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2016年6月11日土曜日

「自分らしく頑張りなさい」と言っている人が「男らしく」「女らしく」と言っていたことにガッカリ

その人「らしさ」を僕自身も大切に引き出せるような関わりを心掛けています。
世間の風潮としても「自分らしく」を大切にする風潮が開けてきた感じはありますよね?


でもまだまだ、頭がカッチカチの人も多いのもまた事実だと思います。

「自分らしく頑張ればいい」
「自分らしく頑張りなさい」
「その子らしく頑張らせてあげたい」
「その子らしく成長の階段を歩んでほしい」


こんな風に日ごろ大人同士の会話では、こう口にしている人が、いざ子どもを前にして例えば男の子が泣いていたら「男らしくない」と言っていたら?
女の子がちょっとやんちゃぶりを見せた時に「女の子なんだから」と言っていたら?

その時々、場面にふさわしくない言動があれば注意なり指導していくのは、その人と関わる人間の責任だと思います。

でも今、挙げた例はちょっと違います。

男の子だっていろんな子がいます。
我慢強い子、泣かずに訴える子、泣いて主張する子…

女の子も同様です。
イタズラっ子、手伝いを嫌がる子、男勝りな子…


「男らしくしろ」「女らしくしろ」という言葉に、「その人らしさ」がどれほど含まれているのか…

自分の「男とはこういうもの」「女とはこういうもの」という価値観を押し付けて、型にはめようとしているだけじゃないですか?
と、問いたい。



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