誰かに褒められたり称賛されたりすると嬉しいのは、ほとんどの人にとってそうだと思います。
でも、「自分で自分を認める」というのは、ちょっと難しいけれどとっても大切だという事を子どもたちに全力で伝えます。
例えば友達とボウリングに行って、そこでストライクを取ったときに「ハイタッチをする」というのは「称賛されているという事実を感じやすくしている」ことだと思う訳です。
ストライクを取ってもシラーっとしてたらどうですか?
「?なんか物足りない」ってなる人もいるかもしれません。
でも、「ストライクを取れたこと」は事実です。
それを「自分で『よっしゃー俺ってやるぅ!』と満足して認められる」かどうか。
いっつも自信がない男の子。
まぁ特性のこともあると思うので難しいのかもしれませんが、彼が自分自身へ下している評価はめちゃくちゃ低いんじゃないかな?と感じます。
「あ、無理」「あ、なんか違う気がする」…こんな具合にやっていることを中断してしまいます。
でもこちらから見ると出来ている。
これは勿体ない。
「出来ているから続けていこう」という声掛けもしてきました。
こちらから見える姿は伝えてきました。
その上で、今度は彼自身に「出来た」という実感を持ってもらう取り組みとして?
僕が「出来たね」と評価を伝えるのを止めて「出来た?」と尋ねるようにしました。
最初の内は頷きもしなかったのが、少しコクリ。
よしよし。
そこから数か月、今日は彼が「出来てたよね?」と自分で実感しながら確認してきました。
良かった!
でも僕はニコニコで「どうだった?」と尋ねるだけにしました。
そしたら「出来てた!!」と満面の笑顔。
もう、サイコー!!
「そうだね、自分で認められて気持ちいいやろ?」
「うん」
こんなやり取りをしました。
最初は誰かに認めてもらうのでも良いんですが、自分で自分の頑張りや成果を認めるってとっても大切だと思うんです。
自己満足万歳!です。
自己肯定感云々と、直ぐになりますがそんな難しい言葉じゃなくて、子どもたちには自分の行いについて気持ちよく振り返ったり感じたりして欲しい。
そう思うばかりです。
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