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2018年5月13日日曜日

話が「どう聞こえるか?」

相手と話をするとき、話の内容と同じくらい大切なのが「話し方」だと思うのです。

どんな口調で、どんなテンポで、どんなトーンで、どんな視線で…そういうことを丸ごと受け止めて、「どう聞こえるか?」というところはとても大切にしたいと思うのです。
その「どう聞こえるか?」が聞き手、僕に対するメッセージだと思うのです。

ただ聞いて欲しいのか。
相談に乗って欲しいのか。
意見を言って欲しいのか。
慰めて欲しいのか。
励ましてほしいのか。
嬉しいのか。
寂しいのか。
楽しいのか。
悲しいのか。
悔しいのか。

どんな風に聞こえるか。

それを無視して相手の話に耳を傾けようとしても、なかなか相手の欲求は満たせず、聞き手の役割としては不十分なように思います。

例えば、彼氏の愚痴を言う人がいたとして、それを聞いて「そんなに嫌なら別れたら?」というのは簡単ですが、その人の愚痴は「別れたい」というように聞こえるのか?ということです。
話をしていて愚痴のはずなのに「あぁ、この人、彼氏さんのこと好きなんだな」と感じる話し方をしている人って会ったことがありませんか?
結構いると思います。
彼氏に限らずです。
夫婦であったり、友人であったり…人の文句や愚痴を言っているようで、実はその人のことが好きで好きでたまらないという雰囲気を醸し出す人。

他には、仕事とかでもありますよね。
職場の愚痴やら文句を並べつつも、仕事が好きで好きでたまらなくて、職場の人たちとそれを作っていくことに情熱を燃やしている人。

子育てなんかもそうですね。
大変だ、ということを言っていても我が子が好きでたまらない人がほとんどですし。
あるいは「もう投げ出したい!」という言葉の裏返しで、なんとかしたいという話をしている人も多いです。

目の前の人が話す時には言葉だけに引っ張られず、「どう聞こえるか?」をしてみては?

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