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2019年7月29日月曜日

大学生サポーターさん、奮闘中♪

Cokaraひのさとの学習サポート中です。

学習に取り組む一組の女の子と大学生サポータ―。

前回は、ずっと机上でやり取りをしていたのですが、「空間は自由に使って良いよ」と伝えていたら、今日は会場にあるホワイトボードを使ったり、僕の元へ来てやり取りに加わえようとしたり、と工夫を始めています。

これは恐らく、大学生サポータ―だけでなく、子どもの方でも一歩進むために考えてきているのでしょうね。

ここから。

「寄り添う」と一言で言うのは簡単ですが、「どのように」寄り添い合うのか?はとても大切。

母性のように丸ごと包み込むような寄り添い方をするのか?
父性のように張り合いを見せながら寄り添っていくのか?

学習“サポート”として、どんな展開をサポーターさんが思い描くのか。

恐らく、付き合いを重ねていくうちに、「あれ?」という場面は来るでしょう。

その時に、今巡らせている考えや思いが、きっと役に立つと思います。

CoCokarakaraひのさと学習サポート中です

大学生のサポーターさんと共に行う学習サポート。

2回目。
初かいとは違ったドキドキが子どもたちの中にもサポーターさんの中にも芽生えているように見えます。

ここからがスタートですね。

お互いのことをより知り為に、どんなことを展開していくのか。



ドキドキしつつも、初回よりもみんなが柔らかい声と表情で過ごしていることは嬉しい限りです。

宿題が捗ることを喜んでいる子もいます。

支援としては、これからもっともっと掘り下げていくにしても、こういう風にこの場で喜びを感じてくれる、というそれだけで企画自体は及第点のようにも思います。


子どもにも大学生サポータ―にも満足感を得てもらえるような場づくり。
僕はこの時間、それに徹したいと思います。


2019年7月28日日曜日

人同士の関わりだからこそ

土曜日の17時から行っているプールのレッスンは、生徒が女の子なので、大学生に更衣のサポートに入ってもらっています。

大学生たちのスケジュールもあるので、二人でペアを組んでもらって、どちらかが来てくれればOK、という形を取っています。

本当に二人とも頑張ってくれているし、意欲的です。

依頼して約3ヶ月。

昨日は、二人ともスケジュールの都合が着くとのことだったので、二人に来てもらいました。

そして昨日は、一方の学生さんのサポートの様子を、もう一方の学生さんに見てもらうことにしました。

見てもらった大学生に、 終わったあとに話を聞いたら、「私のときと全然違う」とのことでした。

やり方云々の話ではなく、子どもの様子が違うとのことでした。

なので、当然、それに伴って介助や介入の仕方も変わってくるよね、という話が出来ました。

統一した方が良い点、対象者と支援者側の個性やコミュニケーションに伴うオリジナリティある関わりで良い点。

支援の中では、そういうものがあると思います。

彼女たちの中で、きっと色々なことを考えるきっかけになったことでしょう。

近々、今回とは役割を交代して、機会を設けようと思います。

人に知識として教わることも大切なことです。
でも、実践ではそれだけではどうしても不足しがちです。

自分で感じて、考えて、の機会は必ず必要なこと。

そういう機会もせっかくだから用意したいです。

もちろん、僕自身のためにも。

2019年7月26日金曜日

声かけのタイミングで関係性が良くなるかも、という話

赤間保育園のサポートに入り始めて4週目が終わりました。

この間に、対象児のことをとにかくいろんな視点で観察することを意識してきました。

サポートと言っても、週に2日、1回4時間くらいなものですから、保育士さんたちの方が断然、子どもたちと過ごす時間は多くなるわけですから、保育士さんたちの保育の助けになるように、ということを第一に考えてきたつもりです。

今日は1つ、保育士さんから嬉しい報告がありました。

対象児の1人の男の子について。

彼は、保育者側からの声かけから、行動に移るまでに平均で7分要することが見えてきました。

先週土曜日の会議の折、その旨をお伝えしていました。

それを意識してくださった保育士さんが、僕のいない日に声かけから時間を計ったら、確かに約7分で行動に移したとのことでした。

「そう思ったら声かけのタイミングが変わった」
「待ちやすくなった」

そうです。

何度もしつこく声をかけたり、お互いに不要な問答をしなくて良くなる可能性がグッと広がります。

そうやって穏やかなやり取りを重ねることで「この人なら」という安心感が芽生えてくれば良いな、と思うところです。

もちろん、熱くなるようなやり取りも、たまには良いのかもしれません。
個人的には、そういうのも人間っぽくて好きです(^^;

