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2018年8月3日金曜日

必ず“理由”がある

5歳のS君。
プールの様子を少し。

彼は、とってもとっても遊ぶのが大好き。
特に、跳ぶ、回る、潜るみたいなことが大好き。

ただ、今日はちょっと疲れ気味だったのかな?
いつもよりも跳ぶ、回る、潜る、をたくさん求めてきました。
彼の傾向として、疲れているときほど、そういう遊びをたくさん求めてきます。


そういう、いわゆる刺激遊びで感覚を満たしてあげると、あるタイミングでスン…と“落ち着く”感じに表情や動きが変わります。

そうなってからの方がプールの、泳ぐということについてのコミュニケーションは断然スムーズです。


今、書いたように、彼は疲れているときほどそういう刺激を求める傾向にあるように思います。
そうして気持ちを落ち着けようとしているのかもしれません。
そして落ち着いたと思ったら、自分で“すること”に戻ってきます。


今日のレッスン後に、こういうお話をお母さんの方にもお返しをしたところ、昼寝でもそういう様子があるとのことでした。
疲れているときほど昼寝が出来ないで、動き回るということを聞かせてくださいました。

プールも落ち着いて“したい”のだと思います。
でも、疲れていて、直ぐにはそうできない。
そこで自分の好きな刺激を入力して、落ち着こうとバランスを取っているのでしょう。

昼寝の件も同様です。
疲れていて眠りたいはずなのです。
でも落ち着いて眠る段ではないから、自分の好きな、自分に必要な刺激を入力して、眠るための準備をしているのでしょう。


誰かについて“なんで?”と思うところには、第三者の思いもよらないところで、本人なりの“理由”があるのだと思います。
それを見つけて、近づいて、大切な人同士をつなげる、つながりを深める、そういうことが、観察と思考で出来ると信じています。

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