青年たちの様子を観察して、見えてきたことを集めて、そこから特性を見極めて、手立てを考えていく。
もちろん事前情報で、大まかな情報は手元にあるのですが、それでもあくまで「今まで」の姿です。
そこに書かれている姿と今、僕に見えている姿が一致しているのかいないのか、変化があるのか無いのか、そういうことを見ていくことからスタートし、具体的な手立てや提案に変えていきます。
この際、特性だけで無く、青年の一人の人格を含めて考えていくことが大切で、そのときの手立ての発想を膨らませるのに、療育経験は重要だなと、感じています。
特性だけを拾い上げて、無機質な手立てを講じるのでは無く、「その人理解」を併せて深めて考えていくということを意識的に行うことをしてこそ、だと思っています。
作業が出来れば良い、と言うわけでは無くて、就労機会を提供しつつ、そこにその人の人生を、より豊かにすることにつながる要素を盛り込んで、考えていきたいものです。
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