カタカナの学習中の男の子が、公文のプリントを持ってきていて、一緒に取り組んでいました。
すると方デイでアルバイトをしている大学生が尋ねてきました。
「なんで解答欄が○なのと□なのがあるんですかね?」
と。
ふむふむ。
確かに疑問に思うかもしれないですね。
問題製作者では無いので、もしかしたら製作者の狙いは他にあるのかもしれませんが…一緒に取り組む側として推測できることをお伝えしました。
「多分、□の方は文字の形を練習するんじゃないかな?□の方が中心線は取りやすいでしょう?○の方は、文字の形が取れるようになったことを前提としていて『どの文字が入るでしょう?』という問題だと思うよ」と。
既存の、あるいは既製品の課題を行うにしても、そこに問いを持たずにただただ取り組むというのはとても勿体ないと思います。
何故?を持って取り組むことで、教材選定の根拠を示せるようにもなりますし、教材を提供するときにも、その子その子への狙いを持って活用することが出来るようになります。
こういうことに疑問を持つ、彼女。
あと1年少々で大学卒業。
とっても楽しみです。
「?」をたくさん持って羽ばたいて欲しいですね。
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