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2020年11月27日金曜日

「お母さんは、一番大事なんよ」

 一緒に学習をしている中学生のT君。

口癖のように「オレ、お母さん大好きっちゃんね」と言います。

僕から見てもとてもいい関係のように見えます。

お母さんも彼のことが大好きなんでしょう。

とても温かいまなざしを感じます。


じゃ、お父さんは?w

と言うと…「好かん」らしいですw


話を聞いていると…多分似ているんでしょうね。

お母さんの取り合いみたいな印象を承けます。


なんか僕は、彼の話を聞くととてもほっこりするのです。

2020年11月20日金曜日

より良い業務体制を目指して

 11月2日には、多機能事業所こみこみが開所し、12日にはB型の出張所として登録もしているさつまラーメンがオープンしました。

いざ運営を始めてみると、想定外のことも色々と起こりまして…

「支援の質」というところに重きを置くために、それから私たち支援者自身もイキイキと業務を行っていけるように、というところに立ち返り、業務体制の見直しを行いました。

新しく場を作ったり、新しい展開をしていこうとするときには、必ずと言って良いほど“山場”が現れます。

この“山場”を越えながら、事業所として、職場として、会社としての“らしさ”を作っていくのだと思います。

一山越えて、またまた、こみこみの“これから先”のことが益々楽しみになってきました。

2020年11月19日木曜日

「この子、緊張していたんですよ♪」

今日、プール活動で来たCちゃん。
特別支援学校小学部在籍の3年生です。

昨日、授業参観があったようで、運動会の代わりというところなのでしょう。体育の授業を見学したとのことでした。
サーキットを組んで、さまざまな動きを披露する形式だったようです。

家でも練習をしていたらしく、お母さんは当日を楽しみにしていたそうです。

「そしたら、この子、緊張していたんですよ♪照れて恥ずかしがって、面白かったです」

と様子を聞かせてくださいました。


出来た、とか、出来なかった、とかでなくて、成長の様子をそうやって捉えるお母さん、とっても素敵だな、と思ってしばらくお話をしていました。


彼女とは、彼女が幼稚園の頃からのお付き合いです。

僕自身も、彼女が緊張していた、という話を聞いて「おぉ、そうですか!それはすごいですね」と話が盛り上がりました。

少し前の彼女は緊張なんて無縁で我が道を行くみたいな、ところもある子でしたから、周囲の目線とか期待とか、うまく出来るかな?とかいろんなことを彼女なりに感じていたのでしょう。

出来た、出来なかった、とかそういう評価とかジャッジみたいなことでなくて、心模様とか葛藤とか、そういうものが見られる、授業参観って、素敵だなと思いました。

2020年11月6日金曜日

貧乏揺すりを止める前に

一緒に学習しているこの中には、貧乏揺すりをしがちな子も少なくありません。
それ以外にも、いろんな“癖”がついつい出てしまう子もいます。

僕は基本的には、その“癖”を見守ります。
止めることはしません。

止めても、何の意味も無いと思うからです。
止めるならそれ相応の理由があるときだけです。
誰か他者が困ってしまうとか、危険があるとか。
それでその子の居場所がそこになくなる可能性がある、居られなくなる、みたいな理由があるときだけです。

止めずに、「なんでこういう“癖”が出てしまうのか?」を考え始めるのです。

ストレスなのか?それとも特性によるもの?快感?


どんな“癖”であれ、その場にとどまっていると言うことは、それでその瞬間のバランスを取っていると言うことですから、わざわざ崩すようなことをしなくて良いと思うわけです。

行動には必ず意味があります。
意識的であれ、無意識であれ。

それを見ながら子どもの心模様を見ていくことを支援の根っこにしたいと思います。

2020年11月5日木曜日

いよいよ始動!宗像の多機能型事業所こみこみ

多機能型事業所こみこみの指定通知も頂き、11月2日より事業所として動き始めました。

来週には利用者の契約も入り始めて、“いよいよ”という感じです。



就労Bで運営をしていくラーメン店も、店内の工事も、表の外観工事も順調です。

来週木曜日11月12日にオープンです。

味にもこだわりますが、やはりお客さんもスタッフもイキイキなって、こちらは「調理を楽しむ」「接客を楽しむ」「店舗運営を楽しむ」をして、お客さんには「食事を楽しむ」「コミュニケーションを楽しむ」「時間を楽しむ」ということがしてもらえる場作りに、僕個人としてはこだわりたいです。
その実現のために支援の手立てを考えたり、環境を設定したりしていきたいと思います。


それから就労B型は、ラーメン店が目玉のようにして映るかも知れませんが、店舗運営意外にもパソコンを使った作業も用意していますし、シール貼りのような内職作業も用意しています。
特性や性格、その日の体調・・・いろんな方がいます。
その人が、その日、そのときに出来る作業、仕事に取り組んでもらうことが出来る仕組みも用意しています。

就労というのは学校生活とはまた違い、学童期以降の長い年月関わるものです。
ですから、長い目で見て「続けられている」ということが自身になったり、そこで積み上げたものそのものが、その人の生きがいになることを目指したいです。



自立訓練の方も、スタッフ間でミーティングを重ねて、様々な利用者を想定して、いろんなプログラムを提供出来るように準備をしています。
運動プログラム、学習的要素、パソコン、ソーシャルスキル、ライフスキル、ビジネスマナ・・・

自立訓練は、就労へのステップや社会復帰へのステップです。
一人一人が思い描く「これから」は違います。
そこに必要なことを順序立てて取り組んでいきます。




就労B型も自立訓練も、まだ利用者の受け入れが可能です。

見学、お問い合わせ大歓迎です。

ちょっとでも気になる、ということがあれば是非ご連絡をくださいませ♪