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2020年10月6日火曜日

“何をするか?”ではなく“どう考えるか?”

プールでも学習でも、もちろんそれ以外のことでもそうですが、活動自体について何をするか?と考えること自体も大切かも知れませんが、それ以上に「活動を通して見える姿から、どう考えるか?」が支援者としては大切なように思います。

例えばぐるんぱのプール活動では、1時間の中でどのようにしてレッスン自体を展開するか?というある程度の定型を用意しています。
(もちろん、それを子ども毎、その日毎に少しずつアレンジはします)
似た内容(例えば泳ぐプログラムとしては同じことをする)でも、その活動から見えるもの、その活動を通して狙うことは違います。

同じことをしていても狙いが違う、そうすると支援としては全く違うまなざしを持ちながら子どもたちと関わっていき、時間を過ごすことになります。

分かりやすく言うなら、「ダイエット目的で泳ぐ」と「好きな趣味で泳ぐ」とでは、同じ「泳ぐ」という活動を通しつつも狙いが違うわけです。
そうすると負荷の掛け方だって、変わってくることは分かりますよね?

支援でも、同じ活動をしていても支援者がどう見て何を狙うかということさえハッキリしていれば、集団の中で多様な支援を展開することが可能になります。
「この子にはここを」「この子はここを」と気に掛けるところを変えることで、必要な配慮が行き届き、みんなで過ごすことが可能になるはずです。

そのためには、やはり支援者がさりげないエスコートで、子どもたち青年たちを中心にしながら場を作っていくことが大切なように思います。

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