泣きたいのに泣けないのは、やっぱりしんどいものです。
僕が付き合っている子どもたち、青年たちの中には、「泣きたくてもなかなか泣けない」という人たちが少なからずいるように、僕の目には映っています。
ある青年。
プールの最中。
顔をクシャっとして、何度か「泣きそう」な表情を浮かべるのですが、「うぅ…」と喰いしばるような表情で、泣くのを抑えているようでした。
今日、その場では静かに見守って(いられたか自信はないけれど…)いただけでした。
その表情の意味はいくつか心当たりがあります。
でも、そこにどう介入するべきか、そもそも介入するべきか…
いえ、多分僕が判断するとか、そういう事でないのかもしれません。
彼の心。
その流れに置いていかれないようにだけ、気を付けながら、求められたら手を差し伸べられる場で待つ。
今の僕の役割はそういう事のような気がしています。
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