2020年が終りました。
2021年が始まりました。
この1年、本当にいろんなことを考えた一年でした。
3月からプール活動ができなくなり、6月までは一か月の収入が10万を切ってしまって…ぐるんぱの継続も無理かな、と真剣に悩んだ時期もありました。
プールに関しては、結局利用制限等の兼ね合いで、10月までお休みしました。
会員の皆さんには本当にご迷惑とご心配をおかけしました。
ようやく11月から9割の教え子たちがプールに戻ってきました。
自粛期間と、その後の学校再開のことで学習サポートは、需要が高まった印象がありました。
と、言いつつも学習内容よりも、そこに向かう為の準備が必要な子どもたちが多かったように思います。
宗像市も自粛期間が明けてから不登校児が増えているとのことです。
学校教育がすべてではないと僕は思っていますが、それでも子どもたち同士のつながりが薄くなり、子どもたちが背を丸めるようにして生活していくことは、なんだか寂しく感じました。
同じように保護者の悩みともたくさん出会い向き合った気もしています。
孤立させないように、そういう思いが一層強くなった一年でした。
そのせいか、これまで以上に学習サポート中に“ピエロ”を演じるようにして、賑やかな時間を作ることを心掛けて臨むことが多かったです。
それから11月からは就労支援事業にも参加して、これまでとは違う視点で支援を考えたり、支援云々以前に「生きる」とか「人」とかそういう根幹的なものについても思考を巡らせる機会にも恵まれました。
こちらは、まだまだよちよち歩きで、これからですが。
ぐるんぱの「療育活動」と大きく違うのは「どうやったら一緒に働くことが出来るか」という考え方が必要だというところだと、今のところ感じています。
制度上は「支援者」「利用者」と区分があるわけですが、「支援者として方策を考えて」「同僚のようにして一緒に働く」体制を作ることを目指したいと思っています。
こう、振り返ると独立してから一番しんどい一年間だったのは間違いないですが、同時にやってきて良かったという実感も一番感じられた気がしています。
なんとかかんとか、ですが事業主として事業を、そして支援者として支援を継続できたことに、それを支えてくれた皆さんに感謝しながら、2021年もぐるんぱらしく歩んでいきます。
毎度ですが、まとまりのない記事で、新年をスタートしました。
皆さん、今年もどうぞよろしくお願い致します。
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