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2019年4月11日木曜日

保育士さんの積み重ね

新年度のクラスに向けて、慣らし保育が始まってから、保育園への行き渋りをしていた息子。
泣いて登園する日が続いていました。
それが昨日から笑顔を見せて登園してくれるようになっています。

以下、Facebookに投稿した分のコピペです。

今日も息子は笑顔で登園していきました。
昨日の投稿では、“親目線”“親側の積み重ね”“子どもの頑張り”みたいなところにフォーカスしていました。
今日は、保育園の先生方の積み重ねというか、優しさが見えた朝でした。
保育園に送り届ける車内でのこと。
晴哉「A先生の真似しようかぁ」
(お、急にどうした😄?)
僕「うん、見せて~。どんなことすると~?」
晴哉「こうすると~。見てて~。」(ニコッ)
A先生とは、今年度息子の担任になった男性保育士の先生です。
満面の笑みをこちらに向けてくれました。
僕「そうかぁ。A先生、そうやって笑ってくれると?」
晴哉「うん、A先生、優しいと~🎵
息子の通う保育園は、男性保育士さんがかなり少ない。
と言うか、確か1人じゃないかな?
今年度は、その先生が担任になってくださっているのです。
とってもスゴいと思います。
先生の真似をする、で笑顔ですよ!
これまでもとっても丁寧に保育をして頂いていると感じてきています。
きっと、たーくさん、それぞれの子どもたちの保育について検討を重ねていらっしゃるのだろうなぁ。
ありがたい限りです。

2019年1月15日火曜日

お腹の中の話

先にSNSでは登校した内容ですが、ブログにも残しておこうと思いまして、コピペしました。
↑写真は連休中の一コマ

つい先ほど、晴哉を保育園へ連れていく車の中での会話。
出発直前に、虫の卵を見つけて、「なんで卵から生まれるん?」と最近増えている“なんで?”攻撃がきっかけでした。
流れの中で急に「晴は、お母ちゃんのお腹の中におったねぇ」と自ら話し始めました。
それで、ふと聞いてみたくなって尋ねました。
僕「ねぇ、晴。お母ちゃんのお腹の中にいた頃のこと覚えてる?」
晴哉「うん、お母ちゃんのお腹の中ねぇ、お水がいっぱいあったと。晴ね、寝とったと。でもね、お水がいっぱいでちょっとこわい時もあったと。」
僕「そうなんだぁ。他にもまだ覚えてることある?」
晴哉「うんとねぇ…温かかったと。」
僕「へぇ、気持ちよかったと?」
晴哉「うん、気持ちよかったよ。でもね、ちょっとだけ怖かったと。」
僕「そうかぁ。音も聞こえたと?」
晴哉「音?うーん…何の音?」
僕「誰かの声とか聞こえた?」
晴哉「あ、お父ちゃんとお母ちゃんの声が聞こえたと。あとね、じぃじとばぁばの声も聞こえたと。」
僕「どんなこと言ってたか覚えてる?」
少し考えて晴哉「うーんとね…『待ってるよ』って言ってたと。何を待ってたと?」
僕「晴がね、元気にお腹の中から出てくるの、楽しみに待ってたんだよ。」
晴哉「ふーん、そうなんだ。ねぇ、お父ちゃん!ショベルカーがあるよ!見て!」
(笑)
このお話はここまででした。
また機会があれば聞いてみたいな。
胎内記憶の話とかって、聞かないことはないじゃないですか?
僕は、割りと信じているので、我が子についてもいつか聞いてみたいと思っていました。
本当に“お腹の中にいた頃”の話かは分からないですが、自分の言葉でそれらしき話を始めたので、少なくとも彼の持っている思い出だったり体験なのでしょう。
仕事の前に、なんか感動して、今日は一段と元気に働けそうです🎵

2018年9月23日日曜日

兄弟のつながり

ある程度対象児との関係性が築けて来たら、ということにはなるのですが、兄弟姉妹も一緒に過ごすということを、求められたら応じています。

ある男の子のプール。
時間が合う時には、その子のお兄ちゃんも一緒にプールに入ってきます。
その子は自分で基本的に過ごせる子で、指導と言うほどのことはしないですが、割と近くで、僕と弟のやり取り見ていて、僕も彼ら兄弟の様子を見ています。

