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2015年11月4日水曜日

個性を知ってこそ支援が出来る

「個性を知る」ということはとても大切です。それを知ってこそ個別支援が成立することは言うまでもありません。

では個性とは何なのか?ということですが…

このブログでもかなりの頻度で使う言葉である「らしさ」ということだと思います。僕らしさ、あなたらしさ、彼らしさ、彼女らしさ…


それを本人や周囲に気付いてもらうこと、引き出すことが支援の基本にあると思っています。


ただし、「個性」と一言に言っても実に難しいものです。
特に、支援を考える際には「障がいの個性」と「その人自身が持つ人としての個性」を混同してしまわないことが大切だと思います。

障がいの個性に対しては、それを受容しながら方策を考えていくことが必要です。

人としての個性に対しては、尊重するとともに、一人の人間としての成長をしてほしいという希望を持ちながら見守ったり、励ましたり、と叱咤激励しながら見つめていく必要があるものだと考えています。

それを混同してしまうと何でもかんでも「障がいがあるから仕方がない」と本当は伝えたいことを伝えられない関係性になってしまったり、反対に本当は方策が必要なことに対しても「甘えてばかりいるから」と適切な支援が入り込んでいなかったり、ということになりかねません。


そういったことにならないように、「個性」ということについて常日頃から考えていくことがとても大切なのだと感じています。

支援対象の個性だけでなく、自分自身の個性って何だろうと振り返ってみるのもいいかもしれませんね。

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