成長期ともなると、身体の成長に合わせて薬の処方の変化が大きく、身体にしんどさを抱えながら日々を過ごしていかなくてはならない子どもたちもいます。
稀に、子どもの口からも「飲みたくない」という声を聴くこともあります。
僕はドクターではないから、その声に「うん、飲まなくても良いんじゃない?」なんてことは絶対に言えません。
飲まないと情緒が不安定になるというものもありますし、命にかかわるものもあります。
こればかりはドクターでないとどうしようもない。
せいぜい、「こういう事言っていましたよ」と保護者にバックするくらいのもの。
でも、日常的な支援の中で、その子のストレスであったり、不安であったり、あるいはイライラであったりを受け止めてあげることはできるのかもしれません。
ドクターとは違った立ち位置だからこそ出来る寄り添い方もあると思うのです。
医療と福祉と教育の連携。
上手く図りながら、子どもたちの安心を守ってあげられたら…そう思います。
時期の問題かな?
「薬がまた変わった」
「薬嫌だな」
「ちょっとだるい」
この手の声に出会うことが多いです。
薬とは上手に付き合っていかなくてはならない。
確かにそうなんですが、子どもたちの声に対して、この一言だけで返すのはどうも憚れる気がしています。
僕は不器用な支援者ですから、一緒に過ごしていくなかでメッセージとして伝えていくくらいしかできないかもしれませんが、子どもたちと薬のことについては、しっかりと考えて、向き合って、寄り添っていきたい。
本当にそう思う一日でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