学習サポートとは別でしたが、えるそるむなかたに用件があり、立ち寄ったときにたまたま子どもと支援員がトランプをしているところに遭遇しました。
なにやら面白そうなことになっていたのでしばらく眺めていました。
小学校中学年のS、男性支援員のDさん、女性支援員のTさん、それにこの場面の中心になる小学校低学年のYの4人が“大富豪”をしていました。
要はこの“大富豪”のルールがオーソドックスなものに加えて、えるそるの子どもたちのオリジナルなのか、地域差なのか、ジェネレーションギャップなのかは分かりませんが、僕も?となるほどに細かくルールが設定されていて、Yは着いていくのが大変だったのです。
女性支援員のTさんに聞いたところ「なんかトランプをすることが初めてらしいんです」とのこと。
“大富豪”の前に“ババ抜き”もしていて、それは上手く出来たらしく、他のゲームにもチャレンジしてみたくなって、上級生のSの提案で“大富豪”をすることになったようです。
YにはTさんが着き、ルールを説明しながら一緒にやっていっていました。
もう次から次に出てくるルールでYは混乱状態(^^;
Tさんも根気強く説明繰り返します。
(二人の根比べみたいな図も出来てて見ている側は面白かったです)
途中で手札を投げて「もう!」と怒り出すY。
「投げ出さないで」と、一緒にやり遂げて成功体験を積ませたいと願うTさん。
やはりやり遂げたいY。
Yの駄々に面倒くさそうながらも待ってくれているS。
支援員のDさんもSが待てるように合間に声をかけてくれます。
多分、役割は違うけどそれぞれが「一緒にやり遂げたい」という願いを持っていたのではないかな?と思うのです。
なんとかかんとかゲームを進めて終盤に来たところで、Dさんの容赦ない展開でDさんが先に上がりました。
続いてSが上がり…Yはビリになったことで再度立腹(笑)
みんなに「ゲームだからね」とたしなめられてもなかなか納得出来ないY。
Sはもう1ゲームしたいらしく、次のゲームをさっさと始めようとしました。
支援員はYにもう一度するか尋ねていましたが、Yはへそを曲げて別の遊びを始めてしまいました(それでも気になるのか場は離れませんでした)。
Yのことだけを考えるなら、もう少し違う展開があってもよい気もしたけど、場を考えたら、これも良い経験かな(^-^)
独自の世界観とオリジナルの遊びと若干のこだわりのために、なかなか集団遊びの輪に入る機会が難しかったYが、自らトランプゲームに興味を持ち、ドキドキワクワクイライラを抱えながらも1ゲームは「やり遂げた」というのは、とても大切な一歩だったように思います。
永田は何をしていたか?
はい、眺めていただけです(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