弟は兄を真似て身体を動かそうとするし、兄は弟の様子を気にかけて…
とてもいい距離感でプールの時間を過ごしてくれています。


レッスン中、ふとお兄ちゃんの方へ目を向けたら、僕が見ていることに全く気付かぬ様子で、弟の泳ぎを一心に見つめていました。

それはそれは、ものすごい真剣なまなざしでした。
何を思っているのか定かではありませんが。

弟の頑張りに目を見張っているのか。
弟の特性について考えているのか。
自分の泳ぎと比べているのか。
家族のことを考えているのか。
これから先のことを考えているのか。

すごい真剣な顔なのですが、何というか…愛情にあふれている表情に見えて仕方がありませんでした。
弟を守ろうとする、とでも言えば良いですかね?
ある種の覚悟のような表情にも見えなくもない、そんな強い表情でありつつ、弟のことが好きでたまらないというような愛情にあふれた表情。

見ていてなんだかジーンとするものがありました。

弟は直向きに泳ぎを練習しています。
それでもきっとお兄ちゃんの思いは受け取っているのだと思います。

あれだけ仲の良い二人。

これからそれぞれに成長していく中で、2人の関係の見え方は変わるかもしれません。
それぞれに世界が広がっていきますから。
それでも、きっと二人は強い兄弟愛でつながっているのだと思います。

2018年4月11日水曜日

カメの飼育で見ているものは?

「放課後等デイサービスえるそるむなかた」の学習サポート。
今日は入学式という学校も多く、式に出席しない児童は朝から「放課後等デイサービスえるそるむなかた」に来るとのことで、僕も午前中からお邪魔していました。

数週間前から「えるそるむなかた」では、カメの飼育を始めています。
子どもたちの希望で始まったものです。

カメの飼育が始まってからの子どもたちの様子を見ていると、とても面白いです。
「飼いたい」と言い出した男の子たちはせっせと水替えやカメの甲羅磨きをしています。
自分たちが「えるそるむなかた」に来ない日には先生方にお願いをして、自分たちがいるときには自分たちでしているようです。

このお世話の中心になっているのは高学年で、彼らはカメに対する知識もある程度持っていて、エサの量や、水槽内の環境についても「これがいる」「それはいらないんじゃない?」と話をしたりしています。

こういう子たちがいる一方で、「まだよく世話の仕方が分からないなぁ…」と少し遠くからお兄さんたちの様子を眺めて、時折水槽を除く程度の低学年の子たちもいます。

彼らは彼らでとても面白い様子を見せてくれます。

ある低学年の子は「カメさん、ここ狭くないのかな?」とカメを気遣う発言をしていました。
また別の子は「(高学年の子がエサをやった後の水槽を覗いて)ごはんがプカプカしてて食べにくそう」と言っていました。
他にも「甘いもの食べたくならないのかな?」と尋ねてきた子もいました。

低学年の子たちは、カメに対する知識の代わりに自分たちの生活を当てはめるようにして、自部たちの生活と比べるようにしてカメの生活を眺めているようです。

これは、とっても大きな学びだと思います。

自分たちと何が同じで、何が違うのか…そういう学びの機会になっているようです。

彼らが、これから「カメさん」から学び得ていくものがどんなものであるか、一緒に見ていきたいと思います。

2018年3月29日木曜日

「うち、お店でがんばってたろ?」

先日、ウエイトレス体験をしたOさんとのプールでした。

彼女とは、「放課後等デイサービスいーりすむなかた」から、僕の車で一緒にプールへ向かいます。
(水曜日、僕が学習サポートでいーりすにいるので)

