これは間違いありません。
例えば、「下道で行くとギリギリかな」という距離を移動する際も、ギリギリになって気が急いて注意が散漫になるくらいなら、有料道路の料金を払って余裕のある運転を心掛けるようになりました。
1985年生まれ福岡県宗像市在住。西南学院大学国際文化学部卒業。 2008年福岡県警察に入職するが突発性難聴を発症し退職。 難聴や精神の落ち込みを様々なサポートで乗り越え、支援者という立場に回りたいと考え、2009年障がい児者支援団体に就職。障がい児者に療育的プール活動と学習支援活動を提供する指導員として勤務。 2016年福岡県宗像市で療育活動を提供する知的・発達障がい児者支援団体「ぐるんぱ」設立。知的・発達障がい児者、その他困り感を抱える子どもたちへの療育的プール活動と学習支援活動、福祉事業所顧問、保護者学習会主催などの事業を展開。一般企業へも発達障がい啓発・対応研修も行う。 「オムツの取れなかった10歳児がプールを始めて3か月でオムツが取れた」「家庭学習が定着した」「自傷・他害行為が減った」「従業員の仕事効率が上がった」など各家庭や社会生活に寄り添う支援を実践。 お問い合わせは、下記のいずれかへどうぞ。 メール:gurunpa.munakata@gmail.com 電話:090-5724-0660 ぐるんぱHP:http://gurunpa-munakata.jimdo.com/
「放課後等デイサービスえるそるむなかた」に来ている5年女子RとY。
R「先生~、学習サポートしてるから読めるよね~?」
そう言って「向日葵」と書かれた本を指差して“お誘い”をしてきました。
彼女が持っているのは「向日葵ってなんて読むの?」という本。
中身は漢字で花の名前が随分とたくさん書かれているようでした。
R「ねぇ、読めるよね~?」
同室にいた他の子達も興味津々です。
永田は読めるのか?という空気が部屋に満ちていました。
「読めて!」「先生でも読めないかも」という2つの期待をひしひしと感じました。
永田「あぁ、それは『ひまわり』やろ?」
R&周りの子「ぉお!さすがやん」
永田「こんなんチョロいチョロい」(鼻高々♪)
↑これがまずかった(笑)
R「ま、これは読めて当然だよね。じゃ、本番ね」
と言われ引けずに「かかってこい!」なんて言ってしまいました(笑)
彼女が適当に開いた見開きに書かれている花の名前を10個読めという挑戦状を叩きつけられました。
(まずい、これはまずい)
見たことない漢字の並び…いや、そもそもこんな字、見たことねぇし(汗)というものがズラリ。
R「あ、今焦ったろ?」
(見抜かれてる(^^;)
永田「んなことないよ、読めるよ!…多分」
男児Y「じゃ、読めなかったら学習サポートやめてね」
はぁ!?なんじゃそれー!?
永田「うん、いいよぉ。余裕よ」
(ヤッベ…。)
R「でも、これかなり難しいから3問合えば良いことにしちゃあ!」
(ナイス!)
永田「いいとぉ、そんな緩くて」
(僕はバカだ(^^;)
R「いいよー、じゃ、いくね」
(ありがとう、君は天使だ)
Y「ええ!?それ甘くない?」
(お前はだまっとれぇ!)(笑)
R「いいけん、いくよ!これ!」
(そ、いいけんいこう(^-^)/)
永田「読めん」(即答)
R「自信もって読めてないやーん。これ、ヒヤシンス」
(むっず!当て字か!ヒヤシンスだと?カタカナたい、そんなんは!)
R「はい、次!」
永田「読めん」(即答)
R「これはパンジー」
(パンジーもカタカナ!次!)
永田「へぇ、そんな書くんか」
↑もう完璧に忘れた(笑)
Y「本当に先生、仕事無くなるっちゃない?」
(お前はだまっとれぇ!)2回目(笑)
そのあと、4つは読めて、ギリギリでノルマクリア(^^;
Y「いぇーい、先生無職!」
永田「残念!ね?R?」
R「うん、4つ読めたけんね」
永田「ほらー!うぇーーい!」
Y「つまんなーい」
フフフ♪楽しかった。
その後はどの子も落ち着いて宿題をこなしていきました。
永田をやっつけた満足感を抱えながら。
今日の午前中はメイトムで顔合わせ&打ち合わせでした。
「手をつなぐ会」の役員さん3名と6月に行われる「手をつなぐ会」の総会についての話し合いでした。
と言うのも、総会の後にプレ勉強会なるものがあるらしく、その場でお話をする機会を頂きました。
今年度は、約30分永田から話をして、その後に質疑応答ということになりました。
ぐるんぱの活動のこと、子どもたちのこと、支援のこと…リクエストをたくさん頂きました(^^;
30分かぁ…。
何をどう伝えるのが良いのか…あるいは、話せない分資料で補うか…。
しっかりと練りたいと思います。
やっぱり、せっかくだから、僕だから話せることということにはこだわりたいし…。
この妙なこだわりが面倒くさい(笑)
「手をつなぐ会」では7月にも「まなぼう」という企画を用意していて、そこでも恐らく永田が今年度は時間を頂けることになりそうなので着地せずに「To Be Continue」にしてしまうか(笑)
という具合の話し合いをしておりました。
打ち合わせした3名の役員さんの内、お二方は顔見知りの方だったということもあり、笑いの絶えない打ち合わせでした。
しょっちゅう脱線してあれやこれやと笑いながらで、「こんな感じでお願いしま~す」みたいな雰囲気がクセになりそうなメンバーでした(笑)
いえ、当日は「こんな感じでお願いしま~す!」に毛を生やすくらいの準備はさせて貰います。
ただ、打ち合わせでこれだけリラックスさせてもらえると準備もしやすいです。
きっとそういうお心遣いだったのでしょう。
ですよね(笑)?
いずれにしても、よろしくお願いします!
素敵な機会をありがとうございます。
そんなこんなで1学期は忙しく終わりそうです。
先週土曜日、中学生の男の子S君とプールをスタートしました。
初回のプールは、まさに『自己紹介』といった感じでした。
初めての場所で慎重に覗き込むような仕草で周囲を観察していたと思ったら、のびのびとした姿を見せてくれる瞬間もあり、僕自身も朗らかな心持ちで過ごせた素敵な初回でした。
入水してからも何をどんな風にやるの?ということをしきりに気にしていて、それに応えると「あ、分かった。ありがとう。ちょっとね、気になったから聞いてみたんだ」という具合にまた返してくれます。
他にも「こんなことが出来るよ」と泳ぎを披露してくれました。
クロールも平泳ぎも盛大な水しぶきを上げながらでしたが、これも含めて彼の「自己紹介」だと思います。
それから僕の印象は、とても丁寧に人と接する子、という感じでした。
「分かったかな?」「分かってくれるかな?」「伝わったかな?」という相手を思い図るようにして確認しながらコミュニケーションを進めていくのです。
これは僕ら大人も見習わなければ。
相手に触れるときにも、何故触れるのか?ということを伝えてくる子です。
実に丁寧。
それに対してこちらは、彼が伝えてくることの中身と、何故そういう伝え方、表現、表出なのかということを考えていき、支援の方向性を見出だしていきたいと思います。
さ、これから楽しもう!
よろしく!S君!お母さん!