先週土曜日、中学生の男の子S君とプールをスタートしました。
初回のプールは、まさに『自己紹介』といった感じでした。
初めての場所で慎重に覗き込むような仕草で周囲を観察していたと思ったら、のびのびとした姿を見せてくれる瞬間もあり、僕自身も朗らかな心持ちで過ごせた素敵な初回でした。
入水してからも何をどんな風にやるの?ということをしきりに気にしていて、それに応えると「あ、分かった。ありがとう。ちょっとね、気になったから聞いてみたんだ」という具合にまた返してくれます。
他にも「こんなことが出来るよ」と泳ぎを披露してくれました。
クロールも平泳ぎも盛大な水しぶきを上げながらでしたが、これも含めて彼の「自己紹介」だと思います。
それから僕の印象は、とても丁寧に人と接する子、という感じでした。
「分かったかな?」「分かってくれるかな?」「伝わったかな?」という相手を思い図るようにして確認しながらコミュニケーションを進めていくのです。
これは僕ら大人も見習わなければ。
相手に触れるときにも、何故触れるのか?ということを伝えてくる子です。
実に丁寧。
それに対してこちらは、彼が伝えてくることの中身と、何故そういう伝え方、表現、表出なのかということを考えていき、支援の方向性を見出だしていきたいと思います。
さ、これから楽しもう!
よろしく!S君!お母さん!
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