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2025年5月23日金曜日

ステップアップには奥行きもあるし、平坦なステップもない

当たり前ですが、ステップアップには奥行きがあります。
よく平面的な図で階段のようなものでステップアップをイメージさせますが、実際のステップはそんなに平面的ではないです。

それからそれぞれの段階、ステップには砂利が落ちていたり、凹凸があるものです。

だからステップアップって自覚しにくい。
でもだからと言って、歩みを止めているとは限らないのです。

そのことを知って待つ。
これが支援の基本だと思うのです。

2025年2月11日火曜日

気が付けば2月、気が付けば10年目

 ぐるんぱを立ち上げて先月で丸9年が経過し、10年目に突入しました。

これだけの期間、やってこれたのは多くの方に応援してもらったり、支えてもらっているからだと思います。
特に家族や親せきを中心とする近しい関係の皆さんには迷惑も心配もかけっぱなしの9年だった気がします。

支えてくださっている方たちの期待に応えるためにも、僕は自分自身の行いを信じ続けていこうと改めて思っています。

今年度、学習サポートは高校受験を迎える子たちが多くいます。
そこそこ長い付き合いの子たちが卒業していくのは寂しい感じがしています。
それでもやはり自分の道を自分で選択していき、そこに踏み出そうとする子どもたちを見送るのは嬉しさもあります。

過去の卒業生たちもそれぞれ頑張っているようだと耳に入ってきます。

細々ではありますがこれからもぐるんぱらしく、子どもたちの成長に立ち会っていきたいと思っています。


3月以降、卒業生が出て平日の夕方や夜を中心に枠が開くところが出ます。
お気軽にお問い合わせください。

2024年12月27日金曜日

今年もお世話になりました。2025年もよろしくお願いします。

 気が付けばブログも3か月放置になっていました。


今年は下半期とにかく忙しかったという印象です。

現場を預かっているインクルささぐりのこと。

ぐるんぱのこと。

プライベートなこと。

とにかく目まぐるしく一日一日が過ぎていきました。


それでも楽しみを日々の中に見つけて過ごしてきました。


実りの多い一年でもありました。

今年は下半期に依頼を受けて講座をする機会を数回頂きました。

来年もすでに1月は2回講座をすることが決まっています。

こんな風にして、ぐるんぱのこと、就労のこと、療育のこと、障がいのことなど多くの方に知っていただけるとありがたいです。

頑張ります!



皆さん、本当に今年一年お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。

2024年9月12日木曜日

すんごい寡黙な子が挨拶してきただけで一日の疲れが吹っ飛ぶ!

 3年前から関わっている中学生男子。


ものすごく人見知りで、出会った頃は「YES」「NO」も首を振るだけ。

保護者からの情報で言葉はしっかり出るという情報を疑いたくなるほどに声を出さない子でした。

今も余計な話はほとんどしないし、僕が冗談を言っても眉一つ動かさない(これは僕のジョークのセンスの問題かもw)子です。

そんな子ですが、数か月前からボソッと挨拶らしきものを口にしている感じがありました。


そして今日「彼の声」を初めてしっかりと聞くことが出来ました。

僕はもう返事が来ようが来なかろうが同じあいさつで迎え、同じあいさつで送り出してきました。

それに返してくれたことがとにかくうれしくて。


自己満足かもしれないけど、こういう姿もそのうちに彼の社会生活の中で活きる日が来るんじゃなかな、とかそうなるといいなと願ったりします。

2024年8月31日土曜日

議事録を効果的に残すために

議事録を残す意味は、端的に言うと「関係メンバーへの確認、合意、決定した内容の共有」です。
ここから逆算をすると議事録に残すべきものが浮き彫りになるはずです。

例えばこんなものは必須でしょう。
・会議スケジュール(日時、場所など)
・参加者名
・決定事項
・(発生したのであれば)タスク担当者、期限
・保留事項が生じればと保留理由、どのように処理するのかなどのメモ。

会議の種類によっては、決定に至るまでの経緯などもメモ程度で良いので残しておくとよい場合もあるでしょう。
例えば「A案に決定したが、B案を支持するものがいた。A案になった理由は…」みたいな感じでしょう。