今日、車に乗り込んで彼女が開口一番に言った言葉。

「この前、うち、お店でがんばってたろ?」

でした。

なんて素敵な言葉でしょうか。

自分の頑張りを自分で認めて、誇らしく胸を張る姿。

いつも、人にも自分にも真っ直ぐな彼女らしい言葉だなぁ、と感心しました。

「どうだった?」ではなくて。

「がんばってたろ?」ですよ。

誰かと、何かと比べることなく、自分の中で、満足していないと出てこない言葉です。

彼女自身の中で、とっても前向きに今回の体験を消化していっているのだろうな、と思います。

これから高校生。

そして、3年後には進路選択が迫ってきますが、きっと、その時にはこの春の体験がイキイキと活かされる気がします。

「あの時どうだった」
「あの時ああなってしまった」

反省を口にするよりずっと難しく、ずっと尊い一言だと思いました。

彼女を見習おう。

「今日も僕、頑張ってたろ?」
「頑張ったよ」

と、1日の終わりに言ったり思ったりしながら、布団に入れたら、きっとそれは幸せ。

2018年3月26日月曜日

憧れのウエイトレスに♪

一緒にプールをしているOさん。

4月から高校生です。

そんな彼女の夢はウエイトレスになること、だそうです。
(てっきり夢は「永田のお嫁さん」かと思っていたのでちょっぴり寂しいのです(笑))

彼女の夢への一歩として、この春休みに「ウエイトレス体験」をすることになったようで、今日は、ウエイトレスOさんに会いに行って来ました。

お店に入ると、オーナーさんとOさんが並んで「こんにちはぁ」とお出迎えしてくれました。

僕の姿を見ても、一お客さんとして振る舞おうとする、彼女の一途さにまず心を打たれました!
ニコリと、少し緊張気味ではあるけど、彼女らしい笑顔を向けてくれました。

席に案内されて腰を下ろして間もなく、彼女がお水を運んできてくれました。
「どーぞー」と。

お水を届け終えたらオーナーさんから「そしたらお客さんの注文を待つお仕事をお願いします」と言われてコクリと頷いて待機していました。

注文を決めてお店の方に合図を送ると「お客さんの注文を聞いてきてください」と指示を受けた彼女がやってきました。

「注文はなんですか?」

Yさん(今日はえるそるむなかたの職員さんと行って来ました)が先に注文を伝え、続いて僕が伝えました。

二人とも別々のスムージーを注文。

最初は上手くオーダーが通らず、でしたがめげずに聞き直しに来てくれました。
こういうことって、本当によくありますよね。
そうすると(あ…)と落ち込みたくもなると思うんですよ。
彼女ももちろんちょっぴり凹んだ感じはありましたが、それでも彼女はめげなかった。

オーナーさんに僕らの注文が伝わるまで、投げ出さずにウエイトレスの役目を果たしていました。

オーダーが通ってから程なくして、スムージーをOさんが運んできました。
「スムージーです」

溢さないように、ゆっくり。
お客さんが注文した、オーナーさんが丁寧に作ったスムージーを。
真心を込めてテーブルまで運んでくれました。

ありがとう。

しばらくして、遅れて僕らと合流したOさん親子(えるそるのスタッフさんと、その息子さん)のオーダーも聞き、オーナーさんに伝え、出来たものテーブルまで届け…

合間にも他のお客さんが来たり、注文が入るから、本当に忙しかったと思います。

途中でちょっぴりくたびれた感じはありましたが、お客さんの前では丁寧に一生懸命にウエイトレスをしていました。

いつものプールで一緒におバカをやって、はっちゃけているOさんとは別の姿がありました。

ちょっぴり働くことの大変さという現実を味わいつつ、夢に近づいた充実感も味わいつつ。

いいなぁ。

僕は所用で、えるそるの先生たちより一足先に失礼することになったので、先にお会計を済ませました。

お会計を終えたらオーナーさんとOさんが並んでお見送りに来てくれました。

ウエイトレス姿を写真に収めようと思ったら「写真には撮らんでー、はずかしいやん」と、少しいつもの彼女っぽさが覗いて。

そうかー、残念、と目に焼き付けて帰ってきました。

あと1日あるようなので、頑張ってね。

すごい、穏やかな気持ちで帰り道に着きました。


…そしたら30分後!

店に残っていたえるそるのスタッフさんとOさんが並んで写っている写真が、Yさんから送られてきたではありませんか!

な、なにーーーー!?

僕とは断ったのに何事じゃーー!?

ちっくしょーーー!!
羨ましい!!

