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2019年8月5日月曜日

音楽のレポートに取り組む中学生の姿

先ほどの記事にも上げましたが、集団の学習サポート。
今日はお休みさんもいて、少ない人数ですので、一人の子は「音楽」のレポートに取り組んでいます。
学生さんと共に話しながら、感じたこと考えたことを言葉に紡ぎ出して、指定の用紙にどのようにまとめると良いか…と一生懸命に楽しそうに取り組んでいます。


さて、この女の子の学習も今日で3回目になるのですが、これまでは「国語」「英語」「理科」などの問題を解くという夏休みの課題を持ってきて取り組んでいたので、今日の学習は少し色の違う課題に取り組んでいる、という感じになっているようです。

僕は、それぞれの子どもと大学生サポータ―のやり取りを観察しているので、学生さんが感じている事とはまた別の事が見えています。
(これを都度、学生さんにフィードバックし、学生さんからもフィードバックを受け、を重ねています)


話を学習の様子に戻します。

これまでの学習と今日とでは、明らかに子どもの様子が違います。


特に見えるのが座り方の違い。
過去2回は、椅子に深く腰掛け、椅子を引き、いわゆる「良い姿勢」で取り組んでいました。
これはこれで、大学生サポータ―とのコミュニケーションを上手に使いながらバランスを取れているからか、落ち着いて取り組んでいるように見えていました。

ところが今日の様子を見ると、椅子に浅く腰掛け、椅子の前に体重をかけて、椅子の後ろ脚が浮くような座り方をすることも目につきます。

身体の様子はというと、今日の方が、“丸み”を帯びていて、ゆったりとしているように見えます。

多分、今日の方が“かのじょにとって”「良い姿勢」な状態なのかもしれません。

過去2回も今日も、楽しそうには取り組んでいますが、過去2回の方は、「気を張っていたんだ」ということが見えてきました。

その証拠に、大学生サポータ―や僕が促さずとも、次第に声のトーンも落ち着きを帯びて、動きも徐々に少なくなって、イキイキと課題に向き合っているように見えてきました。
学習に向かう姿勢、って本来こういう事で良い気が、個人的にはしています。


「気を張る」ことが悪いことではないですが、疲れますよね?
学習って、ある程度、中長期的に継続していくものだし、一回あたりにある程度の時間をまとめて取ることが多いから、「気を張ったまま」だとマラソンしにくい気がします。

今日の様子から、彼女が「続けやすい」、学習と向き合うための距離感が見えてくるかもしれません。

楽しみです。

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