それから議事録の作成担当者は、会議後出来るだけ早く必要な人に共有をするべきです。
その上で「先ほどの会議録です。漏れなどがないか確認していただき、気になることがあれば〇〇(議事録作成者)までご連絡をお願いします」ということまで添えていくべきです。
更新があれば再度送付配布で最新で正確なものを共有していくというところまでが担当者の仕事だと思います。

こういう一手間までやると会議やミーティングで決定したことを丁寧に共有が出来てチームの足並みをそろえやすくなるはずです。

でも、福祉の現場って小さな事業所も多いせいか、こういうことを習わなかったり、気にしなかったりする現場も多い気がします。

管理職レベルはこういうことを一般職員に浸透させることは大切だと思います。


2024年5月21日火曜日

「目の前の子」に届ける

今日は算数のお話を引き合いに出して書いてみようと思います。

ぐるんぱの学習サポートに通ってくる子たちの中には、算数(数学)が苦手な子も一定数います。

意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、数って最初は音から入るものです。

例えば小さい子どもとお風呂に入るときに「10数えてから上がろうね」と言って、数が分かっているのか分かっていないのか、という年齢の子どもたちも声に出して数を数えたりします。

その次に「具体物の数」と、それまで「唱えてきた数」の一致をさせていきます。

そしてようやく「数字」になります。

この先に四則演算などがあります。


こういう過程から考えても「声に出す」という行為自体は結構大切です。
でも算数や数学が苦手な子は自信がないので声に出したがりません。

そういう子も一緒に学習していると、口元はぶつぶつと動いている子がいます。
それをキャッチして「良いね、そうやって口にしながらだと分かりやすいよね」と伝えます。

他にも自信がないと途中式を見られたくないのでしょう。
頭の中である程度解き進めてポッと書いて、また頭の中で解き進めて…答え記入。
こういう子もいます。

声に出す。
書き残す。

これを細かにするだけでも幾分か解消される困り感というものもあります。

で、それをどうやって定着させるか?というところが大人の役割かな、と。
ぐるんぱの職員には、こういうことも考えてもらっています。

特性とかそれへの対処の理論というのは、今の時代ネットでいくらでも出てきます。
それに対して「目の前の子」に有効な手立てにすることが、現場では大切なように思います。

2024年5月16日木曜日

学習サポート生徒募集中!

 ぐるんぱは、「習い事」の位置づけです。

そしてメニューの中心は「プール活動」と「学習サポート」です。

ただ、やはりそれぞれに「療育的」な要素は欠かしたくないと思っています。

ですから「プール活動を通して」「学習サポートを通して」見ていきたい、伴走していきたいものがあります。

僕の支援も延々と続けられるわけではなくて、ほとんどの場合いつかぐるんぱ卒業していくことになります。

(プールの場合は年齢制限を設けているわけではありませんが)

その時のことを考えて、地域で社会生活を行うために必要なスキルや経験を得てほしいという願いがあります。

「得てほしい」というと上から目線かもしれませんが…昨今、児童発達支援、放課後等デイサービスなど子ども向けの福祉サービスも充実はしてきています。

それでも、「実費を負担してでも」と考えるご家族がぐるんぱの利用を継続してくださっています。

ということは、何かしらの困り感があるのです。

あるいは不安が。

その困り感や不安は、本人が抱えているケースもあれば、ご家族が抱えているケースもあります。

それを可能な限り汲み取りながら。

同時に子どもの時間を預かるわけだから、子どもの思いも汲み取りながら。

そうやってプールも学習も展開することを心掛けています。


そういう点を了承していただければ、長くお付き合いも可能かと思います。

そして、ここのところ告知や宣伝のように書き続けていますが、今年度学習サポートのスタッフとして心強い仲間を得ました。

スタッフと永田でも連携を密にしますので、安心していただけると思います。


お問い合わせはお気軽にどうぞ。

2024年5月12日日曜日

今年度も「いろり」がスタートしました

 「パパママ応援ネットワークいろり」。

このブログでも何度か紹介したことがあると思うのですが…


宗像市内の放課後等デイサービス、児童発達支援、相談支援事業所などの有志の職員が集まり、ペアレントプログラムを提供していくという市民団体です。

ここに僕も仲間入りさせてもらっています、というか発起人の一人として最初からかかわってきています。

(今は、本講座でアドバイザー的に、講師のスタッフの保護くらいのものですが)


