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2018年3月26日月曜日

be動詞的な過ごし方

子どもたちと過ごすからには、彼らと同じ方向をみていたいです。

ただ、いつでも相手に合わせてもらうだけでなくて、子どもたちにもこちらを意識してほしいと願っています。

お互いに人だから。
そこでは間違いなく対等でいたいから。

例えば一緒に学習しているとき。

お互いに時間を使っているわけだから無駄にしたくないんです。

この「無駄」というのは「学習する」という意味ではなく、「時間を共有する」という意味で。

(気持ちが)バラバラのことをしていたくはないんです。

僕が学習のことについて話をしていたとします。
そのときに、子どもがどうもこちらの話に集中できない。
そういう時、まずは子どもの集中力が反れている理由を探り、そこへ寄っていきます。

これは間違いなく必要な段階だと思います。

だけど、毎回「こちらから寄せる」“だけ”では一対一のコミュニケーションとしては、物足りない気がします。

「こちらから寄せる」だけでは、直に、勉強が嫌いな子でも、僕とのコミュニケーションを詰まらなく、退屈に思い始めることでしょう。

なので、こちらに寄ってきてもらうために「よーし、いくよー」的な予告とお誘いをしていきます。

「今度はこっちにいくよー」と。

そうやって時間を共有して、共に時間を作っていきたいと思っています。

英語でいうところの「be動詞」的な過ごし方をしたいんです。
「存在する」というニュアンスのある「be動詞」的な、ね。

「do」だけじゃ足りない。

逆に別々のことをしていたって、相手との間に「be動詞」があればいいな、と。

仲の良い恋人同士が、同室で、一方は読書をして、一方はパズルをしていても心地よさを共有することってあるじゃないですか?
そんな感じで。

逆に同じことをしていても「be動詞」が無くて、バラバラのときもありますよね?

食事を一緒にしているのに、スマホやTVに気を取られて、共有が出来ていないような。

とにかく僕は子どもたちと「共有する」ということを大切にしたいと思っています。

上手くいかないこともあるし、今は共有したくない、ということもあるかもしれません。
人間ですから。

そういう時には「そっか、今はそういう感じなんだね」という寄せ方で、待つとか。

上手く言えないけど、そういう過ごし方が好きです。

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