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2016年5月31日火曜日

子どもの「困った!」を前向きに引き出せるか

「困った」があって初めて本当に考え始めるものです。
どうすればいいのか?と。

でも、周りの環境によっては「困った」が委縮してしまうことがあるんですよね。



「困った」→「怒られる」

という構図が頭の中に根を下ろすと、「困った」ときに健全に考え出すのではなく、ごまかすようになってしまいます。

つまり解決に向けて思考を働かせることが出来なくなるのです。
困っている状況を隠すということに走り出します。


怒られたくないから。


「困った」=「いけないことをした」と思い込んでしまうようになっているんだと思います。


道に迷った、という「困った」は悪いことでしょうか?
ものを壊してしまって「困った」という時、全てが悪いとは言い切れませんよね?

そういう時にはそれぞれ健全に考えを巡らせなくてはいけません。

道に迷ったなら人に聞く。
道に迷うことが悪いことではないのですから。

ものを壊してしまった時には、その後にどうすればいいのか聞く。
どうして壊れてしまったのか話す必要はあると思います。
壊れたのが時間的なものだったり、不可抗力と言う事だってあるのですから。
その上で、考える機会を生み出すべきだと思います。


子どもが納得できるように話をしなくてはいけないし、子どもから言い分というか、状況を含め話を聞く余地を与えなくてはいけません。


それが不十分だと
「説明しても分かってもらえない」→「なら隠せ」
「怒られたくない」→「ごまかさないと」

と不健全な思考に走って、いつまで経っても自己解決能力が培われない、と言う話になってしまいます。

気が付いたら「あの子はずるい」「あの子はやんちゃ」「困った子」とレッテルを張られて、結局は子ども自身が生きづらくなってしまいかねません。


「困った」は誰にでもあります。
わざと「困った」を生み出す必要もありませんが(それはイジワルですよね)、すべての「困った」を排除して温室の中で子どもの成長を見守る、というようなことはしたくはありません。

出会う人すべてに「この子を困らせないように」なんてしていたら、つまらないでしょう?
本当の人の良さ、に触れないままになってしまいます。

支援者として、という以前に僕自身も一人の子の親として、忘れたくないことだと思っています。



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2016年5月30日月曜日

まるで自己紹介のように仕事のことを発信していく

今朝、テレビで世界に発信をする日本の職人たちが紹介されていました(特ダネだったかな?)
木版画職人、桶職人…とても面白い話でした。

その中で職人さんが言っていた言葉が良かったです。

「自分の仕事の良さは発信していかないといけない、待っていてもダメな時代」と。
(スミマセン、正確な言い回しまでは覚えていないんですが)

自分の仕事が良いと思うのならどんどん発信をしないといけないのだと。
その職人さんは自分の職種が絶滅しないように、今までにない斬新なアイデアを引っ提げて世界に向けて発信をしているのだそうです。


日本人って内に秘める気質がよく言われますが、本当に前線で活躍している人は、ちゃんと発信を続けているんだな、と改めて思いました。

そりゃそうですよね。

自分の仕事に誇りを持ってて、自分の仕事が好きで、自分の仕事を知ってもらいたい、そう思うのなら発信すべきなんですよね。

仕事を守るためにも。

何も恥ずかしがったりする必要ないんですよね。
本当に自分が仕事が好きなら。
自己紹介の一部みたいにして、自分の仕事のことを周りに伝えたらいい。


臆する必要もないんですよね。
発信することで、当然風当たりが悪くなることもあります。
それでも自分の仕事が好きで、根付かせるなり広げることなり、継続していくことなりを考えていくのなら、臆している暇はないんです。
発信しないと。

発信していくことも含めて、その仕事に従事している人の務めなんじゃないかな?
そんなことを考えました。


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2016年5月29日日曜日

良い顔してたな

その人、その子の、良い表情を覚えておくというのはとっても大切。
日々の関わりの中では、その良い表情に少しでも近づける、というのが一つ目安になると思います。


ある子と、その家族の話。

先週は自信が持てず、不安でいっぱいだった表情に、今日は穏やかさが含まれていたのが嬉しかったです。

もちろん、はっきりとしたゴールなんかあるわけではないけれど、その子と家族があの表情でいられるようにしてあげるのは一つ僕の役割として間違っていないと思うし、「私たちはこんなに良い表情が出来る」ということを味わってほしいとも思います。


それに「この人たちはこんな表情を出来るんですよ」を周りにも知ってもらうことも大切だと思います。


記録として文章にしてしまうと、死んでしまう情報ですから、この表情を肌で感じてもらえるようにしていく工夫を考えていきたいです。

もちろん、僕の見る「良い表情」と他の人が見る「良い表情」は違うでしょう。
それでも「僕の知る彼らの良い表情はこれです。」を伝えて、「他にももっと僕では引き出せない良い表情を引き出してあげてください」はあって良い気がします。

そういうのが各所で出来たら連携も上手くいくんじゃないでしょうか?


今日は良い表情が見られて本当に良かったです。

これでまた頑張っていけます♪


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2016年5月28日土曜日

ネットワークを広げても、群れる必要はない

これまでも散々、人とのつながり、ネットワークを作ることの大切さを書いてきましたが一つ。


ネットワークを作ることは大切だけれど、その活用の仕方はもっと大切。
これは間違いないです。

例えば小学校の体育の時間のサッカーなど、ボールのところにみんなで群れて、ほとんどの子が役立たず(笑)みたいな光景は多くの人が目にしたことがあるなり、体験したことがあることだと思います。

どんなに人のつながりがあっても、機能しない事には無意味なんです。


それは子どものサポートにしてもそうだし、大人の仕事の場面でもそうだと思います。


子どものサポートのことで言うと、一人のケースについてあまりに関わる人が多いと、子どもの生活も整いません。

「今日は誰と、何を、いつ、どこで、何をするのか」がハッキリしたほうがいい。
それが子どものキャパをオーバーしてしまうと、結局「何をするのかわからない」という不安ばかり先立たせることになって、落ち着かなくなります。

日替わりで隙間を埋めたい、ということでサービスをぶち込むと当然関わる人が増えてしまいますよね?
で、時間も人でもかけているのに一向に大変さが変わらない…それは本人も周りも混乱しているからじゃないかな?と思うことがこれまでにもありました。

もっとシンプルな体制を整えるべきだと思います。

例えば、SNSで「友達○○○人」なんてことになると、もう誰が誰だか分からなくなりますよね?
あれを現実でやると思ったらいいです。
ネットの世界じゃなくて、現実に付き合うのを想像してください。
大変ですよぉ。

整わないから、大変だから人を投入しよう!というのは安易すぎる、と言う話。



大人の仕事の話でいうと、大変なプロジェクトだからと言って人をかき集めすぎると、それだけ思いも、手札も、考え方も、違う人が集まるということになるから、まとめるのは大変になります。

いえ、集めても良いんですが、プロジェクトの進捗具合によって、その時々によっていた方が良い人、今は外してもらった方が良い人、というのが必ず出てくるはずです。
ただ、進捗具合は知っておかなくてはいけないから、ミーティングなんかの資料はしっかりと正式なものを共有できる体制を作る必要はあります。
でも、それで十分だと思います。

「俺、今のミーティングいなくても良くね?」と言う人は思い切って、外れてみても良い。

必要な時に必要な人が入って、その時にこれまでの進捗具合を把握できていれば問題ないわけですから。

一つのボールを追いかけるからと言って小学校の体育のサッカーのように群れる必要はないんですから。



ネットワークは広く、細かい方が絶対にいいと思います。
でも、そのネットワークを活かすために、必要な人が必要な時に駆けつけられるようなネットワークでないと、1人1人が有能でも愚鈍な集団になるだけです。

もちろん、人が必要な時には必要なだけ関わらせればいいんです。
意地を張る必要もないし、群れる必要もないんです。


本当に必要な場に、過不足なく人がいる時こそ、チームは機能するのだと思います。
そして、ネットワークを持っている人は、その使いどころも併せて勉強をしていかなくてはいけないと思います。


