられるけれど、そこに自分の考えを反映させるのは難しい、ということが起こっています。

まだいくつか類似の課題があり、僕と一緒に取り組む予定もあるので、自信の芽生えに繋がるような関わりを目指したいと思います。


ところで、この子のように学習サポートを休校期間中も続けることにしている子が何人かいます。
時間、換気、手洗いうがい、座る位置、マスク、お互いにそういうものに気を付けながら、僕の自宅の一室で学習を行っています。
民間なのに、この期に及んでまだ個別の支援をしているの?学習塾だって休んでいるじゃないか、という声があるのも承知しています(直にメールで1件来ましたし…)。

でも特別支援が必要な子にとって、中長期に及ぶ中断というのは、特に深刻になることがあります。

そういう意味でご家庭の意向があれば、出来る限り対応を目指したいと思っています。