プールに来ている未就学児の子のお母さんからうれしい報告をいただきました。
「旅行が好きなんですけど、今まで楽しむどころじゃなかったんです。」
「ロビーで走ったり、新しい場所で興奮しすぎて障子を破ったり…」
とこれまでのお話を聞かせてくれた後にこんな話が。
「でも、プールのおかげかな、と思うんですけど、公共の場で走り回らずに穏やかに過ごせて、家族旅行が楽しめたんです」
「プールのおかげ」かは分かりませんが、うれしいご報告です。
もちろん、子どもやその家族にとって、居場所が増えるあるいは減らさないというのは大切だと考えているので、公共の場で走らないという練習はしています。
せっかく、公共施設を利用するプール活動なので、そういうところも大切にしたいのです。
それが、こういう目に見えて帰ってくるのはやりがいにもなります。
プール活動を楽しむ、ということに付随してくるいろんな要素を丁寧に拾い上げて、療育活動の一環に落とし込んで、ライフスキルと言えるようなものへとつなげることが出来たら最高だと思っています。
泳げるようになるというのは二の次で良いと思います。
生活の困り感をプール活動を通して柔らかにする。
そういうものを目指していますので、興味のある方は是非お尋ねください。
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