地域活動の一環で毎週月曜日の午前中は東郷駅そばにある「CoCokaraひのさと」という施設で朝市のお手伝いをしています。
それで、昨日も朝市をしていたら、途中で続々と東郷駅から人が出てきました。
なんでも人身事故で列車が動かなくなったとのことでした。
昨日は4月2日。
新年のスタート。
いろいろと推測してしまいます。
行きたくなかったのかな?とか。
嫌だったのかな?とか。
学校にしても職場にしても、「辞める」ということも言えないほどに追いつめられている人がいるということなのでしょう。
いえ、周りは追いつめているつもりもなくて、フォローをしているのかもしれないのです。
それでも責任感とか、先への不安とか、希望がなかなか見えづらくなっている人がいるというのは一つの事実だと思うのです。
「続けることが良い」という文化が日本にはまだまだあります。
僕自身も「頑張るってことは続けること」ということを子どもに伝えていくこともあります。
でも、自分を消耗して、自分を削りながら、をしてまで続けなさい、とは微塵も思いません。
「会社のため」「社会のため」と頑張ることも素敵です。
でも、「仕事のために生きている」訳ではなくて「生きていくために仕事をしている」のですし、「自分の存在を意味づける」ために役割を担っていくのだと僕は考えています。
悩んでいたり、自分を消耗していたりする人には、僕は「やめてもいいんだよ」ということを伝えたいと思うのです。
死んでまで続けなくてはならないことなんて無いと思うのです。
僕は出会う子どもたちに、「続けること」「やめてもいい」という一見、矛盾するこの二つを伝えていきたいと思います。
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