息子の成長を日々見ていると、驚くことだけじゃなくて不思議だなー、って思うことがたくさんあります。
今、言葉をどんどんと覚えて、語彙をメキメキと増やしている息子。
彼を見ているとあることに気がつきました。
「何故かワード毎に言葉を区切れている」んです。
僕らの敢えて教えている言葉じゃなくても、会話でも、テレビでも、ラジオでも…気になる言葉があると、切り取って真似するというか、おうむ返しするんですが、可笑しな区切り方、切り取り方することがないんですよね。
イントネーション、リズムが言葉にはありますから、それらを読み取っているということなのでしょうけれど。
例えば「今日の晩ごはんは、うどんです」というセンテンスだったら、音で言うと「きょうのばんごはんは、うどんです」になりますよね?
そこから言葉を切り取るときに息子は、「晩ごはん」とか「うどん」とかいう切り取り方を必ずします。
「ばんご」とか「どんで」というとんちんかんな切り取りは決してしません。
まぁ、今の例だと使いがちでイメージしづらいかもしれませんが…
おそらく、「本日、日本列島は春の嵐となり、各地で多くの被害が出ました。」みたいに彼にとって全く身近でないワードが並んでいても「嵐」を「あら」と「し」で切り分けてしまうことはないと思います。
「被害が出ました」を「ひがいがで」と「ました」に切り分けるようなこともないと思います。
初めて聞くセンテンスでも「本日/日本/列島/は/各地/春/の/嵐/に/なり/各地/で/多く/の/被害/が/出ました」と区切れているということなのでしょう。
不思議だな~。
もちろんこんな言葉の中から、今の彼が“切り取り”をするとは思いませんが、普段の彼を見ていると、不思議なことに、本当に、僕が知る限り1度も変な“切り取り”方をしたことはないと思います。
脳の働き、発達、あるいは心の発達がそうさせるのでしょうね。
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