ただ、いつでもそうなるとお互いにキツくなってしまいます。

せっかく出会った子どもと保育者。

お互いの絆が強くなるような、そんな時間を重ねてほしいと思います。

その一助になるようなサポートを目指していきます。

2019年7月23日火曜日

親子の後ろ姿

子どもたちと顔を合わせて、実際にお付き合いしていく時間ももちろん好きです。

それとは別に、親子の並んで歩く後ろ姿もかなり好きです。

昨日のCoCokaraひのさとでの学習サポートの終わり際。

小学校高学年のTくん。
本当によく、そして楽しそうに大学生と学習をしていました。

終わりの時間になり、お母さんがお迎えに来たときにも、満足そうな顔でお母さんに笑顔を向けていたのが印象的で、嬉しくなりました。

それから次回の確認をして「バイバイ!」と挨拶した後、姿が見えなくなるまでと思い、後ろ姿を見送っていました。

すると、二人で方を寄せ合って何やら話ながら歩いていました。

お母さんがT君の頭を笑いながらクシャクシャっと撫でて、嬉し恥ずかしそうにお母さんをちょっと突き放して、また肩を寄せ合って歩き出して…。

対象者と支援者の関係も必要は必要。

でも、こんな風に家族のつながりを見守ったり、場合によっては、より確かなものになることを手伝うことが大切なのでは?と、改めて感じています。

本当に気持ちの温かくなる光景でした。

こういう場面を目に出来るのは、支援者の特権です♪

子どものレッスンの横でお父さんも頑張っています!

小学校低学年のHくん。
僕とはプールでお付き合いしています。

彼のお父さんは、お仕事が交代勤務なので、休みが曜日で固定ではありません。

なので、お父さんのお仕事がお休みの日には、お父さんがプールまで連れてきてくれます。

プールに到着して、僕に子どもを預けると、お父さんは一旦、一服しに館外へ出ます。

そして、僕らが更衣を終えてプールへ移動した頃に、受付をして、お父さんもプールへ入ってきます。

ご自身が泳ぐためです。

お父さんが来られたときには、概ねこうやって泳いでいらっしゃいます。

最近は、お父さんに気付くようになりましたが、初めの頃はスイムキャップにゴーグル姿なので、キョトンとしていました。

そして、お父さんの姿を認めると、お父さんの方へ行こうとすることも多かったです。

少しずつ、横でお父さんも泳ぐことに慣れてきて、最近は手を振るとか、ちょっとハイタッチするくらいでレッスンに戻れるようになってきました。

お父さんもちょっとコミュニケーション取ったら泳ぎを再開するので、それを応援するように見送ると自分も泳ぎを再開する、という具合です。

このお父さん、身体を動かすことが本当に好きなようで、YouTubeで調べて長距離泳ぐためのフォームとかを練習していたりします。

子どもの方も、まだまだぎこちないバタ足を、いぶかしそうに、首をかしげながら一生懸命動かしています。

探求心、向上心。

親子だなぁ~、と微笑ましく眺められるレッスン。

結構好きなんです。

待ち時間、泳いだり水中歩行をしたりして過ごす保護者も結構いるんですよ。
こういうのも地域のプールを利用しているからこそ、かもしれません。
スクールだとなかなか、出来ないですよね?

2019年7月22日月曜日

現場からお伝えします。学習サポートinCoCokaraひのさと

ただいま、東郷駅CoCokaraひのさとにて、集団の学習サポート中です。

大学生と子どもたちがマンツーマンで各々学習に取り組んでいます。

今日が初回なので、これからしばらくは、大学生と子どもたちのお互いを知り合う時期になるでしょう。

僕は、会場の一番後ろから様子を見ながら、時折介入する程度。

子どもたちも大学生たちも楽しそうに学習に向かっています。

まずは、学習状況や性格など、子どもたちのこと大学生サポータ―に掴んでもらうこと。

夏休みの宿題を持参してもらっている子が多くなっています。
宿題をしながら、「学校の先生がね」「理科の自由研究がね」なんて、お互いにコミュニケーションを取りながら過ごしています。

