彼女には、二つ年上のお姉ちゃんがいて、今年は高校受験でした。
中学校で成績優秀だったようです。
学習塾にも通っていたようで、そちらからは地元のいわゆる進学校の受験を奨められていたそうです。
彼女自身もそこへの進学には前向きでした。
でも彼女、実はとっても好きなことがあったんですね。
美術。
それで、いよいよ受験が差し迫ってきて進路を本格的に決めなくてはいけなくなった頃からご家庭で、たくさん話し合いをしたみたいです。
そうして彼女が選択したのは、美術が学べる環境の整った高校。
自分のやりたいことを選んだようです。
とっても素敵です。
「進学校に行っておいた方が、進路の幅が広がる」というもっともらしい大人の説得もあったようです。
特に学習塾は、生徒の実績を掲げることで、次年度の生徒集めにもつながるので、「なんで?」と、彼女の選択に最後まで首をかしげていたようです。
聡い彼女は、進学校に行くその意味も、学習塾というものの色もよく理解しています。
それでも、自分のやりたいことを選びました。
自分が満足できる人生でありたいと願っていたのでしょうね。
誰かに主導権を握らせるのではなく、自分で舵を取って自分の人生を歩む。
本当に素敵なお姉さんになっていっています。
福岡は今、緊急事態宣言の最中です。
入学の頃がどんな様子か・・・
それでも慌てることも無く、新しい生活も彼女らしく過ごしてくれたら、良いのかな、と。
昨日が、その高校の入試で、終わったこともあり、久しぶりに妹のプールを見学に来てくれました。
妹の成長と変化に、「すごい」と、本当に嬉しそうに寄り添ってくれていました。
本当に素敵なお姉さんで、お姉ちゃん。
僕は彼女にとって、“妹のプールの先生”くらいのものだけど、勝手に彼女の成長を喜んで、勝手に祝福をしています。
彼女が小学校の頃から知っているから、本当に嬉しかったです。
僕も頑張らねば♪
0 件のコメント:
コメントを投稿