人の欲求を満たすことが仕事、ということは言うまでもありません。
もちろん、僕もそういう意識を持ちながら仕事をしているわけですが、1つ心掛けていると言うか、気を付けていることがあります。
それは「○○して欲しい」とい欲求にはストレートに応えないようにする、ということ。
これに1度応えてしまうと、依存関係を生みかねないと思っています。
経験的に言って。
じゃあ、どこに応えるのか?
「○○したい」という欲求に対しては、「どうやったら満たして上げられるかな?」と考えます。
微妙な違いですけどね。
「○○して欲しい」というのは、端から他人に頼ろうという意識が全面に出ていますから。
自分で動かない、人任せにする人は、こういう欲求を表出してきます。
「○○したい」という欲求には、自分でもなんとかしたい、という意識が含まれます。
例えば「美味しいものを食べたい」と「美味しいものを作って欲しい」では、違いますよね?
そういうこと。
「美味しいものを食べたい」と思う人は自分で作るなり、食べに行くなり、自分で動くことが前提なんです。
「美味しいものを作って欲しい」と思う人は「誰かやって~」の姿勢なんです。
だから「○○したい」は満たして上げても良いけれど、「○○して欲しい」には、慎重になって、ストレートに応えることはせず、その中にある「○○したい」を掬い上げるような聞き方をしていく必要があるんです。
そうすると、誰かに誰かに振り回されて悩むことは大いに減ると思うんです。
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