これを基に子ども理解を深める時期を少し取り、9月ころから、本人の状況に応じた学習へと進むことを目指しています。



大学生サポータ―が感じたこと、僕に見えること。
これらをかみ合わせながら、子どもたちのサポートをしていきます。

合間には、こうしてブログを書くこともあるかもしれません。

なかなかこれまで支援をしながらブログを書くなんてことはなかったので、子どもたちの様子を見ながら書くと、温度のある記事になっていく気がします。



月曜日の18時~18時50分/19時~19時50分

共にまだ、枠が空いています。
お問い合わせ等おきがるにどうぞ。


今日から本格稼働!学習サポートinCoCokaraひのさと

今日の18時から、実際に生徒が来所します。

この数週間、学生さんに集まってもらって打ち合わせ等を繰り返してきて、ようやく今日からスタートです。

まだ18時スタート、19時スタート、両枠とも空きがあります。

いつでもお気軽にお問い合わせください

2019年7月19日金曜日

働き方改革って

Facebookには少し書いたんですが、「働き方改革」について、僕なりに思うことがありまして。

僕は、起きている時間の大部分を仕事に費やしている気がします。
でも、僕はそれが好きで、イキイキしながら働けています。

したい仕事のために、必要な時間を費やして、したいことのために休憩も取って…

僕は仕事のために生きているのではなく、僕らしくあるために仕事をしていると胸を張っていられます。

「働き方改革」の本質ってそうあるべきだと考えています。


仮に今、起きて活動をしている時間の60%を仕事に費やしているとします。
をそれを50%にしましょう、っていうのが今の「働き方改革」のような気がします。

でも、業務量が減らずに時間だけ減らすとそれは、従業員の消耗を促進することにしかならない気がします。

大事なのは、時間じゃなくて「60%をどう働くか?」考えられる環境を作っていくことだと思うんです。

人によって仕事選びにもいろんな考え方があります。

やりがいで選ぶこともあれば、給与で選ぶこともあるだろうし。

まずは、それぞれの価値観に合った働き方を考える余地を、生むことからではないのかな?

上手く言えないけど、そんなことを感じています。

メモが命

先ほどの記事にも書いた通り、今は保育園のサポートにも行っています。
週に2日ほど。

その時、実際に子どもたちと過ごしていく時間もあるのですが、意識的に少し距離を取り、観察しやすい距離感を作りながらサポートをしています。

そして、子どもたちの言動をメモしていっています。

それを基に、先生方へフィードバックを行っています。

帰ってからもそのメモを見返して、いろいろと考えを巡らせています。

その時、その場では行き着かなかったものも、メモを見ながら振り返りをすると、新たな気付きになることも多いです。

それで出てきた考えや仮説を、また次のサポートへ持ち込んで…

積み重ねになっています。

学習サポートの時にはメモも取ったりしますが、支援を並行しながらなので、圧倒的に後から書く量の方が多くなっています。
プールについては完全に、後から振り返って記録を書いていくという形になってしまうので…
それに対して、このメモは「その時」に書いていけるので、新鮮な、永田思考のフィルターを通す前の景色みたいなものになっているから、本当に面白いものになっています。

まだ半月。
これが数か月、一年、二年…と溜まっていったとき、きっと今よりも面白い、財産になっているはず。

あぁ、楽しみ♪

少しずつ見えて生きているモノをどう伝えていくか

まだ、目に見えた明らかな変化ではないですが、保育園のサポートに入り、対象児についてひたすらに観察と介入と検討を繰り返しています。

本人の特性、性格、周囲との関係性…

それらが少しずつ見えてきました。
見えてくると、こちらも穏やかにゆとりを関わることが出来るようになってきています。

好きな遊び。
なんでこの遊びを好むのか?

癇癪。
なんで癇癪になったのか?

他児と一緒に取り組みをするとき。
なんで他の子とテンポがずれてしまうのか?

その他、生活習慣に関わること。
なんで定着しにくいのか?

それらを問題行動にしてしまわないために、見ていきたいし、サポートもしていきたいです。

観察する中で見えてきているものも確かにあって、それを先生や周りのお友だちにも伝えていって、みんなが安心と安全の中で生活できるお手伝いがしていけたら良いと思っています。


お仕事としてサポートの依頼を受けている以上、依頼主のニーズということは無視はできませんが、その一方で僕なりの狙いとか考えを持って、自分の役割を自覚しながらお仕事に当たりたいと思います。

