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2016年3月6日日曜日

全部日本語、って話と雰囲気づくりの話

日本で何か勉強をしようと思った時に、「基本的には日本語で説明されながら習う」ということは絶対に大切にしなくてはいけない感覚です。
国語でなくても、算数でもリカでも社会でも。
もちろん英語でも、中国語でも、フランス語でも、聞いたことのないような言語の語学でも。


例えば英語では単語の持つ品詞を理解しないとなかなか文章を組み立てられないということにもなります。
(今思えば、僕はこの品詞の意味を理解していなかったことが中学時代英語でつまずく原因になってました)

名詞、動詞、形容詞、副詞…

英語の学習中に出てくる言葉ですけれど、これらについては、ほぼほぼ最初は日本語で習っているはずです。


他にも、例えば算数でも「足すというのはね…」と日本語で説明されます。

理科も、理論を日本語で学ぶはずです。

社会も、日本語で学習してきたと思います。



でも、成績には差が出るし、聞いていて分からないことが出てくるんです。


何が言いたいかと言うと、学習においては「まずは、その子その子に分かる言葉で説明することが大切」ということです。
大人になって難しい言葉も仕組みも分かるとついつい当たり前のように使ってしまいますが、子どもが必ずしも知っている言葉とは限らないのです。
だから、子どもが「キョトン?」としたところを見逃してはいけないんです。
「あぁ、この言葉が分からないんだ」というのを見落としてはいけないんです。
そこでその言葉について話をするんです。
さらに説明の中で「キョトン?」としたら、それについても説明をするんです。

分かるところまで順に遡っていくイメージが必要です。

ものすごい大変で「それじゃ、進まないじゃん」と思うかもしれません。
でも、そうじゃないんですね。

これってコミュニケーションだから、ちゃんと積み上げられているんです。
「あぁ、この子はこのくらいの言葉だとスッと入っていくな」というラインのようなものが次第に見えてくるようになります。
そこをベースにすれば、遡る、ということが減ってきます。

大切なことは「キョトン?」を見落とさないことと、「キョトン?」としてもいい関係を作ることですかね。
あまりに張りつめていたり、「分からない」ってなったときに聞きにくい空気になっていたりすると、子どもは次第に「キョトン?」を封印して、「分かったふり」を始めます。


自分の失敗談を語ったり、おどけて見せたり、とぼけて見せたり、サブーいギャグをしてみたり、雰囲気を作ることを僕は心がけたいと思っています。

「なんだこいつ?」くらい思われても良いし、思ってもらえたらしめたもの。
「なーんだ…」より100倍マシ。

(「なんだコイツ?」は舐められているようで、実は舐められていないんですよね。「なーんだ」と思われたら、関係が逆転してしまいます)

興味を持ってもらったらグイっと割って入る!

そんなやり取りの繰り返し、積み重ね。


さ、今週も子どもたちとの関わり、大切にしたいですね。



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