僕自身もその意識を常に持って、ネットワークを広げていくことを心掛けたいと思います。


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カメラは視線、視点だと知ること

運動会に行くと、カメラ、ビデオカメラを構えている保護者がいっぱいです。

ものすごい面白いんですよね。、あの光景。

昔のカメラと違って、直接レンズをのぞき込むばかりじゃなくて、液晶画面に画が映し出されるものも多いです。

その画面に映った画像なり映像を見るのは勉強になります。

あれはカメラマンの視点そのまんまですから。


誰が、どんな目線で子どもなり、競技を見ているのかが一目瞭然です。

人がどんな目線でモノを見ようとしているのか、自分の目線との違いを知ることが出来ます。

なかなか人の目線を目に見える形で見る機会はないです。

そういう意味でものすごい勉強になります。




大抵は自分に関係のある、我が子であったり孫であったりを中心に映すと思うんです。
その中でも顔の表情であったり、体の動きであったり、というどこに焦点を持ってくるかは本当に人それぞれだし、その時々でどんどん移り変わります。
視線そのものと言っていいくらいに、です。


もっと視点、視野を広げていろんなものを見ていきたいと思います。


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運動会の応援に行きます!

今日は宗像市内の小学校の運動会。

…あいにくの雨の宗像です。


それでも予報では、雨が上がるらしく時間をずらして決行するらしいです。

…ということで応援行きます!

頑張れよ~!!





実は夕べ、半分眠りながらブログを書こうとしていたんですよね。

ブログを更新したつもりが文章になっておらず(笑)
慌てて削除して書き始めました。

2016年5月26日木曜日

「子どもの意思を尊重する」は、子どもにとってとっても難しいこと

子育てに於いて「子どもの意思を尊重する」という風潮が強いように感じています。
正直、強すぎると。
多分、最初にそういうスタイルを説き始めた人はそういうつもりじゃなかったと思うんですが。



解釈によるところが大きい表現ではあるけれど、「子ども任せ」になっていると危険だと感じています。

やはりある程度、指針、方針は保護者であったり、その時々で関わる大人が示していかなくちゃならないと思います。

「自分で決めなさい」も経験があってこそ出来ること。

経験の少ない子どもに「あなたの意思を尊重するから、自分で決めなさい」は、子どもの中に「?」を作ります。

十分な経験を積ませてから、少しずつ決めさせる部分を拡げていくイメージが必要です。
それまでは周りの大人で示していく。
これは絶対だと思います。

それは決して子どもの意志を踏みにじることとは違います。
もちろん、「少しずつ決めさせる部分を拡げていく」ことをしないのは、成長を認めない親のエゴと批判されかねません。


子どもはハッキリ言って良くも悪くも純粋です。
だから「あなたの意志を尊重する」も素直に言葉の通りに受け取るでしょう。

そこで舵取りを任せすぎると、子どもがまるで船長のように思いのままに舵を切って、周りの船員を振り回すことにまで、あっという間に発展してしまいます。

そして、気が付いたときにはどこに自分が向かっているのか分からず、広い海で遭難しているんです。
にもかかわらず、大人は「子どもの意思を尊重する」と言い張る。


必要以上に「子どもの意思を尊重する」という大人のスタイル→子どもは目的地も見えないまま思いのままに舵を切る→遭難→なおも「子どもの意思を尊重する」と言う→誰も僕(わたし)を助けてくれない

こういう図式が出来上がってしまうのを、心配しています。


確かに、「困った」を経験して考えることで人は成長するもので、これと前述したことは一見矛盾するようですが、大人がコントロールなりフォローできる範囲の中で「困った」を経験させることと、大人の手に負えない「困った」を経験させるのは全くの別次元です。

大人に制御出来ない「困った」が子どもに軌道修正できるはずもありません。


子どもを押さえつけるとかそういう次元ではありません。

信じて指針を示す、そういうことが必要だと思っています。
とても観念的な話ですが。


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2016年5月25日水曜日

頑張れるようにサポートする!

今週末、土曜日は宗像市内の小学校の運動会です。
5月に入ってから暑い日もある中、子どもたちは毎日のように練習を頑張っています。


新学期始まって、そのドキドキが収まらないうちに連休があり、連休が明けたら運動会一色…

子どもたちももうパンパンです。

でも、頑張ってほしいものです。

そして、その頑張りを続けられるようにサポートするのが僕ら周りの役割だと思います。


頑張らなくていい、サポートではなくて、頑張れるようにするサポートを心掛けたいと思います。


ちょっとした刺激でパンク寸前の子どもたち。

頑張ろうとしているのがひしひしと伝わってきます。

応援しているよ!
運動会当日ももちろんだけど、それまでの頑張りが大変だと思います。
そこを応援してあげたい。

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2016年5月24日火曜日

おしらせ

Facebookなどでは拡散させていただいていますが、改めてご案内です。

6月4日土曜日、宗像市赤間地区コミュニティセンターに於いて、僕も所属させて頂いているGAKUねっと主催の講演会があります。

GAKUねっとは、教育と福祉の連携を大切に考えているグループです。

ということで、今回の企画は

「学校に行けない子どもたちと発達障がい」~教育と福祉そして地域連携の大切さを考える~

という演題でぼちぼちの会(不登校生の保護者会)の会長をされている木村素也氏に講演をいただきます。

ご都合がよろしければ是非足を運んでみてください。
講演の後には木村氏を囲んでの茶話会も予定しています。


もちろん、僕も当日はスタッフとして待機しています。
ゆっくり対応することまで出来るかは分かりませんが、お声掛けいただければと思います♪

ゆっくり聞けるか分からないけれども、僕も楽しみなテーマです。



「学校に行けない子どもたちと発達障がい」~教育と福祉そして地域連携の大切さを考える~

日時:平成28年6月4日土曜日

場所:赤間地区コミュニティセンター

時間:13:00 受付開始
     13:30~15:00 講演会
     15:00~16:00 茶話会

参加費:講演は無料(茶話会は別途300円)

駐車場はありますのでお車でどうぞ。
事前申し込みは不要ですので、直接会場においで下さい。

ご不明のことがあればお尋ねください。




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2016年5月23日月曜日

子どももこちらもガチで向き合うために

当然、と言えば当然なんですが…子どもとは基本的にガチで向き合っちゃいます(笑)


先日、「えるそる むなかた」で学習支援に入っていた際に子どもに塗り絵を提供しました。

その場でリクエストを聞いて、ちょっとしたイラストを塗り絵用に描いてあげて、塗らせて見せたところ、こちらが思っていた以上に丁寧に取り組んでくれました。
いやぁ、嬉しかった。

子どもによって線の太さを変えてあげたり、塗る面積を区分けしてあげたりして…
(この日は子どもの得意、不得意が見られればいいなぁ、と思っていました)


そのイラストを作る際に子どもの目の前でするわけです。
自分たちが取り組む塗り絵の土台が目の前で出来上がっていく様子を見せてあげるんです。
こちらもそれなりに真剣にイラストを描いていきます。
その姿を見てもらうんです。

すると、その一生懸命さに必ず子どもは応えてくれます。
(自分で「一生懸命」なんて厚かましいですが)

塗り終わって「こんなにきれいに最後までやったの初めてかも」という言葉を言ってくれるんですよ。
僕にとっては最高の言葉でした。

決して僕も絵が上手ではないし、工作が得意でもないんです。

多少不格好でも、「僕(わたし)のためのたった一つの」という部分は必ず伝わると信じています。
そして、それに夢中に一生懸命に向かってくれてこそ、子どもたちの地力が見えるとも思っています。

そうして見えた姿に、どう働きかけるか考えていく、僕の仕事ってそこなんだと思います。

楽しいし、これは前職場で学んだ、僕にとって大切なものでもあります。
こういうことを学ばせてもらった職場には本当に感謝をしています。




もう一つ、教材を手作りすると良いことがあります。
こちらも逃げずに真剣になれるということですかね。

教材を作ろうと思ったら手間も時間もある程度必要です。
もちろん塗り絵のイラストくらいだったら数分なものですが、場合によっては数時間費やすことだって出てきます。

それを子どもに提供するんです。
自分の費やした手間暇を無駄にさせるものか!と真剣になります。


例えば、塗り絵一つにしても途中で「やっぱり、あっちが良い!」と隣の芝が青く見えちゃう子は結構います。
そんな時に「しょうがないなぁ…」とならずにいられます(笑)

「まだ終わってなーい」と張り合って、仕上げさせるというか自分のことに向き合わせる根気が湧いてくるんです。

子どもたちにとって勿体ないってだけでなくて、正直(待て待てっ!準備大変だったんだから投げ出すんじゃない、大事にせんかい!)くらいのことを思っていたりします(笑)


基本的に僕、ドライな部分もあるから、自分の作ったものじゃなかったら、張り合えないこともあるだろうなぁ、と感じることも多いわけです。


手作りは大変だけど、楽しいです!


