その「ある方」というのは、ぐるんぱの生徒の保護者(母親)です。
このお母さん、以前は広告代理店でお仕事をしていたとのことですが、子どもが生まれてから仕事を離れて、今は別の仕事をパートタイムでしているようです。
このご家庭は、ご夫婦で交代と言うか、どちらかがプールへ引率をしてくださっています。
お父さんとお話している折、お母さんがそういう経歴を持っていることをお話してくださいました。
そこで、思い切ってお母さんへパンフレット作製の件を打診してみました。
もちろん、お仕事として、です。
もちろん、お仕事として、です。
すると、お母さんの方でも「そういう仕事が好き」という言葉と共に、快くお引き受けいただきました。
お忙しいとは思いますが、お願いする運びとなりました。
ゆっくり、ゆっくり打ち合わせをしながら取り組んでいただいています。
ぐるんぱのパンフレットはもともと僕自身の手作りからスタートしているのですが、それもそろそろ作り変えたいな、と思っていたところです。
そこへお母さんの話が耳に入り、「ぐるんぱのことを知っている方にお願いできたら良いのに…」とかねてより思っていたことを形にできそうだ、という次第です。
ぐるんぱの保護者の中には、結構こういう方がいらっしゃいます。
(世間を見渡すと、ぐるんぱの保護者に限った話でもないことは確かですが)
子どもの生まれる前は別の仕事をしていたけれど、子どもが生まれて、その子供が障がいを持っていて、家を空けることが難しかったり、万が一の時にはいつでも子どもの元へ駆けつけられる態勢でいないといけないという方が。
その為、フルタイムで正社員として働くことが出来ない、あるいは一時的にでもパートタイムに切り替えないと働けない、という方が。
とてもすごい、と言うか素敵なスキルや経験を持っている方が、社会には潜在的にたくさんいらっしゃいます。
そういう方たちの現況を踏まえながら、「可能な形で」というところさえ探っていくことが出来れば、初めは小さなことからかもしれないですが、社会を動かすことだってきっとできるはず。
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