ま、良いんですよ。
レンズ越しでなく、彼女のウエイトレス姿はこの目にしっかり焼き付けましたから。
良いんですよ。

別に…ね。
拗ねちゃいないですよ(笑)

そういうところも彼女らしいんです♪

きっと、この件で僕にツッコミをもらうことを期待しているんですよ。
だから、僕は水曜にある彼女とのプールで、期待に応えるべく、思いきりウエイトレスの話題で彼女と盛り上がるつもりなのです。

そんな決意を抱える夜のつぶやき。

2018年2月21日水曜日

あれ「も」これ「も」

放課後等デイサービスえるそるむなかたでの学習サポート。

小学2年生のKちゃんと大学生の支援員さんのやり取りがとっても素敵でした。

Kちゃん、ここのところたまに「宿題に苦戦しているようです」という支援員からの報告もあったので、若干気にかけていた子でした。
けれど、僕が彼女のいる部屋に到着したときには大学生の支援員と一緒に宿題に取り組んでいるようでしたので、僕は他の子のそばへ。

僕がその子との学習を終える間際になって、何やら様相が変わってきました。

徐々に駄々をこね始め「もう!!!」と感情を爆発させ始めました。
鉛筆を投げて、つけていたマスクを投げ捨て、友達に当たり散らし、プリントも投げて…

Kは、今日は体調もイマイチだったのかもしれません。
マスクをしていましたし。

そんなKに大学生の支援員は上手に寄り添っていました。
しばらくは黙って彼女のやることを見守り、プリントを破ろうとしたときには「それはダメだよ」と優しく声をかけ、また見守りに戻り…。
(それを破かせてしまうと『破けたら戻せない』からプリントを目にする度にぶり返しちゃうだろうから、止めていいと思いました)

すると直に嗚咽を漏らすようにして泣き始めました。
Kにしてはとても珍しい泣き方でした。
でも…こういうと変かもしれないですが、その泣き方はこの場面では必要だったように思います(時間があればもう少し思い切り泣かせてあげたいところでした)。

その嗚咽が治まったころ、今度はK、鉛筆削りを取ることを大学生に「要求」したり、涙と鼻水で濡れたマスクを投げ捨てて新しいマスクを「要求」したり、そばに置いていたランドセルを片付けることを「要求」し、周りの友達にも静かにすることを「要求」していました。

この様子、僕は「宿題『も』思い通りにいかない」「周囲の環境『も』思い通りにいかない」「自分の思い(すら)『も』思い通りにいかない」…
あれ『も』これ『も』「思い通り」にいかない苛立ちと悔しさと寂しさ…そんな風に見えました。
それが後半は「要求」を通して、自分の「思い通り」を作っていって自ら落ち着こうとする様子のように見えました。

それに大学生がただただ付き合っていました。
それがなんか良かった気がします。

宿題も終わらせなくても良しとしたのも彼女のナイス判断だったと思います。

あれ「も」これ「も」思い通りにいかない日ってありますよね。

きっとKにとって、今日はそんな日で、それに寄り添ってくれた大学生先生は、必要な存在だった気がします。

2018年1月25日木曜日

2度の声掛けだけの支援

小学校1年生のS。

友達や他の支援員さんらのやり取りが気になり、自分も入りたくて仕方ない様子。
目の前のテーブルには宿題のプリント(苦手な文字の書き取り)を置きつつ…集中してやれば5分もかからずに終わるであろう量だけれど、やっぱりなかなか取り掛かれない…

(うん、わかるよ。苦手だし、楽しそうだし、やらなきゃいけないけれど、気持ちの準備が必要なんだよね)

ついには、他の支援員さんと友達の触れ合いに参戦。
でも、視線はチラチラと宿題へ。

(いいよ、少しずつ準備をして)

支援員さんも宿題のことが気になりつつも、一緒に遊んでくれている。

時折支援員さんも「宿題まだせんと?」と声をかけてくれる。

Sは「しなーい」と。

(でも少しずつ気持ちは宿題に向かっているみたいだね)