日曜日の午前中を基本として、年に2~3クール(1クール4回程度)のペアレントプログラムを提供していきます。
(もちろん毎回の参加を必須にしているわけではありません)

対象は主に未就学児や小学校低学年程度の子どもを持つ保護者。


休日に、しかもほぼ無償でこういう活動に関わろうという変わり者たちですw

でも、本当にあたたかな人たちの集まりで、僕はこの集まりがとても好きです。

あれよあれよと関わってくれる人の数も増えて…今では託児も行いながら「よければご夫婦で参加をどうぞ」としています。

身近にこれだけあたたかな支援者がいるということを知ってもらえるだけでも意味があるのかな、とさえ思えます。

まだまだ幼い子どもの育児中。
健診で「様子を見ましょう」とドキッとする言葉を突き付けられたり、確定診断が下りて(どうして?)と戸惑ったり…そういうこれから様々なことを受容してくことが必要になる保護者のそばに、「僕らがいますよ。」というメッセージを込めて、「いろり」のように温かく人の集う場になればと思っています。


今日は保護者が16名参加。
託児も10人くらいいたんじゃないかな?

学生ボランティアと現職の支援者がタッグを組んで保育をする。
学生にとっても学びの機会になると思っています。



ぐるんぱの代表、インクルささぐりの現場責任者、いろりのアドバイザー…どれもやりがいと楽しさを感じながらお仕事をさせてもらっていてありがたい限りです。

2024年4月23日火曜日

方デイ職員さんの研修会

放課後等デイサービスえるそるむなかたの職員さんを対象にした研修を請け負いました。


テーマは虐待防止。

ごぐごく基本的な内容ですが、こういう確認はとても大切です。

えるそるむなかたさんに限らず、放課後等デイサービスでは、特性を持つ子どもたちを預かる中で個別の配慮を要したり、場合によっては個室でクールダウンするみたいな場面が多々あります。

こういう時に大切なのがチーム意識です。

たとえ個室に子どもと支援者が1対1で場の展開をしなくてはいけないという時が生じても、その支援者が孤軍奮闘みたいなことにならないように、チームで共有をして、何かあれば支援者側も直ぐにヘルプを出せるようにするというのはとても大切だと思います。

他の支援者にバトンタッチする、一緒に場の展開を考えていくということができる仲間がいるのといないのとでは心的負担が全く違います。

職員も心の余裕、ゆとりを持つことで虐待じみた行動を抑制できるようになります。

家庭では、保護者がワンオペで…みたいな場面もどうしても出てきてしまうので、やはり子育てっていうのは大変だと思うのです。

もちろん尊いものでもあります。

だからこそ、事業所ではチームで温かい療育機関として機能できるような仕組みなどを徹底して、子どもが家庭でも穏やかに過ごせるような役割を果たす必要があると思います。

「療育」という大義名分で子どもに制限をかけたり、言うことを聞かせるという方向へ向かうことがあってはいけません。

放課後等デイサービスの役割として訓練も含まれるわけですが、それはあくまで子どもたちが社会生活の困り感を柔らかにして、社会生活を穏やかに健やかに送るための訓練だということを忘れてはいけないとも思います。



こういう事業所様の職員研修なども請け負います。

「こんなことお願いできるかな?」と思ったら遠慮なくご相談くださいませ。

2024年4月18日木曜日

生徒大募集中です

今年度、スタッフが充実したので、学習サポートの枠が新たに確保できることとなりました。
月曜日の16時~、土曜日の10時15分~など、すぐにご案内できる枠もあります。

気になる方は是非お尋ねくださいませ。


特別支援をしっかりと学んできている職員が、特性に配慮しながら学習支援を行います。

2024年4月4日木曜日

気持ちを推し量りながら関わる

 特にプール活動の教え子に多いのですが、言葉が少ない、あるいは出ていない子どもたちとのかかわりの際には、その子の気持ちを推し量りながら関わることをとても大切にしながら関わってきているつもりです。

この際に、持っておくべき情報はどんなものか?

