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2024年1月11日木曜日

学習状況を見るというのは…

少し前に学習サポートに来る子どもたちの筆箱が小さい、ペンも短いという話をしたと思います。

昨日学習に来た中学2年生男子は、気になるほどの大きさではありませんが、中身は以下の通りでした。

シャープペンシル2本
替え芯1ケース
消しゴム1個
3色ボールペン1本
定規

決して悪くはないですが、「もしも」の時に弱い中身です。

中学生くらいだと当たり前ですが、使っているシャープペンシルも比較的安価で、一緒に過ごしている間にもしょっちゅう芯詰まりを起こしてしまいます。

3年生目前、少しずつ入試や進路のことを意識し始めています。

そんな彼が、昨日も一緒に学習している間に芯が詰まって困っていました。

そこで「シャープペンシルだけでなく、鉛筆も数本入れておくと安心感につながって、落ち着いて試験とか受けられるようになるかもよ」とアドバイスをしました。


本人は「これまでも学校の試験で芯が折れたり詰まったりして困ったことがあった。それは良いかも」と目を輝かせました。

一緒にいるときに学習状況を見る。
学習サポートの基本ですが、「学習状況」が「内容理解」だけではないという事だと思います。
不安、葛藤、悩みを抱えながら学習をしている子どもたち。
彼らのそういった重荷を少しでも軽くするということを広い視野で考えていきたいものです

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