ちなみに、一般科目については、書店に並んでいる参考書なんかを使うことも多いですが、やっぱりそれで不足するときにはイラストを描いたり、物を用意したり、たとえ話を引っ張ってきたりして…ハンドメイド感が出てきます。


「えるそる むなかた」で子どもから貰った言葉は、手作りする意欲が湧いてくる、本当に嬉しい言葉でした。


…ようやく書けた。
一昨日から、書きたかったのにゆっくりブログ書けなくて、後回しになっちゃってました。


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2016年5月22日日曜日

知らんぷりにならない技術

前回の記事で、距離感の話を挨拶の話と絡めて書きましたが、どうやら不審者対策として挨拶をしない、という考え方もあるようです。

これは難しいですね。

知らない人と声を交わさない、という学校側の方針と、子どもを見守りたいという地域のギャップ。


確かにこのご時世、そういう学校の考え方も分からないではないです。
まぁ、寂しさを感じるし、僕個人としては、地域の人と日常的にあいさつ程度でも交わすことで、日常なのか、非日常が迫ってきているのかの一つの目安になったり、肌で感じることのできる場面を生み出せると思ったりもしますが…

でも、学校側の方針として、前述したようなことがあるのなら、大人としての役割は考えなくてはいけないと思います。

大人の作った社会と、大人の作ったルールと、大人の想いと…いろんなものに板挟みになる子どもの負担を減らすためにはどうしたら良いのか…

ある方とお話をしていた時の言葉を借りて。

「見ていないようで見ている」をすることだと思います。

「見て見ぬふり」の逆ですね。

でも、これは一種、技術が必要です。

知らんぷりにならない技術が。

声を交わさないにしろ、ちゃんと見守っているよ、ということは子どもにメッセージとして届けなければならないのですから。

声を掛けなくても、日常を見守り、違和感を覚えた時には手を差し伸べられるような技術がひつようなんです。


そういうことが今の地域の大人には求められているのかもしれないですね。

僕なんか、不器用でそんなこと直ぐには出来ないから、今まで通り声かけちゃうんですけどね。
だから、以前記事で書いたことがある気がしますが、返事を求めるのではなく、「ここにあなたを見守っている大人がいるからね」というメッセージとしての挨拶をしていきたいと思います。

きれいごとを言う訳じゃないけれど、大人としての役割を考え続けなくてはいけないのだと思います。

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2016年5月21日土曜日

「おはよう」と「おはようございます」

ここ最近、毎朝、愛犬の散歩をしつつ、ある実験をしていました。
登校中の中学生へ挨拶をする、という実験を。

ある日は「おはよう」
ある日は「おはようございます」

と使い分けながら。

すると断然「おはようございます」の時の方が返事が帰ってくるんですね。


これって距離感の話で、
「あんたと『おはよう』なんて交わす仲じゃねぇよ」
ってことなんですよね、きっと。

丁寧にある程度の距離感を持って挨拶をすると「あ、地域の人だ」って素直に挨拶できるんだと思います。

基本的に子どもたちは「挨拶をしましょう」と言われているので、距離感を間違えなければ、なんらかの応答があるものだと実感しました。

「挨拶をしない子が多い」と大人は言う前に距離感を考えるべきと思います。

そこからその子の様子を知っていくことが大切なんだと思います。

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まちづくり

正式にまちづくり推進特別委員会のメンバーに加わらせていただけることになりました。

今日がその最初の会議。

いろんな分野で活躍されている方が集まった場で、刺激的で面白い場です。
そんな中で僕自身の立ち位置をこれから探して、幾分かでも力になれたら、いいかな?と思っているところです。

構成メンバーそれぞれに宗像市や日の里への想い、あるいはまちづくりと言う一大事業に熱意をお持ちでいらっしゃいます。
また、役割もお持ちです。

そんな会議の中で実は、試みていたことがありまして(笑)
(初めての会議で発言する度胸が無いんです)

で、何をしていたかと言うと、発言されていらっしゃる方の思いに共感できるか?ということ。

1対1の関係性の中で共感するということは、日常的に心がけていることです。

でも、大人数の中でそれぞれの想いに共感するというのはなかなかする機会もないものです。


僕がぐるんぱの活動を通してしたいことの根っこを言うのなら「共感していく」ということ。
その延長線上で、今回のまちづくりのメンバーとしてもお声掛けいただいたと認識しているので、メンバーにも共感して、何か僕なりに拾い集められるもの、アンテナに引っかかるものを見いだせて良ければ、僕の立ち位置も明確になってくるのかな?と思っていたりします。

まぁ、不器用なんで今日は立ち位置なんて急には見出せません(笑)
それでも、なーんとなくどんな思いを持って携わっている人たちの集まりかは、ぼんやりと気配を感じることが出来たので、よかったかな?と思っています。


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2016年5月19日木曜日

鉛筆の敵

「鉛筆の敵」
鉛筆削りの名前です。

ふざけてんのか?
いえ、マジです。

今日からうちの鉛筆削りは「鉛筆の敵」と名前を変えます。

何のことか、というと作文指導をしている中から生まれた出来事です。


今日はまた小学6年生の子に作文指導をしていて、途中で遊び要素たっぷりのワークをしました。

題して「名前をつけちゃえ!」

何をするかと言うと、ランダムに僕が部屋にあるものに付箋を貼ります。
その付箋の貼られたものに、「名前を付ける」というもの。
鉛筆削りを「鉛筆削り」と言わずに、まるでペットに名前を付けるようにして、自由に名前を付けるというワークをしてみました。

もちろん鉛筆削りを見て「ポチ」とか「ジャイアン」とか「太郎」「五右衛門」…何でもいいんです。
でも今日、このワークをしてもらった子は斜めの方向から来ました(笑)

まるで肩書を付けるようにして、鉛筆削りに「鉛筆の敵」と見事に名前を付けてくれました。

的を射ていると思いませんか?


そもそもこのワーク、国語的に言うと擬人法の入り口みたいなものです。
そして、視点づくりの練習にもってこいだと思っています。

この名前を付けるワークの後に、「鉛筆の敵を主人公にして、数行で良いから文章を書いてごらん」と促しました。
すると…鉛筆を削る、という行為を「鉛筆の敵はいつも鉛筆を短くして、人に使いにくくしている。」と表現してくれました。
鉛筆は短くなって使えなくなったところで捨てられる、というような文章が続いていました。

まさに鉛筆からしたら「敵」なわけです。

そのストーリーを読んでいるうちになんとなく、描きたくなって、写真のように落書きをしちゃったわけです。
別に子どもが描いたわけではなく、あれは僕の絵です(笑)



たまーにこういうワークを入れると頭の体操にもなると思っています。
そして「書く」と言うこと自体が楽しくなってくるんです。

他にも名づけのワークでは、筆箱に「スーケンペ」と名付けていました。
ちょっと間抜けっぽい響きですが、ペンケースを逆にしているなんて、洒落ていますよね?