表情や動きというその瞬間の様子はもちろんです。
その他には、時期(年齢やその他の発達段階みたいなもの)、季節(気候や行事ごとなども)、家族や家庭の様子。

いわゆる背景です。

これらを基にして推し量ることが大切です。


今日、プールに来た特別支援学校の小学部へ入学予定の男の子。

この数週間、何やら気持ちがソワソワと落ち着かない様子は感じていました。

どうやら家庭でもイライラとして周囲に当たり散らしているとのこと。

今日の帰り際にもちょっとしたアクシデントでイライラしていたようでした。
(お兄ちゃんの捕まえたカナヘビと思ったように触れ合えず怒っていました)

そんな彼とのプールでも、いろいろと様子から推し量って声をかけていきます。

そんな中で、彼の力がふっと抜けて、僕と目を合わせて集中力を取り戻す瞬間がありました。

その時の声掛けを紹介します。

「入学式が近づいてきてドキドキするよね」(落ち着かない様子に共感を示すような口調で)

「いろんなことが変化する時期だけど、プールも僕も変わらないから、今までと同じやり取りだよ」

この2つの声掛けをしたとき、ピタッと動きが止まってこちらを見て、しばらく目を合わせた後彼らしい泳ぎに戻りました。

声掛けの直前は、極端にガチャガチャと激しく体を動かして見せたり、急に脱力して泳ぐことを放棄して水に浮かんで、目だけでこちらに何かを訴えて、まるで(今は泳がないよ、どうする永田?)と問うてきているような視線を感じましたw

最初は「やだよね、こんな大変なことをやっていられないよね」と声をかけてみました。

でも、彼は聞く耳を持たないし、そもそも口にしてみたものの、僕自身も彼の様子から気持ちを代弁したつもりがしっくりきませんでした。

そして、先ほどの言葉です。

僕自身もしっくりきたし、彼の琴線にも何か引っかかったのでしょう。


不思議に思う方もいるかもしれません。

それでも、僕はこうやって子どもたちと関わりを築いてきています。

特に知的障がいを持っていて、言葉で意思表示できない子どもの場合は、「水が好きだから」という様子から保護者の方がプールを始めさせるケースが多いです。

本人が「通いたい」と思って始めたものではないことも多いからこそ、気持ちを推し量って、少しでも「分かってくれるかも」とか「こいつとなら練習しても良いかも」と思ってもらえたらと思うのです。

そのために「気持ちを推し量る」ことを大切にしたいと思います。

仮に言葉が出始めても、子どもだって気も使いますから。

それなりにそういうことも含めて推し量っていくようにもしたいです。


せっかくだから心地よく過ごしたいじゃないですか♪

2024年3月31日日曜日

子どもたちの成長を信じぬくこと

この仕事をしていると、特性や課題と言われるものを持つ子どもたち、そのご家庭とたくさん出会います。

ぐるんぱとして出来ることは限られています。

それでもどうしてもしていきたいことがあります。
それは僕自身もスタッフにも「子どもたちの成長を信じぬくこと」です。

横に並んで歩いたり、半歩前を手を引いて歩いたり、後ろから背中を押したり…伴走の仕方は様々です。
その道すがら休憩したり、道草食ったり、寄り道したり、少し引き返したり…いろんなことが起こります。
それでも信じぬくことが大切だと思っています。

どんな子でも、です。


職業支援者がそれをやっていくのは、ある種の当然だとも思うのですが…

ご家族にも信じぬいてほしいとも思います。

ご家族は、職業として彼らと関わる僕らと違い、ずーーっと生活を共にしていきます。
その分、困ったり、悲しかったり、辛かったり…そういう思いをする機会も程度も桁違いです。

