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2018年3月1日木曜日

なんでちゃんと区切れるの?

息子の成長を日々見ていると、驚くことだけじゃなくて不思議だなー、って思うことがたくさんあります。

今、言葉をどんどんと覚えて、語彙をメキメキと増やしている息子。

彼を見ているとあることに気がつきました。

「何故かワード毎に言葉を区切れている」んです。

僕らの敢えて教えている言葉じゃなくても、会話でも、テレビでも、ラジオでも…気になる言葉があると、切り取って真似するというか、おうむ返しするんですが、可笑しな区切り方、切り取り方することがないんですよね。

イントネーション、リズムが言葉にはありますから、それらを読み取っているということなのでしょうけれど。

例えば「今日の晩ごはんは、うどんです」というセンテンスだったら、音で言うと「きょうのばんごはんは、うどんです」になりますよね?
そこから言葉を切り取るときに息子は、「晩ごはん」とか「うどん」とかいう切り取り方を必ずします。

「ばんご」とか「どんで」というとんちんかんな切り取りは決してしません。
まぁ、今の例だと使いがちでイメージしづらいかもしれませんが…

おそらく、「本日、日本列島は春の嵐となり、各地で多くの被害が出ました。」みたいに彼にとって全く身近でないワードが並んでいても「嵐」を「あら」と「し」で切り分けてしまうことはないと思います。
「被害が出ました」を「ひがいがで」と「ました」に切り分けるようなこともないと思います。

初めて聞くセンテンスでも「本日/日本/列島/は/各地/春/の/嵐/に/なり/各地/で/多く/の/被害/が/出ました」と区切れているということなのでしょう。

不思議だな~。

もちろんこんな言葉の中から、今の彼が“切り取り”をするとは思いませんが、普段の彼を見ていると、不思議なことに、本当に、僕が知る限り1度も変な“切り取り”方をしたことはないと思います。

脳の働き、発達、あるいは心の発達がそうさせるのでしょうね。

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