一しきり、遊んだところで「そろそろしてみたら」という支援員さんの声掛けで、腰を下ろし、宿題へ向かう。

でも、なぞり書きもビュッ!ギュッ!という感じで、はみ出る。

永田「いいよぉ、慌てなくて」

この一言で、なぞり書きがゆっくりとなり、はみ出なくなる。

3文字書いたところで、お友達の言葉が耳に入り、話題に入って中断。

約2分後、再度宿題へ。

カタカナの「ク」をあと4回書くだけ。

でも、またビュッ!ギュッ!という書き方に戻っている。

2文字書いて残り2文字のところで再度「慌てなくて良いよぉ、ゆっくりどうぞぉ」の声掛けで、ゆっくりなぞり書きが出来る。

永田「慌てなくて良いんだよぉ、こんなにきれいに書けたろ?」

S「うん」(目は嬉しそうだし穏やかだった)

(よかったね、自分らしくかけたね)



きっと、苦手なことでやるのは億劫で、やり始めたら早く終わらせたい、ということなんだろうな。
音読が苦手だった僕は、読み方が怪しい漢字の部分は小さい声で早口でやり過ごそうとしていたから、それと似たような感じなのだろうな。
「慌てなくて良い」という言葉を使ったけれど、力を入れて早くやることが、このときの彼の「頑張り」だったと思うから、「そんなに頑張らなくても良いんじゃない?」というニュアンスを含めて声をかけたつもりだった。
力を抜くきっかけ作りが出来たかな?

僕としては、これでも良いと思っている。

むなかたアホークスのキャプテン永田です

野球が好きなR君。

R「先生!今度のソフトバンクホークスのキャプテン誰か知ってる?」
永田「うん、知ってるよ…僕!」
R「違うやろ(笑)!!正直に言えーー」
永田「本当よ、王会長からも頼まれたっちゃけん。まだ秘密にしておくように言われているから黙っておいてよ」
R「だーかーらー、違うでしょう?謝って!」
永田「…ごめん。本当は違います。…キャプテンじゃなくて、ピッチングコーチになるんでした」
R「だーーー!!違うでしょう!!(笑)本当は違うでしょう!あほーー」
永田「あほーー!?ごめん、違った違った。僕はソフトバンク…むなかたアホークスのキャプテンだった」
R「あ゛--、もういいよ!」(笑)


こんな調子で10分近くもやり取りして、二人で笑い倒しました。

もう、何にも考えなしに、ただただ、バカなことを言って、ただただ笑い倒す。

そういう時間もたまには悪くないと思うのです。

2017年12月28日木曜日

初めてのトランプ

学習サポートとは別でしたが、えるそるむなかたに用件があり、立ち寄ったときにたまたま子どもと支援員がトランプをしているところに遭遇しました。

なにやら面白そうなことになっていたのでしばらく眺めていました。

小学校中学年のS、男性支援員のDさん、女性支援員のTさん、それにこの場面の中心になる小学校低学年のYの4人が“大富豪”をしていました。

要はこの“大富豪”のルールがオーソドックスなものに加えて、えるそるの子どもたちのオリジナルなのか、地域差なのか、ジェネレーションギャップなのかは分かりませんが、僕も?となるほどに細かくルールが設定されていて、Yは着いていくのが大変だったのです。

女性支援員のTさんに聞いたところ「なんかトランプをすることが初めてらしいんです」とのこと。
“大富豪”の前に“ババ抜き”もしていて、それは上手く出来たらしく、他のゲームにもチャレンジしてみたくなって、上級生のSの提案で“大富豪”をすることになったようです。

YにはTさんが着き、ルールを説明しながら一緒にやっていっていました。

もう次から次に出てくるルールでYは混乱状態(^^;
Tさんも根気強く説明繰り返します。
(二人の根比べみたいな図も出来てて見ている側は面白かったです)

途中で手札を投げて「もう!」と怒り出すY。
「投げ出さないで」と、一緒にやり遂げて成功体験を積ませたいと願うTさん。
やはりやり遂げたいY。

Yの駄々に面倒くさそうながらも待ってくれているS。
支援員のDさんもSが待てるように合間に声をかけてくれます。

多分、役割は違うけどそれぞれが「一緒にやり遂げたい」という願いを持っていたのではないかな?と思うのです。

なんとかかんとかゲームを進めて終盤に来たところで、Dさんの容赦ない展開でDさんが先に上がりました。
続いてSが上がり…Yはビリになったことで再度立腹(笑)

