学習でもプールでも、それ以外の事でも…
“決めつけない”というのは大切だと思っています。
「この子はこういう子」みたいな決めつけは危ないと思います。
傾向としてはあるのかもしれません。
でも、その日によって、その時によって、その瞬間によって…
様々な面を見せてくれます。
“決めつけない”ことで、その子についての新たな一面を見逃さない事が出来ると思います。
可能性を見つけられるかもしれないし、関わり方の幅や奥行きを広げるための閃きを得られるかもしれません。
それこそまだ可能性、という話ですが、ある男の子と学習をしていたら…
本人曰く「国語は好きだけど苦手。算数は嫌いだけど得意。」
関わり始めた当初からたまに本人が口にすることで、僕は気になっていました。
本人の希望もあり、一緒に国語をしてきていますが、問題を解いてもらっても「苦手」という程、苦手さを見ることが出来ません。
(ただ、苦手意識からか集中力や持続力は、「ある」とは言い難い感じです。)
そこで、ここのところ、所謂“学習”は減らして、いろんな話をするために時間費やしてきました。
その合間にいろんなものを学習部屋に置きっぱなしにして(僕の自宅で学習しています)、彼がどんなものに興味を持ち、どんな風に物事に触れるかを見てきました。
そんな中でちょっとした可能性への気付きがありました。
「もしかしたら『国語が苦手』なのではなく、“縦書きの文を読むのが苦手”?」という可能性に行き着きました。
その子に限らず今の生活においては、圧倒的に横書きの文字や言葉や文に触れることの方が多いんで、驚くことでは無いのかもしれませんが。
もし「国語が苦手」なのではなくて、“縦書き”が苦手だというのであれば、同じ問題でも横書きに手直しするだけで、取り組みやすくなるかもしれません。
それで、幾分かでも苦手意識を取っ払えれば、普段の学習への向かい方も変わるかもしれません。
いや、本当に可能性の話だし、まだまだ検討、検証の余地はある話ですが。
不器用な僕には、こういうことの積み重ねしかないと思っているので、一手講じて見ようと思います。
狙いが外れたら、潔く引っ込めれば良い話ですからね♪
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