お盆休みにも入り、ご家族で遊びに行くという方も増えているのではないでしょうか?
僕も昨日は息子をプールに連れて行っていました。
そこで、今日はいつもと少し違うことを書いてみようと思います。
子どもをプールに連れていくときの、子どもと安全に楽しむためのアイテム選び!
特に泳ぎを練習中という段階の子どもには、安全に水中で過ごすためにアイテム選びは慎重になって欲しいと思うのです。
僕はほぼ毎年、この時期になると、プールの利用客が増え、溺れかける子どもを水から引き上げるということを1回、2回はすることになります。
これから「プールにでも連れて行こうかな」という方は、是非参考までに。
1.泳ぎやすい水着を!
レジャー用品店に行くと、おしゃれな水着がたくさん並んでいますが、デザインではなく「泳ぎやすいか?」という視点でまずは選んでください。
オシャレはその次で。
例えば男の子の水着はトランクスタイプもありますが、泳ぎが不得手な子どもにとっては、足の動かし難さに余計つながります。
幼児などは足も短いのでトランクスタイプになると直ぐに膝辺りまで水着がまとわりつき、余計に動かしにくくなります。
スクール水着のような、ぴたっとしたデザインの方が断然泳ぎやすいのです。
女の子は、何か所もひもで結ばないといけない水着は避けてください。
子どもは大人が思う以上に動きが多く、紐がほどけることがあります。
そうでなくても、紐がどこかへ引っかかる危険もあります。
以前、子どもたち同士で遊んでいるうちに、他のお友達の指に紐が引っかかり、そのまま意図せず水の中に引き込まれてしまって、ゲホゲホしていた女の子を引き上げたことがあります。
また、屋外プールでは特に増えますが、ラッシュガードを着る子どももいると思います。
フード付きはやはり、絡まったり、引っかかったりするので泳ぐ際には、襟口に入れるなどの工夫をしてください。
陸上ではフードを使用しても、水中では利用を控えてください。
2.スイムキャップの色は目立つ色!
万が一溺れても見つけやすいというメリットがあります。
屋外で、
スイムキャップ着用の義務がない施設でも、幼児などは特に被せてあげて欲しいものです。
人混みで、あっという間に流される、なんてこともあり得ないことではないので。
3.ゴーグルはクリアレンズのモノを!
ミラーレンズのものをカッコいい!と選ぶ子どももいるのですが、そういうものは泳ぎがある程度できてからでいいのかな?と。
クリアレンズのモノにすることで、子どもの目線を拾いやすくなります。
子どもの視線が今、どちらに向いていて、何に興味を示しているのか、何を訴えているのか…そういうものに気づきやすいことは、養育者としては大切なように思います。
特に水中で足をつったり、溺れかけたり、不測の事態に陥ると声すら出すのを忘れる子どもも多くいます。
困っているのか、そうでないのかというものを声以外にも表情でもキャッチ出来ることは、事故防止の基本だと思っています。
ちなみに、レンズの色も様々ですが、子ども的には無色透明のレンズが一番落ち着いて泳ぐことが出来るはずです。
カラーレンズでは、見える世界が大きく変わります。
4.浮き輪は身体に合ったサイズを!
子どもの身体は毎年変わっていきます。
そうすると何年か使えるものを…と思うかもしれませんが、浮き輪は身体のサイズに合ったものを選んでください。
お店で選ぶときには、せいぜい乾いた浮き輪を被るくらいしかできません。
しかも洋服を着ています。
それが水着で、水にぬれた状態になると、途端に滑るようになり、お店では大丈夫だったのに、水に入った瞬間にスルっと抜け落ちてしまうことがあるのです。
浮き輪を使うのに溺れるケースはこういう落とし穴があるためでもあります。
また、足を通すタイプの浮き輪は、養育者の目が必須です。
バランスを崩してひっくり返ってしまっても浮き輪から足が抜けないと、体勢を整える機会が生まれません。
もう挙げだしたらキリがないですが、最低限こういうことに気を付けていただけると、より安全に楽しむことが出来るのではないでしょうか?
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