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2018年10月27日土曜日

たまにはお喋り中心も悪くない

今日も午後からは数人の子どもたちとプールで過ごしたのですが、ある男の子とのプール中の出来事についてお話していきたいと思います。

今日、その子とのプールをスタートする前にお喋りをしていました。
別段、特別なことではない“他愛ない”お喋りのつもりでした。

でも、話していくうちに、その子が学校でのことを話したがっているように感じました。
ハッキリとではないけれど、学校での出来事を話の端々に散りばめてきていました。

そこで「ちょっと今日は、ゆっくりお喋りでもしながら泳いでいこうか」と提案してみました。

彼は「いいと^^?」と。
僕も「もちろん」と返しました。

するとため込んでいたものを吐き出すように、いろんな話を始めてくれました。
いろんな話をするのですが、やはり学校のことに向きがち。

学習のこと。
友達のこと。
時間のこと。
上手くいったこと。
失敗したこと。
楽しかったこと。
難しかったこと。
気になっていること。

概ね楽しいようですが、思い通りに運ばないことに遭遇することも“増えてきている”という感じなのでしょう。
不安を募らせているようでした。

ビート板を使ってバタ足をしながら、本当にたくさんの話を聞かせてくれます。
泳ぐのをやめると、お喋りも止まってしまいます。
なので、普段は背泳ぎも平泳ぎもクロールも泳ぐ彼ですが、今日はほとんどをバタ足にして、彼が話しやすいようにしてみました。

たくさん、たくさん話を聞かせてくれました。

終わった後、彼は「今日はいつもみたいに泳がんかったのに、なんだかスッキリするね」と言ってくれました。
普段から「体を動かすとスッキリする」と言いながらレッスンを終えることの多い子で、プールの目的も彼自身、そこに置いているように見えます。
そんな彼が、身体を動かす以外の時間で、「スッキリ」を感じてくれたのは良かったです。


「こうやって過ごす」ということに囚われず、僕に許される範囲内で、工夫をしながら子どもたちと過ごしていきたいと思います。

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