カバンには「タクサンハイル」…なんとなく北欧の山みたいな響きを僕は感じちゃったりします(笑)

たまたま目の前に出してあげていたお菓子には「なんでもいい」と(笑)
悲惨なお菓子です(笑)…いえ、美味しいお菓子なんですよ?


いやぁ、おもしろい時間をありがとう。

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2016年5月18日水曜日

「自分らしく」ってどういうことだろうか?

仕事柄でしょうか?
「自分らしく」という言葉はよく使う気がします。

保護者や生徒あるいは自分自身に向けて、「自分らしく」と言うし、ブログでも書くし、心掛けてもいます。

今日は「自分らしく」という言葉を、僕自身がどういう含みを持たせて使っているかということを改めて振り返ってみようと思います。

そもそも、この記事を書くにあたってきっかけがありまして。
僕がフェイスブックでの交流を中心に親しくさせていただいている方のブログの記事で「自分らしく」ということについて書かれていて、それに触発されてのことです。

この方のブログ面白いですよ!
おすすめです。
是非一度読んでみてください。


では早速本題。



「自分らしく」…簡単に言うと「精神的に他の誰かに依存したり、されたりしないでいられる状態のこと」だと僕は考えています。

依存は、他者の感情を振り回したり、他者に振り回されたりする状態、と僕は認識しています。
それについては別記事で、少し書いています。

依存していると「相手に嫌われたくない」という気持ちが働いてしまうと思います。
逆に依存されていると「本来の自分のすべき事やしたい事を見失う」ということになってしまうと思います。

「自分らしく」を守るためには、依存関係を作らないことだと思っています。

親子などの親しい人間関係での依存、、アルコール依存、ギャンブル依存、タバコ依存…
もしかしたら快感に近い感覚を抱くかもしれませんが、どれも自分の為の行動とは言い難いものです。
すべき事やしたい事から目を背けて、目を背けた罪悪感を紛らわせるために依存する、あるいは依存出来そうなものを探しているのだと思います。

精神的に依存状態にならない、させないということで「自分のすべき事や心からしたい事に向かおうとする」これがとっても大切だと思います。

言い換えるなら「自分への共感」かもしれません。

自分の状態、様子、気持ち…他者に侵されない領域を保って、自分自身へベクトルを向けて、自分自身に注意深くなる。

それが「自分らしく」ってことだと思います。


…なんか今まで書いてきたことの延長だな。
そりゃそうか、「自分らしく」がぐるんぱの土台だから。


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2016年5月17日火曜日

不自由だと感じたら、制限を加えてみる

自由って無秩序とは全然違いますよね?
ルールあってこそ、制限があってこその自由です。

ルールが無い、制限が無い、ということになると却って、のびのび出来なくなるのです。
縛りつける、というのとは違います。

歩道のない道路を歩くときってのびのび歩けないですよね?
制限がないが故の不自由さの例です。

歩道で「歩行者はこのスペースを歩いてください」という制限があった方が、自由にのびのびと歩くことが出来るのです。


これって人との関りでも同じだと感じます。

あまりにもルールが少ないと、目の前の人とどう関わったらいいのか、その場でどう過ごしたらいいのかが分かりにくくなることがあります。


もしかしたら「のびのび出来るように」と思ってルールを少なくしているのかもしれませんが、それでうまくいかない時にはルール、制限を加えてみるのも一つ、有効だと僕は考えています。


自分自身が生活なり活動する際も同じです。
不自由さを感じる、というのなら、枷を外すのではなく、制限をかけることをしてみるのです。
制限というかルールを設けることで、「ここまでは俺がやる領域!」みたいにイキイキできることもあるのです。


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2016年5月16日月曜日

手放すことが無駄になると思わない事

今の自分があるのはもちろん、過去の自分があってのことです。
過去の積み重ねが今に繋がるのだと思います。


だから、何か自分の頑張ってきたことだったり、習慣だったりを手放すというのはとても勇気がいることです。
時間、労力あるいはお金を費やしてきたものです。
手放すのが惜しい、という気持ちも分かります。

でも、「何かを手放すことは過去の自分を手放して、過去から今にかけての自分を否定することとは違う」と知るべきだと思っています。

何か実行していきたいことがあったとして、それがこれまでの習慣なり頑張りと対峙してしまう位置関係になるとします。

その時に、これまでの時間や労力、お金…と言った費やしてきたものを思い出すのはハッキリ言って無駄です。

しっかりと自分の価値観の天秤にかけて、新しいものの方が有用だと思うのなら、手放すべきです。
勿体ない!なんて言っている場合ではありません。

新しいものを選択することが出来るようになっている自分もこれまでの積み重ねによるものと考えるべきです。

新しいものに飛びつく、とかそんな次元の話じゃなくて。


目の前に現れた新しい選択肢とこれまでの自分の取り組みをしっかりと天秤にかけて、良いものを選んでいくということ。

それをしていかないと、物事いい方向には絶対に転がりません。


断捨離ブームで物を手放すなどの整理整頓術などは比較的取り組みやすいことです。

それに比べて習慣なんかは手放すのがとても難しいですが、どんなに習慣であろうがより良いものであれば取り入れるべきだと僕は考えています。

もちろん入れ替えるという選択肢だけでなく、同居させるということだってあるかもしれません。
あるいはその時々で変化させることもあるかもしれません。

とにかく「もったいない」がいろんな場面で言われる昨今ですが、「もったいない」が邪魔で良いものを選べなくなっていることが一番「もったいない」と思うのです。


「頑張ることは続けること」と日ごろから言っている僕ですが、「本当に有用なものを選び続ける」ことが大切だと思います。


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2016年5月15日日曜日

「頑張らなくていいよ」ばかりじゃダメだと思う

過剰な「頑張らなくていい」は「頑張りすぎ」を生むことに繋がるとさえ思っています。



以前の記事で「リラックスは程よく力を入れること」だという旨のことを書いたことがあります。
伸びをするときは心地よく力を入れますよね?という話と絡めて。

程よく、心地よく力を入れるというのは、そういう一時的なリラックスに限ったことでなく、長期的な視点で考えた時も必要なことです。

「毎日が休みだったらいいのに」と子どもが言うと、大人は「それじゃ、きっと休みも楽しくなくなっちゃう」って言うじゃないですか?
アレですよね。
メリハリがあるからリフレッシュできるんです。



でも、それが「障がいがある」とか「不登校」とかというケースになると、「頑張らなくていい」が過剰に飛び交う場面も目にすることがあります。

いえ、もちろん「頑張り屋さんが多い」ことも事実で、「まぁまぁ」と息を抜くことが必要な場合がとても多いです。

僕が言いたいのはそういうケースではなくて、過剰にまるで「腫れ物に触るようにして『頑張らなくていい』と声を掛けている」というケースのことです。

中には「頑張らなくていいよ、と言われて、周りの声に頑張って合わせている」という姿を目にすることだってあります。
それじゃ、充電は出来ないし、リフレッシュも出来ません。


