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2019年9月6日金曜日

どうやって読書をするか?紙?アプリ?電子書籍専用端末?支援の視点で少し考えてみた。

僕は、読書が好きで、常に鞄の中あるいは車の中に1冊や2冊本を入れ、どこにでも持ち歩きます。

紙媒体以外にもAmazonの電子書籍アプリKindleも使ってスマホでも読書をしますし、同じくAmazonの電子書籍専用端末Kindlepaperなるものも一応は持っています。
(Amazonのアカウントで同期出来るので、アプリでも専用端末でも最後に読んだところを共有して続きから読めるので便利ですよ。)

そんな風に色々な媒体で読書を楽しんでいる僕。
ちょっと支援の視点で、各媒体について考えてみました。

まず紙媒体について。
これの良さはなんと言っても【読み返しがしやすい】こと。
「あれ?前に何て書いてあったっけ?」みたいになって、少し前のページに戻りたくなる時には、そのページを探し出すのには、断然、紙媒体がしやすいです。

電子書籍にも作品中のキーワードなどで検索する機能は付いていますが、画像資料などは検索に掛からないこともあります。
挿し絵も同様です。

短期記憶の苦手な人には、この点は不自由さを感じる人がいるのではないでしょうか?

そういう意味で、この点は紙媒体がオススメです。
スマホなどはスクリーンショットなどを活用すると良いかもしれませんが…

スマホやタブレットのアプリを活用する場合。
これの良さは、【文字の大きさやフォントが変更可能である】こと。
指先を感覚的に動かすことで比較的簡単に、文字の大きさやフォントが変えられます。

誰にでも、見易い字の大きさやフォントというものがあります。

行間が詰まっていると、文字を目線で追うことに困難さを覚える子がいます。
そういう時は、この機能を使って読みやすい文字の大きさやフォントに切り替えて見ると読書が幾分かしやすくなるかもしれません。

また、今の時代の子どもたちは、これらの端末に慣れ親しんでいるというのも選ぶ際のポイントにはなり得ると思います。

ただ、多くの場合、液晶がガラス面で、光の反射も強いし、そもそも明る過ぎると感じる子もいるかもしれません。

学習の教材も、上質な紙よりザラ紙のような反射が少なかったり、色合いが落ち着いたものの方が良いという子もいるくらいなので、この辺りも選択の材料になるかもしれません。

電子書籍専用端末の活用。
これは、今書いた色合いのことが1つ挙げられます。
スマホやタブレットより色合いが落ち着いたものである場合が多い、というのがポイントでしょう。

それから、文字の大きさやフォントを選べるというのもやはりポイントです。
この機能自体はスマホやタブレットと変わりませんが、保護者の中には「読書がしやすくなる手段として電子書籍を」と思っている方も多いと思いますが、その一方で「スマホやタブレットばかりに触れさせたくない」という方は、こちらが良いかもしれません。

「読書していると思ったら、いつの間にかゲームをしていた」なんてことは、この媒体に於いては起こりません。

他にも検討材料に出来る要素はあるわけですが、まずはこの辺りでしょうか。

読書の媒体について、こういう視点で選んでみるのもありかもしれませんよ。

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