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2021年5月12日水曜日

コロナ重症患者の家族になって改めて医療現場の大変さを感じています

実は、僕の父がコロナウィルスに感染し、あっという間に重症化してしまって、これを書いている今現在、救急救命病棟で治療を受けています。

肺炎の状態がとにかく悪化の一途で、これから約2週間、睡眠状態にして活動量も減らし、口から挿管して酸素をガンガン入れるのだそうです。
そうして生命を維持しつつ、肺の炎症を抑えていくことを目指すというのが大まかな治療方針だそうです。



今月初旬の連休中に発症し、検査、陽性、宿泊施設で療養、入院、転院(そこでも個室対応→ICU→救命)・・・短期間であっという間に今の状態になってしまいました。

基礎疾患がある人ではありますが、普段はまだ会社員として毎日働きに出ていた元気な人が、という驚きが家族としてはあります。
進行の早さには、驚きを通り越して戸惑ってもいます。


療養施設、入院、転院、担当部署の変更、その都度連絡を現場のスタッフの型からは頂きます。
そして、多くの患者さんの対応の合間に、ドクターも丁寧な説明を電話でくださいます。
それもかなり遅い時間であることもあります。
本当にニュースなどで大げさに報道されているわけでは無く、現場は大変なのだと思います。
大抵、電話口の背後では物音が聞こえてきて、次から次へと対応が求められているのだろうな、というのが伝わってきます。

状況が状況だけに、もう任せっきりになってしまうわけですが、本当に感謝しかありません。


また全国で感染者数が増えてきていて緊張感を持っている人も多いですが、それでもまだ「ワタシは大丈夫」くらいに考えている人がいるのも事実。

医療現場を圧迫しないためにも自らの身を、守って頂きたいと思うのです。

父も受け入れ先を探すという段階で、少々時間を要しました。
そういうのが現実です。

こうして重症患者の家族となった今、改めて正しく構えることを訴えたいと思い、この記事を書いています。

必要以上に怖がることもありませんが、僕らが得られる情報の中で、出来る感染対策、健康管理は丁寧に行うべきです。


マスクを正しく着用、手洗い、うがい、手指消毒、密になる状況を避ける。


もちろんそれでも感染するかも知れません。
何しろ、目に見えないものを相手にしているのですから。

それでも、対策もそこそこに生活するというのは、あまりに無神経だと思わずには居られません。


僕自身、様々な特性を持っている方たちと関わる機会が多く、人によっては取れない対策というものもあるでしょう。
(例えば過敏等でマスクがつけにくいとか)

それでも、代替策については考えながら生活をして頂きたいし、そういう努力を続けている人やご家庭を知っています。
なので、無神経な行動だけは控えて頂きたいと、敢えて言葉に使用と思った次第です。


最後に・・・
正直、自分の中を整えるのに若干時間を要していたりします。
そのため少々スケジュール調整をお願いしたりしているところがあります。
関わりある皆さん、ご理解とご協力ありがとうございます。

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