「何度言っても変わらない…」
「同じことの繰り返しで…」
いろんな相談事と向き合う中でという言葉をお聞きすることは多いです。
この言葉の中で、気になるのは、手立てを打ってはいるけれど、行動が繰り返されているというところです。
ということは、その手立てが相手にとって効果のあるものとなっていない可能性があるのです。
では、どのようにして考えていけば良いのか?
「どう伝えれば良いのか?」
というところから考えていく必要があります。
伝えることは変えずとも、伝え方が相手に合っていない、ということはあり得ることです。
「これまで」してきたことを手放すのは勇気がいることかもしれませんが、それで効果が無くて「困っている」のであれば、それは、手立てとしては手放すべきです。
それに固執するのは、こちら側のエゴかもしれません。
このように言う事が出来るのは、「職業支援者だから」と思われるかもしれません。
そうです。
僕はあくまで職業支援者。
ご家族とは違う視点で、ご家族のしにくいことをしていくことが、僕の役割だと考えています。
ご家族の気持ちに寄り添うことと、手立てはイコールではないと思っています。
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