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2022年2月28日月曜日

学習サポートでは何をどう「伝えるか」だけじゃなくて「伝えないか」も必要なのでは?という学生さんの気づき

 とあるサポーターさんからのエピソード。

「○○ちゃん、にここ(英文法)のことを質問されたんです。で、サラッと説明すると出来たんです。で、私思うんですけど、今まで『分からないところは丁寧に』を心掛けてきたつもりだし、自分もそうやって教えてもらってきてたけど、余分なことも多分たくさん一緒に聞かされていた気がします。多分余分なことも教えていたとも思います」


そんな話を聞かせてくれてました。

そして、

「私、特に学習支援っていうような位置づけの勉強の機会の時には、「伝える」ことと同じくらいに「伝えない」ことも大切だっていう気がするんです。」


凄い気付きだと思いませんか?


ついつい「丁寧に」「細かく」、“してあげたくなる”ことって多いと思うんです。

それでもそれが弊害になるという悲しいw事実もあります。

子どもとの時間をとても楽しんで、サポートにあたってくれている彼女。

特に最初の頃は“燃えていた”印象です。

もちろん今でも熱意を持ってくれているのがとても伝わります。

そんな彼女が「伝えない」ことについて考えたり気づいたりしたというのは、とっても素敵だと、個人的には思うところです。

2022年2月27日日曜日

「ひとりでできるもん」だけじゃないという話。

 ぐるんぱの活動を支えてくれるサポーターさんたちがいます。

謝礼をお支払いしながら、お手伝いしてもらっています。


実際に学習サポートやプール活動を手伝ってくれる人たちがいます。

それから支援には入らないけれど、ガサツな僕だけでは到底できない事務所の環境維持のためにお掃除などをしてくれる人もいます。


この人たちのおかげで「ぐるんぱ」はあるんです。


関わってくれる人たち一人ひとりが、様々なバックグラウンドを持ち、自分の持てるものをぐるんぱに提供してくれます。

どの人とお話していても、刺激になります。


ぐるんぱに通ってくる子どもたちについて。

ご自身のことについて。

いろんなことをざっくばらんにお話をします。


事務所はおかげできれいだし、僕には出来ない、持てない視点で子どもたちにアプローチをしてくれるし。


「ひとりでできるもん」という作業もあるけれど、それだけじゃないんです。

「仲間もいるもん」という心強さ。


どのサポーターさんのことも僕は胸を張って紹介できます。

それがどのくらいか?

関わる人たちが許すなら、それぞれの人たちの支援や仕事の成果を多くの人に見せたいくらいなんです。


個別支援だからどうしても僕一人で実践できる数には限りがあります。

でも、胸を張ってどのサポーターさんのことも紹介できるし、引継ぎを行えます。


福岡県保育問題研究会集団づくり部会 オンラインミーティングに参加していました。

 昨夜は「福岡県保育問題研究会 集団づくり部会」のオンライン部会が開催されて僕も参加していました。

若手保育士さんの実践提供を受けて、あれこれと検討をし合うという時間が中心になりました。


誰かの実践を聞くって、本当にワクワクするんです。

名前に「研究会」と付く集まりなので、(ほぇ~難しい)と思う時もあるのですが…それでも、他の人の実践が聞ける場だし、いろんな人の考え方とかと視点とかにも触れられる場だし、で僕はかれこれ4年?5年?くらい所属を続けています。


その魅力たっぷりな場何ですが、その中でも僕が感じている一番の魅力はコレ。

「言葉のお土産」がたっぷりなんです。

「あ、その表現分かりやすい!」

「お、確かに確かに」


仕事柄、立場上、人と話す機会は多いのですが、ここの「お土産」がどんなに人に伝えるのに役立っている事か!!