「頑張らなくていいよ」は溢れがちです。
そんな中に一人二人「頑張ってみようか」と言って背中を押す人間がいても良いのかな?と思います。

ケースバイケースですが、僕はそういう役割も果たしたいと思っていたりします。



周りがしていることと同じことをする人間が増えてもあまり効果はないんですよね。

今の状況で変化が起こっている、というのであれば僕がしゃしゃり出る必要もないし。
今の状況で変化がないなら、周りがしてこなかったことをしてみないと!と思うのです。


それがここのところ「頑張ってみたら」と後押しするということだったりするのです。


ただ周囲と違うことをするのは正直、リスクもあると自覚しています。
だから、いろんな角度から考えて少しでもリスクを減らす努力をしていくわけです。


まだまだ足りないこともいっぱいですが、その時の精一杯はやっていきたいですよね。

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2016年5月14日土曜日

一歩目が合わなければ足並みはそろわない

僕も保護者と連携していくうえで「足並みを揃える」ということを意識していますし、関係各所にも「足並みをそろえたい」ということをお伝えしながら日々、動いています。

で、最近よく思うのが「足並みをそろえる」ことの一歩目が一番が難しいということです。

最初に学校なり相談機関に相談や問い合わせがあった時点での、家族と窓口の温度差があるんですよね。

もちろん、僕のところにも相談に来られた時にも温度差を感じさせてしまっていることもあると思います。
そこは気を付けなくてはいけないと思っているところです。

例えば今日、ある保護者とお話をしていたら「子どもが落ち着くように家庭で環境づくりをしてください」と言わわれたと仰っていました。

その「環境づくりをしてください」はそもそも的外れだと僕は感じるわけです。

我が子のことです。
家族だってある程度勉強をしてから来ていることが多いんです。
特に今はスマホもそうだし、ネットで本当にたくさんのことを手軽に調べることが出来るようになっているんですから。

「家族は分かっていない」前提があるじゃないですか?
「環境づくりをしてください」には。

それぞれで出来そうなことは結構している人が多いんですよ、本当に。

それで相談されている訳だから、「環境づくり」を勧めるんじゃなくて、「今の環境の中で、出来ること」を伝えなくてはいけないと思います。

あるいは「出来そうなこと」を一緒に探すというところからかもしれません。


そりゃ、まだ「してない」とこちらからは見えることもあるかもしれませんよ?
でも、家族が出来ることと支援者が出来ることは違うんです。

そしてその「していない」あるいは「出来ていない」ところを出来るように手伝うのが支援の一歩目だったりするわけじゃないですか?

「環境づくりをまずはしてください」は雑でしょう。


その最初の温度差に気付かない限りいつまでも「足並みが揃わない」と言うことになるんだと思います。


自戒も込めて。
丁寧に仕事をしていきたいものです。


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「ブログなんて」くらいの気持ちで書いてみたら続けられています

この、「ぐるんぱのあしあと」も間もなく200記事。
記事一覧を見た時「おぉ!着実に溜まってんじゃん!」と思えました。

昨年の12月から一日一記事以上を毎日(書き始めの時間によって日付をまたいでしまうことはあるので、「ほぼ毎日」が正確かもしれませんが)、書いてきています。


その日の記録、考え方…記事の中身も記事の長さも様々ですが、一つ言えるのは「全て僕の体験した事」ということです。


誰のために書いているか?というと自分の為なんです。

「誰かの為」なんて偽善的な意識をしなくなったら、書くのも楽になりました。

「自分が体験した事を書き残すことは、自分の学びになっている!」と思うと、書くのも楽しくなってきています。

もしかしたら読んでくれている方にとっては「いつまで経っても面白くならない」ブログかもしれませんが。

それでも良いと思っています。

もしかしたらずっと書き続けているうちに「化ける」日が来るかもしれません(笑)
(こんな調子だから化けないだろうけれど…)



「誰かの為」とは思わなくなりましたが、やはりアクセス数はモチベーションに繋がっているのも確かです。
活動を知ってもらう機会がそれだけあるという訳ですから。
こんなブログでも毎日50~100くらいのアクセスがあるようになってきました。
(最初は一日一ケタでした)


このくらいが気楽でいいかも、とも思ってしまいます。
僕は、単純なんで爆発的にアクセス数が伸びようものなら「よし!良い記事書かなきゃ」と妙に力んで沈没、ということもあり得ますから(笑)

自分本位でも良いと思うんですよ、ブログなんて。

「ブログなんて」このくらいで書いてみたら良いと思います。

「毎日書いてスゴイ」「毎日は書けない」と言っている方は…多分丁寧に書こうとか、意識しすぎなんじゃないかな?

喋るように書けばいいと思います。
「書けない」と言っている人も、話すのは上手な人が多いです。
その調子なら書けそうだけどな、と思うほどに。

そうして書いていってみたら、いつの間にか習慣化しているということもあるでしょうし。

ただ、僕のように「いつまでも化けない」可能性はありますが(笑)

「毎日書けない」のなら化けることよりか、書くことを考えた方が良くないですか?
それが順序のような気もします。




今日もなんかノンベンダラりな記事になりましたね、すみません。



でも今日の記事も僕にとっては学びの蓄積になっていくのです。
それでいいのだ。


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2016年5月12日木曜日

指しゃぶりの意味

最近息子の晴哉は、おしゃぶりに夢中です。

つい先日までは右手ばかりしゃぶっていたのが、ここ数日?は左手も上手にしゃぶれるようになってきました。
こういう変化が毎日の楽しみになっています。
明日はどんな姿を見せてくれるのか…と。

そのおしゃぶり、僕は表情を作るための準備、だと認識をしていましたが、それに加えて体の中心線を作る役割があるのだとか。

なんでも体の中心にある口に手を持ってくるという作業はとても難しい作業らしいのです。
それをすることで自分の中心を知り、体幹づくりに一役買い、首を座らせることを促進するのだそうです。

先日、書いたハンドリガードの延長線上のような指しゃぶりですが、ちゃんとつながっていて、ちゃんと意味があって、ちゃんと成長していくのですね。

毎日が驚きの連続です。


謙虚に堂々と

数年前、叔父から言われた言葉がふと思い出されます。

謙虚さを持って仕事をしなさい。
堂々と真っすぐな仕事をしなさい。

そういうことを話してくれた、大好きな叔父がいます。

謙虚さと堂々、その時はそれらを同居させる意味が分からずにいましたが、今はなんとなくわかる気がします。


最近は毎日のように、その叔父の言葉が思い出されて、毎晩のように一日の自分の言動を振り返っている気がします。

これらのバランスが崩れると、傲慢さを帯び始めたり、姑息なことを考え始めるのだと思います。

自分の役割と立場を見誤らず、それから目標や目的をブレずに持ち続けることが大切なのだと思います。


もちろん当時の叔父の話には前後の文脈があって、他のことも含んでのことだったのですが、ここ最近は、あの時の言葉がこだましています。

きっと、何か自分への気づきのきっかけ何だと思い、真摯にその言葉と向かい合ってみることにします。

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2016年5月11日水曜日

心の準備

例えば、自閉症スペクトラムの障がい特性として「変化に弱い」なんていうことがよく言われます。

自閉症スペクトラムの子ども以外の子との関わりでも「変化に弱い」というフレーズを結構耳にします。
だから事前準備に時間を掛けることが出てくるわけです。


それだけ「変化に弱い」「変化に弱い」と耳にするのに、「変化を与えすぎ」と感じる場も多くあります。

変化に対応するために練習は少しずつ必要だと思います。
少しずつ。

そのバランスが崩れて、一気に変化を与えてしまうとパンクします。

それは僕なんかも一緒で、一気にいろんなことが起こるともう頭はパニック状態です(笑)


「変化に弱い」というのに、ご機嫌伺いのようにして、やれ入学、やれ卒業、やれ誕生日会、やれ母の日、父の日、子どもの日…と子どもを盛り上げるのが好きな大人が多いです。

祝ってあげたり、季節感を味わうというのも大切な学びです。

ただ、盛り上げすぎて日常からかけ離れると良くない訳です。

3月、4月、5月…黙っていたって学校では卒業や入学、進級、クラス替え、担任が変わる、大型連休…日常とは言い難いフワフワとした時期が続きます。

それに輪をかけるようにして、どこでも盛り上げる必要があるのか、正直僕は疑問です。

例えば学校は卒業しても変わらず利用するところでワーワーする必要性が見えません。

「卒業おめでとう」と言葉と共に記念品を渡すくらいじゃだめなのかな?