子どもたちへの直接支援を通して、ご家族も我が子の成長を感じられるような計らいがとても大切だと思っています。

いずれ「今」交流のある支援者とはお別れをする日が来るので、その先も信じぬいて、家族で歩き続けられるような固い絆が芽生え、育まれるような支援を十分に重ねていくことが必要です。


以前は「僕が嫌われてでも伝えたいことは伝える」くらいに頑固になっていた時期もありますがw
今は「僕が子どもたちに嫌われていては、伴走が終わった後の親子の歩みに繋がらない」と考えるようにもなってきました。

もちろん「ぐるんぱ」としての価値観を、提供しなくてはいけないので、どうしても譲れないものもあります。
それでも、子どもの成長を信じぬくことで、待ったり、手を引いたり、背中を押したり、楽しくおしゃべりしながら歩いたり、寄り道したり…出来るのだとも思うようになっています。


2024年3月26日火曜日

意欲を芽生えさせるための学習支援

皆さんは中学生のころ、休みの日は何をして過ごしていましたか?

僕は遊んだり、部活したり、勉強したり…何かしらの活動で時間を埋めていた気がします。

今、ぐるんぱに来ている中学生で、一人気になる子がいます。

部活外の場所でサッカーはしていますが、それ以外にはぐるんぱくらいで他には特に習い事もしていない子です。

部活外なので、春休みも毎日練習があるわけではないようです。

「春休みの昼間は何しているの?」と聞くと「寝たり、ゴロゴロしたりしてる」と即答です。

「ゲームとかは?」と尋ねても「あまりしない」と。

「テレビとか動画は?」と尋ねると「サッカーのある日の天気予報はみる」とのこと。

サッカーは好きなようですが、筋トレ日などはさぼりがちとのこと。

何に関してもイマイチ意欲を感じにくい、少なくとも僕には見えにくい子です。

「勉強はきらい」という子は大勢出会ってきました。
でも、遊びは一生懸命とかゲームとか動画は怒られてでも続けようとする、みたいなw

でも、今日ここで話題に挙げている子は、そういうのとは少し違う気がします。

まずは、なんでもいいから意欲を持つという機会を作ってあげたいな、と思うのです。

とりあえず「学習」ということを通して彼と出会いましたが、サッカー(ボールを扱う日)と同じくらいに「ぐるんぱへは行こう」という意欲を持てるような時間を考えるところからかな、と思っているところです。

そして、彼の興味や意欲を掻き立てられそうな活動を用意して、ヒットしたらそれをグイッと引き上げられるような準備をしていきたいと思います。

2024年3月25日月曜日

野暮な大人にはなりたくないw

 子どもたちが春休みに入り、毎日楽しいお話を聞かせてくれながら学習やらプールやらをしています。

当然ですが、楽しいことをして、そのことを嬉しそうに話すときの子どもたちは「らしさ」がいっぱいです。

体験そのものも子どものカラーが出ますが、その中での感じ方、その共有の仕方などもオリジナリティあふれる報告が続いています。

あるいは、「〇日から良好に行きます」みたいな話を聞かせてくれる子もいます。


「学習に来ている」「プールに来ている」と目的は様々ですが、こういう話も存分に共有してから活動に入るようにしています。

子どもたちの「らしさ」を知ってこそだし、そもそも「話を聞いてくれない人の話を何で聞かなきゃならんの?」となると思うのです。

関係を築いてこその支援です。


「話が止まらなくなって、活動が出来なくなることってないのですか?」みたいなことを訪ねてくる大人もいます。

「概ね大丈夫です」とお答えしています。

相槌の打ち方などもテクニックがあると思います。

それだけである程度その場は展開が可能です。

それに、慌てて「しなきゃ」と思って、「せっかく聞いてもらおうと思ったのに」という子どもたちの楽しみを台無しにするというのも、野暮だと思うのです。


こういう時は特に野暮な大人にはなりたくないなぁ、とおもったりします。

2024年3月21日木曜日

希望校への合格率100%!!

