中学1年生の男の子との学習。
その子の自宅でしているものですから、お母さんが気を使ってくださり、飲み物を出してくれるのですが、それを使ってひとしきりワァワァやるのがここのところの二人のブームです。
何をしているかというと…テイスティング。
香りを嗅いで、飲んで、味を表現する。
ただそれだけなのですが、楽しいんです。
僕も一緒に楽しんでいます。
お互い遠慮のない関係だから「しょーもない表現やなぁ」とか「舌がバカなんやない?」とか、そんなことを言ったり言われたり(笑)
「で?今日のお味はいかがですか?永田君」なんていう挑戦的な言葉からだいたいスタートします。
香りを嗅いで「うん、今日は少し甘い香りがしますね」と答えると、彼が「いっつも甘い香りですねぇ、あなたは。鼻は飾りですか?」と言われるのです。
舌触りについて聞かれれば「まろやか」と答えると「もっと具体的な表現はないのかなぁ?」と言われ…(笑)
「じゃぁ、あなたの舌と鼻はどうなんですか?」と尋ねてみると…オレンジジュースを一口飲んで、まるでワインのテイスティングをするソムリエの様にして口で転がす?ようにして…「うん、今日のは酸っぱいです」と言うから、僕が「はっ(笑)!それだけ時間も使って、『酸っぱい』の一言かぁ(笑)寂しい感想やなぁ」と言えば「深みとコクがありますなぁ、『酸っぱい」の一言で分からないかなぁ、ダメやなぁ。いろんなことを含めた『酸っぱい』なんですよ?」と言われ…
お茶を飲んで「甘い」と表現を使うと「ジュースじゃないんですよ?あなたの舌はバカですねぇ」なんてことまで言われます(笑)
僕の方も「わからないかなぁ。お茶の苦みの中に甘みがあるっていう感じが。あぁ、舌が大雑把だから仕方ないですねぇ」なんてことを返すこともあります。
とにかく楽しい時間を過ごしています。
学習の合間にこういうやり取りもしてしまうのんびり学習サポートです。
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