「あなたの成長を私たちも祝福しているよ」というのが伝われば良くて、日常から離れた空間を無理して作る必要がどれほどあるのか…

「新年度、子どもが毎年落ち着かなくて」…それはそうだと思います。
その子どもたちのいる環境を作る大人が落ち着いていないですから。



ちょっと目線を変えて。

ここまで書いてきましたけれど、そういう催し物を否定するわけではないんですよ。
したい気持ちは分からないでもないんです。
長期的スパンで見ると、そういう年中行事も日常と言えなくもないし。

じゃあ、少しでも子どもたちの「困った」を生まないため、取り除くために何をしたらいいかな?と考えてみるんです。

何かイベントに向けては少しずつ準備をしていきますよね?
同じように日常に戻す取り組みをしなくてはいけないと思います。

「イベント終わったよ!さぁ、明日から日常に戻りまーす」

それこそ急な変化すぎやしませんか?

「早く日常に戻さなきゃ」が却って邪魔しているんです。

大きな変化から日常に戻るのって大変ですよ。

僕も新婚旅行で一週間バカンスを楽しんだ後、しんどかったし・・・(笑)

少しずつ戻る方法を考えて、変化の波をなだらかにしてあげればいいと思うんです。


もう一つ、「変わらない場所」というのを作っておくことも良いかもしれない、と個人的には思います。
いろんなことが目まぐるしく変わる時期、「ここだけはいつも通りだ」と感じられる、ホッとできる場を用意しておくんです。

僕のぐるんぱはそういう場でありたいと思っています。

もちろん、前述したように僕も、子どもたちの成長などは祝福していきたいとは思いますが、基本的にはすべきことは変えずに関わりを示したいとも思っています。


ゴールデンウィーク明け、日常に戻る、戻す、のはそれぞれ大変さがあると思います。
僕はいつも通りに子どもたちと関わり、子どもたちが日常に戻れるのを手伝ったり見守ったり…

さ、今週から少し忙しくなりそうです。

子どもたちが僕を見た時にホッとできるようにありたいと思います。


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2016年5月10日火曜日

学校訪問の目的?網の目を細かくしていくためです

今年度最初の学校の日、今日は小学校2校を訪問していました。

日の里西小学校、東郷小学校。

学校の先生ともご挨拶する時間が取れたのが良かったです。


学校の日で子どもの日常を見られるのと併せて、先生たちの様子も見られるし、繋がるきっかけづくりになるので、この学校の日にはこれからも、いろんな学校にお邪魔していきたいと思います。


子育てというか支援と言うか…仕事全般にも言えることですけれど、一人一人がそれぞれの頑張りをするのはもちろんなのですが、その点が結びついていくのが理想だと思います。
ネットワークとして。

それぞれの頑張りがあれど、どうしても隙間は出来るものです。
その隙間を埋めるためにつながりが必要なんです。
網の目を細かくして、こぼれ落ちるものを少なくする。

それは目指していくべきものだと思っています。

ただ、いろんな方と話をしていると「どうやって繋がっていったらいいか分からない」ということをおっしゃる方が実に多いです。
そこのつなぎ役として、フットワークを使って繋いでいくというところにも僕は注力したいと思います。


こういう風に、「具体的に何をしてほしい、ってわけじゃないんだけど…」でも構いませんので、そこから始まるなり動き出すことだってあります。



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2016年5月9日月曜日

不足に気付くのって、なんて難しいことだろうか

何かに一生懸命に取り組んでいると「やっている」「頑張っている」という実感と充実感で、不足に気づけなくなります。

僕のぐるんぱの活動にしてもそう。

他のやっていることを見て「足りない」と感じた部分に入り込むわけですけれど、僕がやってその隙間が全て埋まるか、というと絶対にそうではない訳です。

僕にも、ぐるんぱにもやはり制約や制限があって隙間が生じています。

その中でも認識できている隙間は良いでしょう。
追々何とかしていけばいい、とも思います。

問題は認識できていない不足。

これも絶対にあるはずなんです。


それに自分だけで気づくのは至難の業。

じゃあ、どうするか?
それはもう、していることを発信していくしかないと思います。

そこからリアクションをもらう事しかないと思います。

他の人の目線を入れるということです。


そこから自分の役割なのか、他が担うべき場所なのか精査すればいいのです。



そう思っているから、自分の考え、していること、していきたい事はどんどん発信していきたいと思います。


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今日は言葉とか作文のことについて書いてみます。

僕が作文も子どもたちに教えることがある、ということはこのブログでも書いているから、今日はちょっと作文というか、日本語のことについて僕の思うところを書いてみようと思います。

まずはこれ。
simple is the best は日本語こそ!と思います。

たまに人の話し方などについて「主語が無い」と指摘をする人がいます。
もちろん何の話か分からないほどに主語を省いてしまうのはよろしくないです。

けれど「省けるものは出来るだけ省く」のが美しい日本語だと思っています。

主語のことで言うと、いちいち「僕は」「私は」と入れるのはダサい。

英語なんか主語を省くと原則命令文になってしまって、意味が変わってしまいますよね?
でも日本語の場合、

「私は読書が好きです」
「読書が好きです」

というように、意味が変わることはそうそうない。
誰の話なのかは文脈から察する読み方が出来るわけです。

読み手が読み違えない程度に省けるものは省く!
そういう文章が美しいと思います。


次に出来るだけ置き換える、と言う話。
これは英語とかでも一緒ですよね。

「机の上のコップ」を2回目以降も「机の上のコップ」というのはくどい。
「それ」とか「あれ」とか、指示代名詞に置き換えられるものは置き換えた方が美しい。

国語の授業なんかでは、この指示代名詞の示すものが何なのかを逐一確認しながら教材を読み進めることが多いと思います。
そういう読み取りは、僕もとっても大切だ思います。


今、取り敢えずパッと思い浮かんだ2点について書いてみました。
これは本当に基本の基本だと思っています。

それで話の筋が呑み込めないのは、僕の言うところの「美しい日本語」に触れる機会が足りないからなのだと思います。



そして、子どもたちの様子を見て思う事。

子どもたちと関わって作文を書かせてみると「書けない」という子も多いんです。
省くどころか「書けない」と。
でも、喋らせると、喋る喋る…堰を切ったようにしゃべる子までいます。
なのに「書けない」となる。

前述したような「美しい文章」を求められていると、子どもたちが思い込んでいることが多いんです。
子どものときにそれをいきなりするのは、大変な作業です。

語彙が豊富だったら、その言葉にいろんな含みを持たせたりしながら文章を展開することも出来るでしょう。
でも、まだまだ発展途上の子どもたちは、そうもいきません。

子どものうちはのびのびが一番!
むしろ、自由に書かせて自分の言葉、自分の表現を探す楽しみを知ってほしいと思って関わることが多いです。

とにかく書き出す。
そこから余分なものを削るという感じの方が良いと思っています。

そういう作業をしていると、文脈に合わせて言葉を選びなおしたり、自分で工夫を始めたりする子もいます。

だから、僕は自分の作文指導では、十分に「書き出す」ということに時間を費やします。
それが出来るように仕掛けも出来るだけ用意したり、課題を選定したりします。

そして、そうやって自分の言葉や表現を探して、自己表現をし始めて、それが原稿用紙から離れた日常でも同じような視点で物事を考えられたら、タフになると思うんですよね。



僕が毎日ブログを更新しているのも「書き出す」練習の一環かもしれません。
頭が固くならないようにするための。


ただ、ブログは言わば書きなぐりあるいは、メモ、書きっぱなしのものですから、「美しい」というものとは違うと思いますので、あしからず。
(決して駄文の言い訳ではありません…はい)


書き出していたら、記事の着地地点を見失った感がありますが、今日はこの辺で(笑)


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2016年5月8日日曜日

支援は特別扱いではない

支援と特別扱いを混同してしまうと、結局自立や自律の妨げになると思っています。

端から「出来ないならしなくていいよ」「したくないなら無理しなくていいよ」っていうのは、支援と言えるのか僕は疑問を持っています。

「どうやったらできるかな?」と考えたり、「どこまでだったら出来るかな?」と考えたり、あるいは「ブツブツ言いながらでもできたらいいよね」という働きかけがある方が、長い目で見た時にその子、その人のためには良い気しています。

そして、そういう関わりの方が人間らしくないですか?