毎年のように高校受験を迎える学習サポートの教え子たちがいて、今年も2名が受験でした。

その二名が無事に今年も希望の高校へと進学することができることとなりました。


毎年、受験を見守るあるいは送り出す側からすると(合格は厳しいだろうなぁ…)と内心不安になりながら送り出す子たちが多いのが現状です。
受験勉強という中長期的に取り組む必要のあるものへの向き合い方に困難さを抱得る子たちが多いからです。

ぐるんぱの学習中にも去年の過去問などを解く時間を設けてもボロボロだったりするものです。
でも、本人たちは「この学校に行きたい!」強く希望していることも多く、どんなに打たれても曲げることなく希望を貫き受験を決める子たちがほとんどです。


ぐるんぱは決して学習塾ではなくて、あくまで「学習サポート」の域を出ません。
それでも立ち上げてから8年。

ぐるんぱを卒業まで続けた子たちの第一志望校への合格率は驚異の100%!!

まぁ、卒業した子どもたちの数を数えてもしれてはいるのですが、それでもみんな合格していくのは、嬉しいしひそかな自慢です♪

2024年3月17日日曜日

警察への連絡

 我が家の裏は、ため池になっています。

雨の日はそれなりに増水します。

そもそも原則危ないから入らないような旨の掲示もされています。

それでもため池に釣りに来る人がいます。


多少のことは目をつぶりますが、グループで来てやかましくしていたり、増水していて足元ぎりぎりまで水が来ているのにも関わらず釣りをしに来ている人が居るときには、僕は容赦なく宗像警察署に電話をします。


迷惑だったり、危なかったり…自分の家の裏で事故というのが起こったら気持ちの良いものではありませんし。


今日、雨の止み間に愛犬の散歩に出たら、釣り人が居ました。

息子も一緒にいましたが、「危ないよね」「あそこ入って良いとぉ?」と息子が言い出したので「そうだよね、危ないし、本当は入っちゃいけない場所よね。あなたも気を付けないとだめよ」という話をしました。


続いて、息子が言い出したのは「誰が注意したり教えたりするの?」と。


良い機会だと思って「そうだね、警察さんにお願いしよう」と、少し現場から離れてから、宗像警察署に電話をしました。


そしたら、今日は日曜日の夕方で「閉庁日」でした。

緊急の場合は110番、そうでない相談は県警本部へ連絡をするようにアナウンスが流れたので、県警本部へ連絡をしました。

「宗像から電話しています。自宅裏がため池で基本釣り禁止のはずですが、釣り人が来ているのと、今日は雨で増水しているので危ないかな、と思って宗像警察署に連絡しようと思いましたが、閉庁日とのことでこちらへ電話させていただきました。」

とオペレーターの方へお伝えしました。

「そういうことでしたら、事故につながる可能性があるので110番を使っていただいて構わないので、同じ旨をそちらで伝えていただいた方が、現場へ警察官の派遣がスムーズです。とのこと。お手数ですが、通報をお願いできますか?」

との回答でした。


改めて110番。

「事故ですか?事件ですか?」との質問から。

「宗像市の〇〇の〇〇池に釣り人が来ていて、雨で増水もしているので危ないと思い、県警察本部にお尋ねをしたら、110番するように言われたので…」

「なるほど、通報ありがとうございます。閉庁日となっていますが、警察官は常駐しているので、このまま私の方から宗像警察署に連絡をして、現場へ警察官を派遣するようにいたします。安全へのご協力ありがとうございます。差し支えなければお名前を頂戴してもいいでしょうか?」

「永田です。」

「ありがとうございました。」


それから数分後本当に警察官が来られて、注意をして釣り人は帰っていきました。

更にその直後、僕の携帯に警察の方からお電話がありました。

「通報ありがとうございます。私がこの地域に異動してきて間もないのでお尋ねしたいのですが、あの池はこういうことが繰り返されていますか?管理は市の管轄だと思うのですが、『危険』という表示はありましたが厳密に、『立ち入り禁止』や『釣り禁止』の文言がないことが問題かもしれません。明日月曜日になったら、こちらから市へ表示の提案をしますが、もしかしたら『市民からの要望』といったものの方が改善が早いかもしれません。また続くようでしたら、そういう手段もご検討ください。今後も地域の安全のためにご協力をお願いいたします。気になることがあればまたご連絡ください」


