大卒直ぐ、僕はずっこけました。
それはそれは大きく。
自分に自信を持てなくなり、自分の事が大嫌いな時期もあり、毎日が不安で、必要以上に人と比べて、焦って…。
本当に死ぬかと思った日もありました。
そんな日々と時期がありました。
そんな最中に母が言ってくれた言葉があります。
余りに自然な会話の中で出された言葉で、母自身は覚えているか定かではないけれど、間違いなく、今の僕のタフな部分を作ってくれた言葉。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ、と言うし、この大変さくらいまでは私も一緒に買ってあげるから。不真面目に生きてきた訳じゃないから大丈夫よ」
と。
そう言って、家に戻ってきた僕に、時間と優しさをくれました。
さらーっと言ったけど、母の僕に対する覚悟を聞いた気がしました。
守るというか、立ち直らせるというか…そういう覚悟を。
あれから9年。
結婚もして、子どもも授かり、あの時には想像しなかった、想像出来なかった、考えたくもなかった「未来」を今歩けています。
相変わらずマイペースだし、他にお手本の無いような生き方をし始めた僕の人生や生き様に、やはり今も立ち会ってくれている母。
本当にありがとう。
まだまだ母の背中は大きく遠いけど、あの優しさと覚悟とタフさと気高さを追いかけながら、僕は仕事にも家庭にも向かえています。
このブログまではさすがに見ていないだろう。
まだ面と向かって言う気概は持ち合わせていないけれど。
本当にあなたの息子でよかった。
ありがとう。
僕も、あなたの息子らしい愛情を持って晴哉を守り育んでいきます。
あなたに恥じない生き方をしていきます。
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