ご機嫌を損ねないように、腫れ物に触るようにしたり、危険物注意!みたいになるのは、寂しいと思います。


もちろん、一足飛びにいきなりはできないことだってあります。
そういうものの為に、段取りを考えたり、順序立てて体験をさせて上げたり…そういうのが支援だと思っています。

特別扱いをして、「何事もないように」だけでは支援とは言えないと思います。

その子、その人に合わせて、「こういうことを目指せたらいいよね」というのがあると思います。
それに向かうのが支援だと思います。

本人と家族、周囲の関係が深まるか、否か…僕はそれを基準に手だてを考えていきたいと思っています。

特別扱いをして、どこかに寂しさを抱えさせるのは支援ではないと思います。


今日は、ちょっとそんなことを考えた一日。


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2016年5月7日土曜日

トラウマは思い込み

大なり小なり誰しも失敗した体験を持っていていることと思います。

そして、それが尾を引いているものをトラウマと表現して使うことがありますよね?
厄介ですよね。
本当はしたい、ということの足を引っ張ったり、及び腰にさせたり…


でも、トラウマっていうのは思い込みなんですよね。

失敗した経験から、これから挑戦しようとしていることと、以前の失敗の「似ているところ」を探し始めてしまうんです。
そして「僕は○○が苦手」と思い込んでしまうんです。

「似ている」だけで、「全く同じ」ではないんです。

そこに視点を持ってこれるかが大切です。
タフな思考を持ち続けるためには。

気が付いたら、出来る要素を探すのではなく、失敗した時と似ている要素ばかり探し始めて、ひどいと無理やり、こじつけのように結び付け始めてしまいます。

そんなのは実に勿体ないと思います。

僕自身もそういうことを全く克服したわけではありません。
ドキドキしたり、躊躇したりすることもあります。

でも、もったいないと思うように心掛けています。

そして、先日の記事にも書いたように失敗するリスクを減らす方法を考えるわけです。


僕の場合は、頭の中で考えているとどうしても過去の失敗と結びつけて考えて、思考に偏りが出てきてしまいます。

そこで、「書く」ようにしています。
目の前の出来事、チャレンジしたい事で、ポイントとなる点を書き出して、一つずつ整理してみるんです。
すると、それぞれのポイントで自分のするべきことが見えやすくなります。
それに淡々と向き合う。



トラウマを理由に迂回したり、回避、逃避してしまうのは、勿体ないですし…そもそも、どう生きたって失敗しない人生はないですから。

失敗を避ける、避けさせるよりか失敗した後に自分で立ち上がる練習をした方が健全だと僕は思っています。

そういう意味でもトラウマというのは、「似ているところ探し」をしてしまう思い込みだと知り、断ち切る練習をしていきたいものだと思いませんか?


2016年5月6日金曜日

伝わる、と信じて伝えることがまずはスタート

今日はまた週に一度、作文とプールをセットにして過ごしているI君とのレッスン日でした。

初めは、すぐに集中力も切れて、机から離れようとしたり、話題をそらして作文から逃げようとしていたI君。

回数を重ねるにつれて、集中力も伸びてきました。
今日も40分くらいは原稿用紙に向かいながら一緒に作文に取り組みました。
まだまだ段落とかの構成はこれから練習しなくてはいけない段階ですけど、頭の中にあるものを書き出す作業を少しずつ楽しみだしてくれているのが嬉しいです。

自分の気持ちや考えを伝えるのになかなか自信を持てないでいるI君ですが、「ちゃんと僕には伝わっているよ。」ということを伝えながらやってきた甲斐がありました。

彼らしい表現が原稿用紙に表れ始めました。
これからますます楽しみです。

「これで伝わるのかな?」と自信が持てないでいる彼にとって、まずは「伝わるさ!だから伝えてごらん」がスタートラインです。
ようやくスタートラインに立って、これからは一緒に彼の言葉探しと、表現探しを一緒にしていって、伝えることの楽しさを味わっていってほしいと願っています。


伝える、って言い換えるならつながる、ってことだと思います。

誰かに伝える、そこから伝わる。
伝わったら、その相手と繋がれる。

誰かと、大切な誰かと繋がっている、と実感できると安心感につながって、安心すると落ち着いて物事に取り組めるようになります。
すると、次第に今までうまくいかなかったことでも上手くいくようにだってなるかもしれません。

だから、まずは「伝わる、と信じて伝えることがまずはスタート」なんです。

僕という人間の分だけでも彼の世界が広がればいいな。


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成功した時には大いに喜ぶべし!

成功した時には大いに喜んでいいと思います。

「思いがけず出来てしまった」という時なんか、自分でもびっくりしてしまうことがあると思います。
気持ちは分かりますし、僕自身もそういうことを経験してきました。

でも、最近思うのが「成功した時には大いに喜ばないとな」ということ。


失敗したことっていつまでも引きずってしまって、いわゆるトラウマってやつになってしまいがちですよね?
それってインパクトが強いからなんですよね、多分。


失敗はいつまでも自分の中に留めるのに、成功を自分の自信につなげられない人って、結構いますよね?
「俺なんか」「私なんか」っていつまでも自信を持てない人。
そういう人ほど、成功した時に喜び方が足りないんだと思います。
「やったー」「できたー」って手放しで喜んでないから、成功をインパクトとして自分の中に残しておけないんじゃないか、と思います。
天狗になるとかじゃなくて、成功を味わう、ということ。


これ、僕はとても大切だと思っています。


自分の意識としてだけでなく、これを支援で関わった子どもなり保護者にも体験してもらえるように、もっと自分の引き出しを増やしていかなければ、と思っています。
今度は、それが僕自身の課題かもしれません。






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2016年5月4日水曜日

牧歌的一日

息子が初節句を迎えます。
今日はその準備やらに追われました。

両家の両親を招いて食事です。

一枚目の写真、僕の実家から貰ってきた五月人形と兜、妻の実家から貰ってきた掛け軸(妻
の曽祖父が描いたものらしい)。

床の間に飾ったら急に立派な和室になった気がします(笑)

二枚目、義父母から貰ったちりめん製の鯉のぼりと、知り合いからそれぞれ頂いた鯉のぼりのタベストリー、同じくお世話になっている方から頂いた木製の鯉のぼり(この三点は玄関入ってすぐの飾り棚に飾らせていただいております)。

沢山の方にお祝いしていただいて、ありがとうございます。

三枚目と四枚目は、とわと散歩をゆっくりして、久々にアングルを気にしながら写真を撮ってみたりしました。

最近も、散歩はしっかりしているし、写真も撮っているのですが、いかんせんバタバタとしていることも多く、ゆっくりとアングルを気にしながら写真を撮ることをなかなかしていませんでした。

草っぱらでのんびりしてとわもご満悦でした。



明日は、初節句のお祝いで、日中はおもてなしに追われそうですが、午前中と夜にはそれぞれ作文指導と学習支援の予定を入れています。

ゴールデンウィークも折り返しです。
みなさん良い連休を。

久々に牧歌的な一日を送らせていただきました。
しっかりリセットしたので、またじっくり丁寧にぐるんぱの活動も続けていきます。
5月はいろんなところに現れると思います。
よろしくお願いします。

連休中もお問い合わせ、相談は受け付けています。

飛び石の連休、これから来る連休明け…気になる事、不安なこと…
気軽にご連絡ください。


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2016年5月3日火曜日

上手にゆだねてみる

今、息子の晴哉を抱きながら片手でキーボードを叩き始めました。


赤ちゃんを見ていて思うのですが(我が子に限らず普段から)、「人にゆだねるのが上手だなぁ」と。


身も心も、本当に上手に人にゆだねられるんですよね。


ゆだねる、というと自分のペースを相手に持っていかれるとか、そういうことも考えてしまいますよね?