とても丁寧にご対応いただきました。


息子にも

「緊急か分からないときには、まず警察署の電話へかけてみる。今日は110番にかけなおして、って言われたから、110番にかけなおしたんだよ。」

「知らない人に注意とか教えたいことがあるときに、直接言うと喧嘩になったりすると怖いじゃん?そういう時には、警察さんがこういう風に安全のために動いてくれることもあるからまずは相談してみると良いかもね」

と、説明して、納得していたようでした。


こういうことを小学生のうちに伝えるのってもしかしたら賛否あるかもしれません。

安易に警察に、みたいな。

でも、僕は必要だと、少なくとも今日の彼を見ていたら感じました。


2024年3月14日木曜日

ぐるんぱの仕事をしてきて本当に良かったと思える瞬間

 昨日、ぐるんぱを4年間利用してくれていた中学生が、ぐるんぱを卒業していきました^^

来年度いよいよ中学3年生。

出会った頃はちょっとしたことでメソメソしていた彼も中学に入り、卓球部に所属して、少しずつたくましさともいえるものを身に着けてきました。

性格はとても真面目で、まっすぐ、そして何より本当にやさしい。


小学校時代は特別支援学級に在籍していて、中学からは、籍は特別支援学級に置き、通常級で学習をする機会を徐々に増やすことに向けてに取り組んできました。

1年かけて確かめて、2年生からは通常級に籍を移して頑張ってきました。

小学校時代、学習状況はやや遅れていましたが、中学入学後は持ち前の真面目さと頑張りで、学習の進捗については1年でほぼ取り戻し、2年生になったときには、成績が学年順位としても上がり始めたほどです。


ずっと、授業のように学習内容を説明する時期があったのですが、去年の10月くらいだから、中2に進級して半年くらいということですかね?
そのころには、ぐるんぱの学習でもテキストを渡して、解いたら自分で採点までする。
解説を見て分からないところを一緒に確認する。

そういうやり方に移行してきました。

十分自分一人で学習する力もついてきました。

そこで、年末に保護者の方にも本人にも

「学習の困り感って最近減っているんじゃないですか?」

「もちろん、ここがあって安心するって思っていただいているのであれば、続けてもいいけれど、もし高校進学に向けて選択肢をもっと広げたい、受験に向けてもっとがっつり勉強したいというのであれば、学習塾に切り替えるのもアリだと思います。」

「そこまでなくても、自分で学習も出来ているようだし、自宅学習という道もあるかもしれません。中学生活残り1年となるので、ぐるんぱ以外の道も考え始めてもいい時期かもしれません」

とお伝えしました。

数週間後、彼の持ってきた答えは「3月でぐるんぱを卒業しようと思います」でした。

「そして、残り数か月部活を全力でやっていく」

「部活に打ち込んでも余裕がありそうだったら新学期から学習塾も考える」

「やっぱり今は部活だけと思ったら引退するころまでに塾、という風にしようと思う」

と言い添えてくれました。


そうか、と僕もうれしく受け止めました。


そして、昨日がぐるんぱでの最後の学習。

時々テキストから目を上げ、こちらを見てニコリとして、「あぁ、やっぱりちょっと寂しいな」と漏らしたりもしますが、「でも頑張ろっと」とまたテキストに目を戻す。

こういう1時間でした。

最後の5分くらいを使って、出会ってから長かったね~、とおしゃべりをして過ごしました。

ぐるんぱに来たくない、辞めたいって思った時期ってぶっちゃけあった?と意地悪な質問もしてみましたw

でも「勉強難しくていやだと思った時期はあったけど、ぐるんぱは安心してこれた」と少し大人びた答えが返ってきて、ここでも彼の成長を感じました。


最後、お母さんがお迎えに来てお互いに「本当に長い間ありがとうございました」とあいさつを交わしたら、お母さんが涙ぐむものだからこっちまで涙腺が緩んで…


本当にいい出会いでした。


それから、一昨年くらいから「途中退会」というより「ステップアップ」「卒業」という形に近い子たちには、僕の名刺を彼らに渡しています。

「何かあればいつでも事務所に寄りな」

「困ったとき、家族にもなかなか相談しづらいことがあったら連絡して」

と。

みんな嬉しそうに受け取ってくれるのがまたたまらないんです。


頑張れ!