実践を通して出てきた言葉。

それについて考えていて素直に出てきた言葉。


す~っと自分の中に馴染みやすい言葉の数々に、毎回感動すらする瞬間があるんですよ。


他の参加者の人とはちょっと違うスタンスで参加しているんだろうな~と感じることがあって、たまーに(ごめんなちゃい)小さく思うこともあるのですが、厚かましさと図太さが勝って毎回楽しみながら参加しちゃっていますw


教え子たち、保護者の方たち、サポーターさんたち…少しでも「お土産」を還元出来たら良いな、と毎回思っています。



追伸:Nさん、遅い時間までありがとうございました。チョー楽しかったです!ちょい興奮気味になって、4時近くまで寝たり覚めたりでしたw

2022年2月24日木曜日

書籍紹介「発達障がいと人間関係」

 

「プールのあった日はぐっすり眠ってくれるんです」この言葉の意味を考えて見て下さい。

プールの教え子の 保護者からこんな言葉をいただきました。

「プールのあった日はぐっすり眠ってくれるんです」

こういう言葉、何気ないかもしれないですけど、本当に良かったと思うんです。


まず、この「眠って“くれる”んです」。

この保護者にとって、我が子がぐっすり眠るということが助かるという位置づけなのが分かりますよね。

普段眠りが浅いのでしょう。

夜中に子どもが目を覚ましたりすると、それに合わせて親も目が覚める、という事もあるでしょう。

ケースによっては一緒に起きて布団から出ることになる、という事もあり得ますし、子どもの睡眠は子ども自身にもそうですが、家族にとってもとても大切なものとなります。

子どもの眠りが浅いことが、どんなに大変か想像がつきますか?


もう一つ、「プールのあった日」。

これも「他の日はぐっすり眠れるほどの活動量の確保が難しい」のでしょう。

ぐるんぱのプールは、その子によって泳ぐ量も違いますし、目的だって違います。

日頃の保護者のとのコミュニケーションで、運動量を確保することが大切だと思えば、そこに負荷をかけることもあります。

もちろん、子どもが行き渋りをして止めてしまうようでは意味がないので、運動量を確保しつつ、子どもが夢中になったり、「気づいたら結構な距離を泳いでいた」みたいになることを目指します。

辛いトレーニングだけ、無機質な訓練なんてつまらないですからw


何気ない保護者の言葉の中に、家族としての困り感がにじみ出ることもありますから、こういうことにも出来るだけ耳を傾けたいと思っています。

2022年2月22日火曜日

日の里thinkingに出演して、自分自身の棚卸が益々進んだ話。

 お声掛けいただいて「さとづくり48」というところが企画している「日の里thinking」というものに参加してきました。

Facebookでライブ配信する企画です。


今回は「ぐるんぱの永田」として及び頂いたので、僕の仕事観とか、地域観を中心にお話をさせて頂きました。

自分でこうして言葉にすることで、普段はフワフワと頭の中にある考えや思いがカチッと輪郭を持つような感覚を得られました。


同じ畑の人たちに発信をすることも大切ですけれど、そうすると同じ畑の人にしか浸透しないわけで…

こうして畑違いの方に協力してもらって、発信することで、地域とか文化とかが作れる気もしています。


僕の尊敬する人たちの多くは、自分の本筋とは別に、付随するようにしていろいろな活動をしている方が多いです。

ようやくそうすることの意味になんとなく気づき始めたのだと思います。

必要なんですよね。

独りよがりで終わらせないためには。


進行してくださった吉田さんも本当に様々なことに取り組みながら、まちづくりをされています。

ご自身も仰ってましたが、時間はかかるけれど浸透させていく為に必要なこと、なのでしょうね。

そういう意味で、お互いに共感できる価値感、仕事観を見ることが出来ました。


一見無駄そうに見えて無駄ではない、そういうものってやっぱりあるんですよ。

その中で、常に事業性と天秤にかけながら、「何から着手すべきか」「どうするべきか」「いつすべきか」「誰がすべきか」を判断していく。


これが地域づくりなのかな、と。


本当に楽しくて、本当に学びを得られた時間になりました。

ありがとうございました。

2022年2月19日土曜日

動画でも、アドバイザー契約の説明

不慣れですが(笑)

アドバイザー契約の説明を動画でもしてみようと思いました。


まだまだ分かりにくいかもしれませんが。


とにかく詳細はお尋ねください♪