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2019年10月31日木曜日

何が“違う”のか

工作とかって先生(大人)は「失敗させたくない」「成果物として残してあげたい」が先行しがちだと思います。
一方で、子どもの方では「工作」という言葉の本来持つ意味である「作業」自体に夢中になっていることが多い気がします。

つい先日放課後等デイサービスで、知的に障がいを持つ子どもが、黙々と楽しそうにハサミとテープと折り紙を使って工作をしていました。
ある程度形になったところで、その子は作ったものをチョキチョキ✂️と解体し始めて、キレイにゴミ箱行きとなりました。

「あぁ、切っちゃった」「ええ?切っちゃうの?捨てちゃうの?」と周りの子どもも指導員も、止めはしないものの口々に言っていました。
当の本人は全行程をとても楽し気に行っているのですが。

この差は差で、それぞれの思いがあって良いのでしょうが、サポートする側は、こっちの価値観を押し付けたくはないですよね?

あくまでその子の工作です。

そういうことを忘れずにいたいものです。

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