黒板を見る
書いてあることを覚える
ノートを見る(ノート全体、運筆の前後の軌道)
ノートに書く
という具合に作業はいくつもあります。
加えて、
着席しておく
姿勢を保持する
ということも必要だったりします。
(僕個人はさほど気にしないので、机に突っ伏すような姿勢でも許容することもあります。)
同じ、板書をノートに写すということが苦手でも、どの段階で躓きがあるのか?で当然アプローチの仕方は変わります。
運筆が苦手でスピードが追いつかず、ノートが書けない子に「ちゃんと見て書く」と言っても、その子は見ていて、書くものは分かっているけれどスピードが多い付いていないわけですから、アドバイスとしては的外れなわけです。
極端な例を挙げましたが、このことを見るのはとても大切だと思います。
それが見えると、“学習”の取り組み方も変わります。
いわゆる教科学習でなくても、こういうことが見えると机上で遊びをしながら学習サポートが成立することもあります。
子どもを対象にした支援とかサポートと言われるものは、いずれ外せるものは外していく、ということを意識しておかないといけませんから、それに向けたものを提供していくことが大切です。
その子の一生に寄り添うくらいの心持ちで仕事はしていますが、彼らが成長していき、世界が広がっていく中で、どこにでもついて行くわけにも行きませんし。
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