2019年7月17日水曜日

息子のひた向きさに励まされ

息子がスキップを覚えました。

トトン、トトン、トトン…と、リズムよく足を踏み鳴らせるようになりました。

それを嬉しそうに「お父ちゃん、見て!」「お母ちゃん、見て!」と伝えてきます。

スゴいね、楽しそうに見えるよ。
と伝えると「スキップってね、嬉しいときにすると」と。

そう、そうやって気持ちとか感情とかを伴いながら、情緒豊かに過ごしておくれ。

父は願っています。

「晴ね、こんなのも考えてみたんだ」と言いながら、その場でくるくると回りながらスキップを踏んでみたり、後ろ向きにスキップしてみたり、アレンジもしています。

彼を見ていると、本当に毎日を一生懸命に、ひた向きに歩んでいるな、と感じずにはいられません。

今朝は、保育園へ送り届けたときにもスキップで、お友だちの元へ向かいました。

お父ちゃんも1日お仕事を頑張ってきます。

今から赤間保育園で、サポートです。

2019年7月14日日曜日

大学生の悩み

ある大学生と話をしていました。

その学生さんから「特別支援教育って難しい」と聞きました。

どんな風に?と尋ね直したところ「教育なのか福祉なのか、どちら寄りなのかかが、語る人によって違うから」だそうです。

学校教育とは違うところで、僕も学習サポートを提供しているし、プールも提供しています。

そういう僕は、明らかに福祉寄りの考え方をしていると思っています。

確かに僕も働き始めた頃はよくこの壁に当たって、「僕はどうしたいんだ?」という自問自答を繰り返していましたし、今でも考えています。

今はこうやって自分で事業を起こしているから、そういう疑問から少しずつ離れてきて「ぐるんぱとして担えるところ」「手の届きにくい痒いところ」を探しながら歩んでいるという感じです。

だから、僕は今もこれからも「福祉寄りで、子どもたち青年たちにぐるんぱとして提供できること」を常に考えていくようにします。

こういう言い方をすると変かもしれませんが、僕は最初からこの道を志した訳ではありません。

たまたま仕事に出会い、人に出会い…よし!こうやって生きていこう!というのが見えてきたタイプです。

学生のうちから、こういうことを考える彼女をとても羨ましく思っているし、頼もしくも思います。

大いに考え悩み、自分の子ども観、支援観、教育観、人生観を磨いていってほしいと思います。

ぐるんぱオジサンは、大学生のことも応援していきたい。

2019年7月6日土曜日

静かな心遣いと「ありがと」

今月から保育園のサポートに入るようになっています。

ある男の子と女の子のやりとり。
二人とも僕のサポートの対象児童として名前が挙がっている子たちです。

ブロック遊びをしていた男の子。
何やら思っている部品がなかなか見つからない様子。

目の前に広げたブロックの山をガチャガチャと探すも見つからずキョロキョロし始めました。

その様子に気がついた女の子。

同じ種類のブロックの入っている箱にスーっと近づいたと思ったら、おもむろにその箱を持ち、男の子の元へ持っていきました。

何も言わずにすっと置いて、また自分は1人で跳ねたりしながら遊び始めました。

この女の子の姿にもまず驚きました。

ずっと他の子と遊んでいるような、1人で遊んでいるような、そんな感じでフワフワと部屋の中で過ごしていたのに、お友達の困り事にはしっかりと気付いているんだなぁ、と。

そして、受け取った男の子の方は、女の子には目線も送らず、まるで初めからブロックの箱がそこにあったかのように、ごくごく自然に部品を探し始めました。

…が、10秒くらい経ってからでしょうか。

女の子は、もう既に別の事に夢中になっているのですが、ブロックで遊びながら「ありがと」と呟きました。

感じたことと、それを口に出すまでにタイムラグがある子なのでしょうね。

味わっているのかな?
自分の気持ちを。

まるでそんな風に見えました。

きっとお互いの気持ちは届き合っているんでしょうね。

本当にほっこりしました。

2019年7月2日火曜日

心の屋根

保育園のサポート。

ある男の子。
彼は、今はまだ、1人で過ごす時間も多めになっています。

そんな彼の傍で過ごしているとき。

彼がクールダウンしたりするときに入る部屋で、彼自身で、部屋に置いてあるマットやクッション、その他を使って“基地”を作り始めました。

本人も「基地」と口にしていましたから、やはり“基地”なのでしょう。

その基地の一部、屋根に当たる部分に隙間を作っていました。

“基地”の中に入って、その隙間から外にいる僕へあつーい視線を送ってきました。

そして、にっこり笑って「ほらね、心の屋根」と言いました。

うまいなぁ~。
素敵な表現だなぁ~。
温かいなぁ~。