でも、上手にゆだねることは、決して相手に主導権を持っていかれることとは違うんです。


上手にゆだねられるとお互いに心地よくなるんです。

お互いに意識し合って、その中でそれぞれのことを出来ているのです。
晴哉は眠って、僕はこうしてブログを出来ていて。
気持ちよさそうに寝ていたし、僕も心地よい感じでした。


ゆだねることって勇気もいるかもしれません。
でも、上手にゆだねたり、ゆだねられたりすると、それはお互いに心地いいことなんですよね。

そういう風に人付き合いを重ねられるといいんですけどね。
難しいけれど。

大切なことを子どもから学んでします。

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2016年5月2日月曜日

自分へのご褒美だと?はぁ~?

少し前から、いつの間にか浸透しちゃったけれど、「自分へのご褒美」なんて言い方がありますよね?
アレ、僕、嫌なんですよね(笑)
「贅沢しちゃった」とか「気分転換」「息抜き」「リフレッシュ」…そういう言い方で良いのに、「ご褒美」だなんて言うの嫌なんです。


最近は少し免疫が出来ましたが、数年前は「じ・ぶ・ん・へ・の・ご・ほ・う・び?はぁ~?」ってなくらいにイラっとしてました(笑)


そんなご褒美ブームの昨今ですが、ご褒美のあり方は本当に考えた方が良いと思っています。

「しなきゃならないこと」や「して当たり前のこと」をして「ご褒美」はあり得ないでしょう。

だから「自分へのご褒美」なんてのはあり得ない訳です。


そして何より問題なのが、その「自分へのご褒美」(当たり前のことをしたに過ぎないのに「ご褒美」といって報酬を得る)という価値観をそのまま、他人へ、特に子どもへ向けるのはよろしくない、と思っています。

「ご褒美」が当たり前のことをして与えられると、はじめは良いのですが次第に「ご褒美が無いとしない」という思考が芽生え始めます。

いつの間にか、「ご褒美」ではなく「嫌なことをしたあとのご機嫌取り」になっていて、それを用意できない状況になると相手と上手にコミュニケーションが図れなくなっている、ということになるんです。


よく時代劇とかで「褒美をつかわそう」「褒めてつかわそう」みたいな台詞があるじゃないですか?

あれ、当たり前のことをしている人に与えられていると思いますか?
何かしらそのお殿様なり王様なりの求めるものに貢献しての話じゃないですか?


「当たり前のこと」をしているのか「それ以上のこと」をしているのかを、しっかりと考えて「ご褒美」についても考えていかないと、結局お互いにタフな思考、タフな関係なんて出来ないんです。

ちょっと突いたら崩れる信頼関係(信頼と呼べないけれど便宜上)程度で止まって発展しなくなるんです。


「モノで釣る」ということをしているのか、本当に感謝の念を持つなり、相手を評価しての「ご褒美」をなのか…

多くの人に考え直していただきたい。
「自分へのご褒美」も然り。

もちろん、楽しみと言うのは必要ですよ。
それ以前の話として。

その意識の持ち方を間違えると大変だという話です。


「モノで釣る」。
これは相手を認めていないことの裏返しでしょう。


もしかしたら最初は「ご褒美に値すること」で「ご褒美」を与えていたとします。

でも!

「人は成長する」んです。

その前提を忘れていつまでも、毎回「この前もこれをしたときにご褒美を与えた(もらえた)」ということに囚われていてはだめです。

ご褒美のハードルは上がっていくものです。

幼稚園児がお風呂掃除をして「ご褒美」、まぁ、分からんでもないです。
僕がお風呂掃除をして「ご褒美」…「はぁ?馬鹿にしてんのか?」って話です。


そういうことを頭に起きながら「ご褒美」のあり方は常に見直し続けなくてはいけないと思っています。


…よぉし!今日は「自分へのご褒美」に夜、シュークリームを食べちゃおうっと(笑)

失礼しました。
みなさん、良い連休を。


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2016年5月1日日曜日

続・頼りにしているのか、依存しているのか

前回の記事の続編。


関係が上手くいっていないカップルを見ると、一方が振り回して、一方が振り回されて、ということが目につきませんか?

あれはまさに依存関係。

関係が上手くいっているカップルは、お互いに芯を持って凛として、相手を振り回したり、振り回されたりしていないです。


支援の話でも同じなんですよね。
依存関係になると、「励ましたり励まされたり」していた関係が、途端に「単なる傷の舐め合い」に成り下がってしまいます。

こうなると、ハッキリ言ってつまらん!って思います。



「一緒に歩んでいきましょう」という、スタンスはとても大切です。

でも!

「歩くのは、それぞれ自分の足で」です。
「オンブしてください」「抱っこしてください」じゃダメ!ぜったい!

「一緒に歩む」は歩調を合わせるという意味。


そして、依存していなければ、しっかりと相手がいないときにも自分のペースを守って歩けるはずなんです。
「あの人がいないと、私歩けなーい」なんて言っているのはつまらーん!


自分と相手の境界を曖昧にしてしまってはいけない、と言う話です。


相手には相手の領域があって、そこは侵しちゃいけません。
侵させてもいけません。


ちょっと乗ってきちゃって、記事を続けて上げることにしました(笑)



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頼りにしているのか、依存しているのか

頼れる人を作るのは大切だと思います。
自分の支えになってくれる人だとか、いざという時に動いてくれる人とか…とにかく困ったときに力になってくれる人と言う意味で。
知恵を貸してくれるという意味でも。

でも、依存関係にならないことは大切だと本当に思います。


僕の考える頼れる関係と依存関係。

それは「相手の感情を振り回さない事」と「相手の言動に感情を振り回されない事」ということが守られているか否か。


これは僕の中で、かなり大切な線引きです。


相手を振り回すほどに人に頼ろうとするのは身勝手ですよね。
反対に相手に振り回されるのもまた、依存関係だと思います。

例え、一方が振り回され、一方が振り回す、というのが固定されていたとしても、それはお互いに距離感を見誤った依存関係に他ならないと思います。

家族でも、パートナーでも、仲間でも、支援でも…

そういう時には、一度深呼吸をして距離感の測り直しをしなくてはならないと、僕自身は考えています。


人は困ったときには人に頼ることも必要で、上手に甘えることはとても大切です。

でも、それは依存関係とは違いますよね。
困ったことは「困った」と言ってこそ自律です。

でも、実際的に困っている度合い以上に相手に求めたり、自分のすべきことを放棄して相手を求めたり、相手の都合を想像できずに求めたりしだすのは、よろしくない。

そこまでくると完全に依存状態。



僕は正直、そういうの大っ嫌いです。

で、依存関係を作らないためには「依存される側」が頑張らなくてはならないと思います。

「出来ることはできる」「無理なものは無理」

と日頃からハッキリ伝えてあげることです。



でも「気が付いたらドツボにハマっていた」なんてこともありますよね?

そこから抜け出すには、やっぱり依存される側が意識的に距離を置くことが大切です。
一度依存関係に陥ると「言うべきことも言えなくなって」いることもしばしば。

それなら「言わない」「しない」という形で意思表示をするのもありだと思います。


コミュニケーションは「受け取ったら返す」というのが原則にはあります。
でも、それは健全な状態の話。

「敢えて返さない」というのも一つの手です。

投げた球が返ってこないことで、自分の中で動揺が起こるようであれば「依存していた」ことに気付くべきです。

自分の中で凛とした一本の柱を立てて、自分でやるべきことはして、守るべきものは守って。

相手に揺さぶられないような関係づくり、相手を揺さぶるようなことをしなくていい関係づくりを勧めなくてはいけません。

そういう健全な関係性の中で誰かが困ったときに集まれる者同士こそ、仲間であり、家族であり、友であり、という気がします。


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