みんなに「ゲームだからね」とたしなめられてもなかなか納得出来ないY。

Sはもう1ゲームしたいらしく、次のゲームをさっさと始めようとしました。

支援員はYにもう一度するか尋ねていましたが、Yはへそを曲げて別の遊びを始めてしまいました(それでも気になるのか場は離れませんでした)。

Yのことだけを考えるなら、もう少し違う展開があってもよい気もしたけど、場を考えたら、これも良い経験かな(^-^)

独自の世界観とオリジナルの遊びと若干のこだわりのために、なかなか集団遊びの輪に入る機会が難しかったYが、自らトランプゲームに興味を持ち、ドキドキワクワクイライラを抱えながらも1ゲームは「やり遂げた」というのは、とても大切な一歩だったように思います。

永田は何をしていたか?

はい、眺めていただけです(笑)

2017年12月22日金曜日

「“悲しい”思い」か。

今日、小学5年生のKと学習をするために車で移動している最中のこと。

「明日から冬休みやーん♪」とウキウキ話し始めたのですが、途中で宿題の話になって「冬休みもたっぷり宿題が出た~」と嘆き始めました。

K「今日は冬休みの宿題持ってきたからやっていい?」
永田「もちろんいいよ。」
K「冬休みの宿題はさっさと終わらせるんだ」
永田「やる気満々やね」
K「やる気はないよ。ただ早く終わらせておきたいだけ」
永田「なんで?」
K「夏休みの宿題、オレ、夏休み中に終わらせなかったやん?」
永田「うん、そうやったね。踏み倒す!みたいなこと言ってたもんね(笑)」
K「実はそのせいで2学期の最初の頃に夏休みの宿題のやっていなかったところのコピーをやらされたんよ。20枚もあったんよ」
永田「それはやらな過ぎたね(笑)」
K「でね、オレ先生に言ったんよ「10枚にまけろーー」って」
永田「で、まけてもらったん(笑)?」
K「うん。まけてもらったけど、ああいう言い方したときみたいな“悲しい”思いをしたくないけん、冬休みはとっとと終わらせるん!」

とのこと。

あとから話を掘り下げて尋ねたら、「する時間もあったのに、踏み倒そうとして、踏み倒すのも失敗してやらされていたのに、それすら『まけろーーー』って我がまま言ったのが“悲しい”感じがした」とのことでした。

なんていう健気さ。
「“悲しい”思い」か。
もっと素直にやり取りしたいのだろうな。
担任の先生のこと好きなんだろうな。
普段、文句ばっかり言っているけど(笑)

2017年12月6日水曜日

消しゴム貸そうか?に対して彼は

最近このブログによく登場するS君。
放課後等デイサービスえるそるむなかたの学習サポートにて。

落とした消しゴム探しているS君。

僕は、その消しゴムを見つけていたのですが、しばらく探しているのを見ていました。

なかなか見つからなかったみたいなので声をかけました。

「消しゴム貸そうか?」

すると彼の返事が頼もしかったです。

「いや、(貸してもらわなくて)いいです。借りてしまうと無いままは変わらないから」

たしかにそうなんですね。

ちょっと前の彼なら「間違ったところを消す」というミッションを達成したら満足してしまっていました。
近くに座っている他の子から消しゴムを借りて消して、「ありがとう」と言って消しゴムを返す。

そして宿題を終えた頃には落とした消しゴムの事など、まるで初めから無かったかのように、まるで「無くなるもの」「無くなったら仕方ない」と思っているかのように、部屋から出ていくことも多かったのです。
(実は、消しゴムは彼の足元にあったりするのです。だから、僕が彼に消しゴムを渡すことになっていました。)

そんな彼が「消しゴムを無くしたままにしない」姿勢を示してきたことはとても嬉しかったです。

書き損じをしたら消して書き直す。
これももちろん大切なスキル。

でも僕は今日、彼が示してくれた姿勢の方が、ずっと大切なように思うのです。