はい!

でハイタッチしてお別れでした。


こういう瞬間、ぐるんぱをやってきて本当に良かったと思えるんです。


がんばれ!

いつも応援してるぞ!

2024年3月12日火曜日

あくまで「学習を通して」

学習サポートをマンツーマンで行ってきています。

そうすると嫌でも目の前の子どもたちの学習の取り組み状況が見えてきます。

スラスラ解けているときも、そうでないときも。


スラスラ解けないときも直ぐに助け舟は出しません。
時間がかかっているだけかもしれないから。

でも、不器用さんでSOSのサインがなかなか出せない子もいます。

そういう子はまず「分からないときには助けを求めて良い」ということを知ってもらうことがスタートだったりします。

上手に助けを求められる。

これも自立への一歩だと思うのです。

そして、一度助けを求めることを覚えると様々な場面でそれが可能になります。

学習サポートもやはり塾とは違う、ぐるんぱの良さを出していきたいと思っています。
「学習を通して」という具合に、あくまで手段で勉強できるようになることが第一ではないのがぐるんぱの学習サポートです。

2024年3月11日月曜日

姿勢と学習

ぐるんぱの学習サポートに通ってきている子どもたちのほとんどが、学習について苦手意識を持っています。

そして、多くの子が背中を丸めて机に向かいます。
(中には、多動的でゆらゆらしている子もいますが…)

卵が先か鶏が先か、みたいなはなしですが、学習が苦手で自信のなさや面倒くささが背中を丸めさせるのか、そもそも座位が不安定だから学習に影響を及ぼしているのか…どちらが先かは分かりません。

でも、そのくらいに姿勢の良くない子が多いのは一つの事実です。


筆記面と目の距離が近く、視野が狭くなっている。
背中が丸まって、呼吸が浅くなっている。
そもそも体力問題で丸まってしまっているとするなら、集中力なんて持つわけもない。

ぱっと考え付くだけでも数個は仮説が立てられそうです。


「姿勢よく座りなさい」なんていうつもりは全然ありませんが、「かもしれない」ということを含めて「出来そうならチャレンジしてみよう」という提案はしていきます。


導入は楽な姿勢で嫌悪感を抱かせないという時期だと思うから、ある程度許容します。
次第に「こういうことも意識してみよう」という声掛けや手立てで、学習の苦手さの原因では?というものを一つずつつぶしていくようにすることが多いです。
姿勢もここに含まれます。

実際、背筋を伸ばして椅子に座る方が疲れにくいですし、視野も広がるし、杯も広がって呼吸も改善されます。

これが身についてくると、途端に番所がうまくいくということだってあります。

何も上手に学習内容を説明するだけが学習サポートではないんです。
学習、学びを得ていくための土台づくりがぐるんぱの学習サポートの目的ですから。

2024年3月10日日曜日

大切に思ってもらえるような場を作る

 今月から新しいスタッフを仲間に迎え、土曜日の午前中は彼女に学習サポートを任せるようにしようと準備を着々と進めてきています。


今日も、申し送りを済ませた、これまで僕と学習してきていた中学生男子と彼女の学習を見守っていました。

上手にコミュニケーションをやりながら、彼女自身の支援観、教育観、子ども観を示しながら、展開してくれていました。

もちろんぐるんぱの方針から外れることもなく。

安心して、見守ることができます。


頼もしい仲間が少しずつ、本当に少しずつだけど増えてくるのはうれしいこと。


ぐるんぱを大切に思ってくれる仲間をこれからも少しずつ増やしていきたいと思います。


そのために、まずは「ぐるんぱを大切にしたい」と思ってもらえるような、僕自身の振る舞いとぐるんぱの体制を考え続けていきたいと思います。