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2024年3月31日日曜日

子どもたちの成長を信じぬくこと

この仕事をしていると、特性や課題と言われるものを持つ子どもたち、そのご家庭とたくさん出会います。

ぐるんぱとして出来ることは限られています。

それでもどうしてもしていきたいことがあります。
それは僕自身もスタッフにも「子どもたちの成長を信じぬくこと」です。

横に並んで歩いたり、半歩前を手を引いて歩いたり、後ろから背中を押したり…伴走の仕方は様々です。
その道すがら休憩したり、道草食ったり、寄り道したり、少し引き返したり…いろんなことが起こります。
それでも信じぬくことが大切だと思っています。

どんな子でも、です。


職業支援者がそれをやっていくのは、ある種の当然だとも思うのですが…

ご家族にも信じぬいてほしいとも思います。

ご家族は、職業として彼らと関わる僕らと違い、ずーーっと生活を共にしていきます。
その分、困ったり、悲しかったり、辛かったり…そういう思いをする機会も程度も桁違いです。

子どもたちへの直接支援を通して、ご家族も我が子の成長を感じられるような計らいがとても大切だと思っています。

いずれ「今」交流のある支援者とはお別れをする日が来るので、その先も信じぬいて、家族で歩き続けられるような固い絆が芽生え、育まれるような支援を十分に重ねていくことが必要です。


以前は「僕が嫌われてでも伝えたいことは伝える」くらいに頑固になっていた時期もありますがw
今は「僕が子どもたちに嫌われていては、伴走が終わった後の親子の歩みに繋がらない」と考えるようにもなってきました。

もちろん「ぐるんぱ」としての価値観を、提供しなくてはいけないので、どうしても譲れないものもあります。
それでも、子どもの成長を信じぬくことで、待ったり、手を引いたり、背中を押したり、楽しくおしゃべりしながら歩いたり、寄り道したり…出来るのだとも思うようになっています。


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