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2018年10月16日火曜日

討論って何?

一緒に国語の学習をしている小学校高学年の男の子の話。

日頃から、彼の感性も話も面白いものを持っていると感じるのですが、今日は“確かになぁ”と唸ることがありました。

取り組んでいる教材の中で「学級討論」についての問題が出てきました。

そこでの例題として「学級文庫にマンガを置く」ことの是非について、肯定グループと否定グループのそれぞれを想定して主張を考えていくというものがありました。

まぁ、よくあるテーマです。

教材の流れとしては、「楽しく学べるかもしれない」という肯定グループと、「マンガばかり読むようになるのでは?」という否定グループの討論、という感じなのですが…

彼は話や問題に入り込むのが得意で、まるでその場に居るようにブツブツと呟き始めました。

聞いてみると、彼は、肯定でも否定でもない立場を取っているようです。

この問題での討論は「どちらかの立場に所属して」ということが求められているので、問題が難しいとのこと。

そこで「ほう、じゃ、あなたはどういう考え?」と尋ねてみました。

彼の答えはこれ。

「学級文庫って、自由にクラスで使える本でしょ?マンガは置いても置かなくても、みんなが仲良く過ごせるクラスになるための本ならいいと思うから、こういう話はキライ」

だと言うのです。

なるほど!でしょ?

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