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2018年12月24日月曜日

長期休暇の宿題への向かい方

長期休暇中の子どもたちの宿題。

僕は基本的に「宿題無くても良いんじゃないかなぁ」と思ってしまう性質です。
とは言え、身内に教員がいるので、出す側の気持ちとか意図とかもわからないではないですが。

この時期、学習サポートでは「冬休みの宿題を手伝って」という声が大きくなります。

これに応じていくことになるのですが、大きく分けて2通りの対応を取っています。

・宿題を通して学習内容の確認と定着を図る。
・学習内容の定着や理解と宿題を終わらせるということを別建てて考えていく。

前者は、比較的本人の理解度と宿題の内容に大きな開きが無い場合です。
サポートとしては、スムーズに進行できるようにこちらで下拵えのような仕掛けを用意したり、苦手な箇所から一緒に終わらせて、僕のいないときには自分で出来るところをするという体制を目指せるようにすることです。

後者は、本人の理解度と宿題の内容に開きがある場合です。
この場合、冬休み中に「宿題を終わらせる」ということに焦点を当ててしまいます。
申し訳ない気もしますが、本人が理解できているか否は置いておき、とにかくワークやプリントを終わらせることを目指します。
宿題が終わっていないと新学期の登校が憂鬱になり、行き渋りや不登校の要因になりかねないケースもあるからです。
答えを写すということもしてしまうことがあります。


長期休暇、いろんな過ごし方をする子どもたち、ご家庭がありますが、平時よりは大体に於いて家族で過ごす時間が増えるものです。
それで、宿題が原因でお互いにイライラするというのはもったいない気がしてなりません。

せっかく家族で過ごす機会が増えるわけですし、休みにしか体験できないことに出会う可能性だってありますから、その足枷にならないようなこともサポート側の役割かな?と僕自身は考えています。

それから、親子の結びつきということで言えば…
なかなか保護者が子ども宿題にノータッチという訳にはいかないと思います。
保護者も一緒に取り組みやすいものは、「こういう風にしてみるといいかも」という僕の見立てをお話したり、お便りにしたり、あるいはちょっとしたアイテムをお預けしていくということもしていきます。


「学習サポート」と一言で言っても本当にいろんなサポートの仕方があると思います。
僕は出来るだけ子どもたちの実際的な生活に合わせたものを提供していきたいと思っています。



お尋ね、ご相談はいつでもどうぞ。
連絡先はブログ上部に記載しておりますのでご確認をくださいませ。

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