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2020年4月9日木曜日

息子の登園時に感じる子どもへのコロナウイルスの影響

4歳の息子と彼の通う保育園のお友達を見ていて感じること。

仕事が少し減っている分、早めにお迎えに行ったり、日によってはお休みをする、ということをしつつも、ほぼ毎日保育園へ通っています。

入園から数えて保育園で迎える4回目の春です。

この春の時期、子どもたちの心はたーくさん揺れます。
進級、クラス編成、先生方の配置…たくさんの“ちょっと前までとは違う”が起こるからでしょう。
息子もこの手には弱く(^^;去年や一昨年は、1ヶ月以上大泣きしながら登園していました。
今年度も絶賛不安定中です(笑)

彼の通う保育園は、3~5才児は、異年齢保育も実施しているので、彼のクラスは卒園と進級に伴って、一部お友達の入れ替わりがあり、先生については退職等で少しの配置替えがありましたが、大好きな先生は昨年度に引き続き担任してもらっています。

それでも不安定さが見て取れます。
普段なら平気なちょっとしたきっかけで泣いちゃったり、登園時にタッチやバグが増えたりして離れたがらなかったりします。

周りのお友達を見ていても、そんな傾向が見えるので、そういう時期だとは思います。
大人だってそういうものでしょう。


ですが“大泣き”する子が今年は少ない気がします。
涙ぐんだり、離れ難そうにする子はいますが、昨年、一昨年と比べて登園時に「うわーーん!」という泣き声が少ない気がします。

コロナウイルスの影響で大人たちの生活も、見通しも立たず不安に包まれている方も多いはずです。
いつもとは違う生活パターンの方も居るでしょう。
社会的に見ても、明らかに平時とは違います。
張りつめた感じが漂っています。

そのためじゃないか?と思うのですが、涙ぐんだりシクシクなったりすることはあるものの、大泣きしてお父さんお母さんを困らせちゃいけない、みたいなことを肌で感じている子は多い気がします。

「なんだか大変そう」
「僕も頑張らなきゃ」
「私もお手伝いしなきゃ」
という声が聞こえてきそうです。

実際に息子のお友達からも
「コロナで大変だからお休みの日もお家で遊ぶんだよ」
「晴くんのパパもコロナで大変?」
「みんなマスクしてるよね」
というような言葉を掛けられますし。


確かに朝の時間に大泣きされたり駄々をこねられたりすると大変な保護者も多いでしょう。
でも、大泣きしなくて助かる、というのは健全ではない気がします。

もちろん、こういう時期でなくても、全てを叶えてあげられないという事情はありますが、今、子どもたちも普段ならしていない“踏ん張り”をしちゃっているように見えて仕方ありません。

毎日でなくても良いし、長い時間でなくても良いから、“思いのまま”表現出来る時間や、それが出しにくくなっているのであれば“引き出す”ような機会が子どもたちに、必要な気がしています。

思いのままされると大人も怒っちゃう、ことあると思います。
人間ですから。
そういうのがあった方が人間的で家庭的だとも思います。

それでも「踏ん張ってくれているのは分かっているんだよ」を心のどこかに留めながら怒るのと、そうでないのとでは全然違うと思います。

子どもたちの心の中にも蔓延しかねない
この騒動。
本当に早く収束に向かって欲しいです。

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