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2019年12月24日火曜日

「なんだか歩くのが楽」

つい先ほどプールのレッスンを終えた小1の男の子。

成功体験が少ないのかな?
初めて会ったときから、緊張感を身体全体に醸し出していました。

少なくとも僕には、身体の持つ緊張感は、機能的なものよりも情緒がそうさせているように、見えていました。

1つずつステップを確認して、“地に足の着いた感じのレッスン”を心がけてきました。
そうして、彼自身が、自分の体験として実感を持てるようにすることが大切だと思って。

そんな彼から、レッスン後にこんな言葉が聞けました。

「プール終わったあと、歩くのが楽」

僕もプールのレッスンの前後で歩き方が違っていることは気づいていましたが、本人が感じられるというのは嬉しい限り。 

レッスン前は、跳ねるようにして爪先立ちのように歩いている彼ですが、レッスン後は、足の裏全体を床につけて歩いています。

肩も力が抜けて、腕も前後に揺れるようにして自然に振れるようになります。
レッスン前はいつも胸の前に置いているか、速くブンブンと“硬い”印象を周囲にも与えるような歩き方です。


プールで「出来た」を持って帰って、安心感を伴って帰ってくれているのではないかな?と。

これだけでも彼と出会えて良かったと思えるのです。

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